サロン見学で応募を決めたなら是非じっくり担当者と対話を/株式会社Lond #2

美容師を目指す学生、新天地を目指すスタイリストさんにとって、避けては通れない就職活動。晴れて採用を勝ち取るためには、どんな準備が必要? 心がまえは? そんな疑問を、実際のサロン採用担当者にインタビュー!

前回に続き、「従業員第一主義」を経営の軸に、スタッフが幅広く活躍できる場を広げ続けている株式会社Londのリクルーター・関根孝文さんにお話をお聞きします。

#2では、採用応募前の必須項目となるサロン見学についてと、面接時に提出する履歴書についてポイントを教えていただきました。

お話を伺ったのは…
株式会社Lond ゼネラルマネージャー/リクルーター 関根孝文さん


都内1社を経て、2014年Londに入社。創業期メンバーとして、店舗立ち上げや店長などを務める。現在は採用をメインにさまざまな分野で活動中。Instagramからの求人獲得に尽力している。

Instagram:@sekine_lond

応募前のサロン見学は
入社後のギャップをなくす必須フロー

サロン見学での対話の様子

――Londさんでは応募前のサロン見学への参加が必須とのことでした。
  そちらでは、どんなことをしているのでしょうか?

サロン見学では、1時間以上をかけて会社のことをしっかり説明しています。とくに重視しているのは、会社の理念、どういう想いを持って美容室を運営しているのかをきちんと伝えることです。その後、細かな待遇面について伝え、最後に質疑応答というかたちで個別に話を聞く時間も取っています。

まだ他社さんもたくさん見ている段階だと思うので、絶対に面接に来ると思って対応しているわけではありませんから、志望動機を聞いたりすることはありません。個別の対話では、中途の方なら転職の理由や今働いているサロンでの悩みだったり、学生さんなら「こうなっていきたい」という想いだったりを聞くんです。

それに対して、うちの会社ならどんなところで改善できるか、どんな風にビジョンを作っていけるかという話を伝えるようにしています。そのうえで、見学した店舗や希望店舗よりも合いそうな店舗があれば、こちらから提案することもあります。

――実際に面接に進むかというのは、後日やり取りされるのでしょうか。

はい。「ちょっとうちじゃなかった」という方は一定数いらっしゃるので、後日SNSのDMやLINE、メールなどで面接に進むかどうかを連絡していただきます。希望者は、基本的に全員面接をしています。

――サロン見学等での対話も、採用に影響はありますか?

見学時の対話のなかで、僕の中での「採用の土台にのっているか」という判断は決めています。もちろん全員に同じ対応をするように心がけてはいます。でも、明らかにうちじゃないと感じる方に対して時間をかけて対応するのも、お互いにとって無駄だと思うので、そういった場合は説明を手短に終わらせることもありますね。そういった方は、察してくれているのか、面接を希望されることは少ないです。

とはいえ、面接を希望された場合には、僕の判断で断るということはありません。でも、面接を担当する店舗のスタッフには、僕の意見を伝えたうえで会ってもらいます。

面接の資料になる履歴書は
これまでの経歴や特技をチェック

新卒採用専用の履歴書

――続いて提出書類についてお聞きします。
  Londさんでは書類選考はないとのことでした。

書類選考はありませんが、面接の際に履歴書を持参してもらいます。中途の場合は市販のものでOK。学生の場合は、会社で用意している履歴書があるので、そちらを印刷して持ってきてもらいます。

履歴書をとくに重要視することは、基本的にはありません。履歴書を見ながら、気になることがあれば面接で確認していく感じです。

――新卒の方専用の履歴書というと、どんな特徴があるのでしょうか?

Londの場合はどこで働くかを重視しているので、履歴書には希望エリアを第3候補まで書けるようにしています。また学生は地方から来る方も多く、希望エリアがないことも多いので、「どこでも大丈夫」という項目も設けています。

他に特徴的な項目だと、緊急時の連絡先や「学生時代がんばってきたこと」など。また他言や面接での確認はしないことを記載したうえで、持病や体調に心配のある方に記入いただく項目をつけています。

――書類ではどんなところを見ていますか?

中途の場合は、職歴を一番見ています。職歴のなかで気になるものがあれば、面接で確認します。学生さんも同様ですね。成績表などを持参してくれた場合、出席日数は少し気にします。欠席や遅刻などが多くても、入社後に変わる子はよくいるんです。でも社会人になっても遅刻や欠席が多いと困ってしまうので、なぜそうなったのかは確認しないとなりません。持病があるかなどはあまり聞ける質問ではないので、返答から判断していくかたちです。

また学生の履歴書では、学生時代にがんばっていたことや特技にも、よく目を通します。面白そうだなと思ったら、面接で実際にしてもらったり。

あとは配属先を決めるうえで、現在の住所や通勤時間がどのくらいかかるかは、結構重視しているかもしれません。Londは店舗数が多いので、人手が欲しい店舗と実際にその方が働ける店舗が、必ずしも一致するとは限りません。その場合に、現実的に働けるかどうか判断して、こちらから別店舗を提案する判断材料にしているんです。

履歴書をデコレーションして目立つのもOK!
減点がないように事前準備だけしっかりと

――好感を持つ履歴書はありますか?

強いて言うならですが、履歴書が目立つようにデコレーションしてきてくれる子がたまにいるんです。台紙に貼って見開きにして、そこに学生時代に撮影したスタイル写真を少し載せてくれたり。そういったアピールは、「本当にLondに入りたい」という想いがくみ取れて好感が持てます

――履歴書を書類選考に使わない分、そういったアピールも可能なんですね。
  逆に、好感度が低い、または不採用になる可能性のある履歴書はどんなものですか?

こちらも強いて言えばですが、空白ばかりだったり、写真が貼れていなかったり、事前準備が足りなさすぎるものは、やっぱり僕のなかではマイナスポイントにはなります。

ただ、そういった子でも面接での受け答えの内容がすごく良ければ、減点はあれど採用の土台に乗った例はあります。以前そういった履歴書を持って来た子は学生だったので、ギリギリ許したところも大きいです。中途の方で同じことをしていたら、面接もあまり深掘りせずに終わっていたかもしれません。

採用される履歴書のポイントまとめ

1.空白などがないように事前準備はしっかりと

2.特技などに面接でアピールできるものを書く

3.選考に直結しないなら、目立つデコレーションもあり!


次回は、採用される面接のポイントについて詳しくお聞きします。

取材・文:山本二季

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