アイリストのやりがいや魅力とは? 大変だと感じることも紹介

美容業界において、アイリストとして活躍する人は増えています。高い美意識やまつエクを受けた経験などから、これからアイリストを目指そうという人も多いことでしょう。

そこで、アイリストという職業の概要を伝え、やりがいや大変な点を紹介します。仕事には両方の面がつきものなので、きちんと理解したうえで働くことが大切です。

なお、「アイリスト」はローヤル化研が商標登録している用語のため、許可なく「アイリスト」を名乗ることはできません。

引用元
ローヤル化研:企業の方へ

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アイリストとは|仕事内容・給与・働き方

アイリストを目指すうえで、どんな仕事があるのか、給与はどれくらいもらえるのか気になりますよね。働き方は人によってさまざまであるため、どんな働き方ができるかもあわせて紹介します。

仕事内容|まつ毛パーマやまつエクなど

アイリストの仕事内容は大きく分けて、カウンセリング・施術(まつ毛パーマやまつエクなど)・バックヤード業務の3つです。

カウンセリングは、お客様の理想の形を聞いたり、お客様の目の大きさや地まつ毛の量・地まつ毛の状態などによって似合うデザインを提案したりします。お客様の悩みを引き出し、適切な施術の提案やケアの説明をすることも大切です。

施術は、グルーとピンセットを使って地まつ毛にエクステをつける「まつエク」や、パーマ液と専用のロッドやビューラーを使って地まつ毛をカールさせる「まつ毛パーマ」などがあります。どちらも、お客様の目元や地まつ毛にあわせた高い技術力が必要です。

バックヤード業務は、予約・在庫・売り上げなどの管理をはじめ、店の清掃・スタッフの教育や研修などがあります。

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給与|平均給与は約24万8,000円

アイリストの給料は、勤める企業(サロン)や本人の経験などによって異なるため、一概にはいえません。

実際のデータで見てみると、令和5年の賃金構造基本統計調査において、企業規模10人以上の「美容サービス・浴場従事者(美容師を除く)」(アイリスト以外の職種も含む)の「きまって支給する現金給与額」は、24万7,600円でした。

また、求人サイト「リジョブ」に掲載されていた募集情報(2024年1月時点)を集計した結果では、正社員アイリストの月給は21万3,096~40万6,101円です。

いずれも目安として考えてください。

引用元
e-Stat:賃金構造基本統計調査3 一般_職種(小分類)(役職者を除く)DB
厚生労働省:令和4年賃金構造基本統計調査業種別主な職種早見表

働き方|サロン勤務・フリーランスなど

サロン勤務の場合、正社員・契約社員・アルバイト・パートなどの働き方があるほか、美容師の仕事をしながらアイリストとして働ける美容室併設型サロンもあります。

髪の毛・ネイル・まつエクなどのさまざまな施術ができ、スタイリストとして活躍しながらアイリストの仕事もできるため、幅広いスキルを磨くことができるでしょう。

ほかにも、フリーランスとして面貸しや業務委託といった方法で働く人も。面貸しは、サロンの空きスペースを借りて施術をおこないます。レンタル料や売り上げの一部をサロンに支払うのが一般的です。

業務委託は、サロンに来たお客様の施術をおこないます。一般的には歩合制で、施術料の40~50%を受け取ることができるようです。

キャリアアップのために、独立してサロンオーナーとして開業する人もいます。経営がうまくいかないリスクがありますが、軌道に乗れば収入が高まることも期待できるでしょう。

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アイリストのやりがいや魅力とは?

どんな仕事でも、やりがいや魅力があれば、自分のモチベーションにつながりますよね。アイリストの場合は、お客様の反応を直接自分の目で確かめられるため、やりがいを感じる機会も多いです。

アイリストが実際に感じたエピソードを交えて、アイリストの仕事のやりがいや魅力を紹介します。

お客様に喜んでもらえる

まつ毛が下向きに生えていて目元が暗い・もっと目元を大きく見せたいなど、さまざまな悩みを抱えるお客様が、自分の施術によって喜んでくれたとき、やりがいを感じるとともに自信を持つことができます。

提案したデザインを気に入っていただき、施術後に「コンプレックスがなくなりました。ありがとうございます!」と言われたとき、とても嬉しく思いました。

日々技術を高めていく努力は必要ですが、頑張った分だけお客様にも喜んでもらえるので、やりがいと自信につながっています。

目元にコンプレックスや悩みを抱えていたお客様が笑顔で感謝してくれることに、大きな喜びも感じられるでしょう。

お客様の特別な日のお手伝いができる

成人式や結婚式など、人生の節目となる特別な日に、まつエクやまつ毛パーマなどの施術を任せてもらえることがあります。

「結婚式のときのまつエクは、〇〇さんにぜひお願いしたいです!」と言われたとき、自分を必要としてくれていると感じられました。

成人式に向けて、どうしても目元をきれいにしたいというお客様。アイリストとしてやる気がみなぎり、とてもやりがいを感じました。

お客様の印象を大きく左右する目元を特別な日に任せてもらえるとなると、責任重大です。しかし、アイリストにとって腕の見せ所でもあり、特別な日の演出をお手伝いできることは大きなやりがいを感じられるでしょう。

お客様の信頼を得られる|リピート率UP

来店したお客様が、次もまたサロンに来て自分を指名してくれたり、リピーターになってくれたりしたときにも、やりがいを感じられます。

「今までのまつエクで一番気に入ったので、次回もまたお願いします。」という言葉をもらったときは、大きな喜びを感じました。

別のサロンに異動になったとき、指名してくれていたお客様がわざわざ私の施術を受けに来てくれました。アイリストとして、こんなに嬉しいことはないです。

お客様は、信頼関係を築くことができてはじめてリピーターになってくれるもの。自分のことを頼りにしてくれているお客様ができると、技術や接客スキルを高めるモチベーションにもつながるでしょう。

ひとりで最後まで対応できる

サロンにもよりますが、アイリストはお客様のお出迎えからお見送りまでを1対1で対応することが多く、ひとりで最後まで対応できることにやりがいを感じる人も。

モアリジョブでは、韓国特化型サロン「𝐘𝐮𝐮𝐞𝐲𝐞」代表のアイリスト・YUKAさんにお話をうかがったインタビュー記事を掲載中です。

YUKAさんは、アイリストとしてのやりがいを次のように語っています。

「アイリストとお客さまが基本は1対1でのやりとりになり、いらっしゃいませからありがとうございましたまでひとりで完結できるのがいいなと思いました。自分のやったことがすべて自分に返ってくるので、やりがいにつながりましたね。」

引用元
失敗は成長の糧。叱るのではなく具体的に改善策を提示する アイリスト・YUKAさんの人材育成術

スキルを磨くほど評価が上がる

お客様がリピーターになってくれたり、指名してくれるお客様が増えたりしたことで、職場の人から実力を認められることもあります。とくにアイリストの場合は、歩合制を導入していることも多いため、その評価が給与として反映されやすいです。

これまでの自分の頑張りが認められ、評価を受けて給与がアップしたり、キャリアアップにつながったりすると、やりがいを感じられるでしょう。

技術に終わりがない

アイリストの技術には終わりがありません。同じデザインでもひとりひとり目の形や雰囲気が違うため、その人に合った施術が求められるからです。練習を重ねることで、スキルアップが目指せるアイリストの仕事は、日々学べることに喜びを感じられます。

技術を高めるための努力を続けなくてはならないという大変さもありますが、終わりのない技術を追求し続けることや、その難しさにやりがいを見い出しているアイリストも多いようです。

美容に携わり続けられる

アイリストになる人は、美容が大好きで美容業界へのアンテナが高い人がほとんど。美容に毎日携わりながら収入まで得られることに、大きなやりがいを感じる人も多いです。美容業界は変化が激しいため、仕事を通じてトレンドを学べることも魅力でしょう。

より高度なスキルを身につけたいなら、まつエク専門の資格を取得する方法もあります。

自分の美意識を高く保てる

スキルを磨き知識を得ることで、自分自身を美しくすることもでき、美意識を高く保てることもやりがいにつながります。

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アイリストの大変なこととは?

やりがいとあわせて、アイリストの大変な部分も頭に入れておきましょう。

1. 目の疲れや腰の痛みを感じやすい

集中して施術をおこなうため、目の疲れ・肩こり・腰の痛みなど、肉体的な疲労や悩みを抱えることがあります。そのようなときは、施術の合間や帰宅後などにストレッチを取り入れたり、つらさを軽減してくれるサポートグッズを使ったりするとよいでしょう。

また、施術中に無理な体勢や状態になっていないか意識を向け、できる範囲で改善することも大切です。

2. 緊張感で疲れやすい

施術には常に緊張感が必要なため、精神的な疲労を感じることもあります。自分の精神とうまく向き合うには、練習や実績を積んで自信をつけていくことが不可欠です。

また、プレッシャーの先には前述のようなやりがいが待っていることを信じ、コツコツと努力することも大切でしょう。

3. 時間との勝負

時間内に施術を終わらせなければならないため、スキルとスピードと正確さが必要であることも、大変に感じられるかもしれません。焦ると手が震えたり、手元が狂ったりもしやすくなります。

そこで、ひとつひとつの過程にどれくらいかかるかタイマーで時間を計り、早く美しく仕上げるための練習を繰り返しおこなって、技術アップを目指しましょう。

自分にぴったりの職場を探すならリジョブがおすすめ!

アイリストとして働くための職場を探すには、いろいろな方法があります。なかでもおすすめしたいのは、求人サイト「リジョブ」。美容系求人に特化したサービスで、求人数が豊富なだけでなく、絞り込み機能も充実しています。

職種やキーワードでの検索ができるほか、ワンタップで指定できる条件もたくさんあるので、希望に合わせて設定してみてください。

アイリストにはやりがいがたくさんある! 自分に合った働き方を見つけてアイリストを目指そう

アイリストの仕事は、まつエクやまつ毛パーマなどの施術以外にも、カウンセリングやバックヤード業務など多岐に渡ります。

お客様の反応を間近で見られる機会が多いため、お客様が喜んでくれたり、リピーターになってくれたりするとやりがいを感じられ、頑張った分の評価も給与として反映されやすいです。

とくに仕事に慣れないうちは大変な面もありますが、強いやりがいを得られると、モチベーションも高まることでしょう。

これからアイリストになりたい人の仕事探しには、リジョブがおすすめです。未経験者でも応募できるサロンや研修制度が整っているサロンもあるので、ぜひリジョブを通じて理想の職場に出会いましょう。


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