アイリストから転職するならどんな仕事が良い?転職を考える理由や転職する流れについても紹介
目元を美しくしたり、きれいに整えたりすることが中心のアイリストの仕事。しかし、施術中は座り続けなければならなかったり、目元への施術だからこそ高い集中力の維持が求められたりするなど、ハードに感じるときが多いのも特徴の一つです。
今回は、アイリストが転職を考える理由とおすすめの仕事を紹介します。アイリストから転職を検討する人はぜひ参考にしてください。
アイリストが転職を考える理由とは
お客様の目元を美しく整え、理想の姿を再現するアイリスト。やりがいを感じられる仕事ではあるものの、その側面ではさまざまな理由によって転職を考える人も少なくありません。ここではアイリストが転職を考える理由を紹介します。
身体的負担や体調不良
アイリストは、お客様の目元に施術をおこなうのが仕事です。丁寧な施術を心がけるためには、お客様の目元に顔を近づける必要があるので、腰痛に悩む人が少なくありません。
体に支障をきたさないような姿勢を心がけるよう声がけをおこなうサロンでも、毎日長時間座り続けるために、体に違和感を覚えるスタッフも多いようです。
施術ではまつエクを取り扱うことも多く、その際使用するグルーによってアレルギーを引き起こし、体調を考慮してやむを得ず辞めてしまう人もいます。
ライフスタイルの変化
結婚や妊娠・出産・家族の転勤・親の介護などで、アイリストからやむを得ず離れなければならなくなった人もいます。
全国規模で経営するサロンで働いている場合、引っ越し先にある系列店でアイリストを続けることが可能です。しかし個人サロンで働く人の場合、系列店などがないため、別の業種に転職する人ややむなく退職を選ぶ人も少なくありません。
美容師免許を活かしてキャリアチェンジ
アイリストは国家資格の美容師免許がなければできない職業です。そのことから、美容師免許を活かし、美容師などの別の職種へキャリアチェンジする人も。
過去に美容師をしていた人がアイリストに転職したケースも珍しくなく、それぞれの業務内容や給与面、やりがいなどを天秤にかけ、美容師に戻る人もいます。
アイリストから転職するならどんな仕事が良い?
美容師免許という国家資格にくわえ、まつエクなどの施術に必要な高い技術や豊富な知識を持つアイリスト。では、どのような仕事に転職するのが良いのでしょうか。
アイリスト以外の美容業界
アイリストはマンツーマンでお客様に施術をおこなうのが中心。そのため、コミュニケーション力の高さや細かな技術を活かせる美容師への転職がおすすめです。
接客技術やカウンセリングで培った傾聴力などに自信があるのなら、ネイリストやエステティシャンなど、同じ美容業界でも別の仕事への転職も向いています。
別のサロン・働き方を変える
現在のサロンの労働環境や待遇、給与などに悩んでいるものの、アイリストの仕事は続けたいといったときは、別のサロンに転職することで解決できる可能性があります。
サロンに対して不満や悩みはないものの、ライフスタイルの変化によって続けられなくなったときは、これから紹介する働き方を候補の一つにくわえましょう。
フリーランス
一つめはフリーランスです。サロンと委託業務契約を結び、雇用ではなくいち事業主としてサロンと同じ立場で働くことができます。
フリーランスになると自分で勤務スケジュールが決められるほか、得意な分野に特化して働くことも可能。空いた時間を使えば、アイリストの経験や知識を発信する美容系ライターやYouTuberとして活躍することもできます。
独立開業
二つめは独立開業です。実務経験が多く技術に自信があるのなら、自分のサロンを開くといった方法もあります。
開業にあたっては綿密な事業計画を立てたり、開業手続きを済ませたり、さらには経営に欠かせない知識を養う姿勢が求められることも。
開業までに苦労を感じるときもありますが、自分の技術を求めてお客様が来店したときは、苦労以上に大きなやりがいを実感できます。
美容メーカーなどの事務職
アイリストとして働く人のなかには、施術に使う商材に対して「こんな商品があったら便利なのに」といった不満を感じていた人も多いはず。このような人は、美容メーカーへの転職がおすすめです。
これまで抱えていた商材への不満や要望は、美容メーカーへの転職によって新商品の開発に活かすことができます。施術を受けたお客様の反応を間近で見ているので、新商品が開発されたころには、大きなやりがいを感じられるでしょう。
カウンセラー
アイリストの業務にはカウンセリングがありますが、お客様の悩みや理想をきちんと聞き出すためには高い傾聴力が求められます。実務経験によって傾聴力に自信がある人は、カウンセラーへの転職もおすすめです。
特に、お客様の悩みに寄り添い「なんとかしてあげたい」という気持ちが強い人は、心理カウンセラーなどを選ぶことで、やりがいを感じながら仕事に取り組めるでしょう。
アイリストから転職する流れ
アイリストの経験を活かせる業界・職種への転職を目指すことに決めたら、転職活動を進めましょう。ここからはアイリストから転職する流れを解説します。
転職する理由や目標についてまとめよう
まずは転職する理由や目標をまとめましょう。理由や目標をまとめることで、自分にあったサロンが探しやすくなります。
たとえば、現在のサロンは人間関係がギスギスしており、自分らしく働くことができないといった理由の場合。このようなときは、少数のスタッフが在籍する個人サロンを選ぶことを目標にしましょう。そうすることで、最小限の人間関係で済み、人間関係で悩む機会を減らすことができます。
自分の強みや資格を洗い出そう
次に自分の強みや資格を洗い出しましょう。転職先によっては、求められる強みや資格が異なります。
たとえば、商品や在庫の管理を得意とする人が心理カウンセラーへの転職を目指しても、強みを活かすことは難しいでしょう。
心理カウンセラーへの転職を希望するなら、高い傾聴力やコミュニケーション能力があるなど、業界・職種にふさわしい強みや資格をピックアップするよう心がけましょう。
求人を探そう
強みや資格を洗い出したら、次は自分にぴったりな求人を探しましょう。自分にあう求人を探すときはこれから紹介する二つの方法がおすすめです。
転職支援エージェントを利用する
一つめは転職支援エージェントです。美容業界に特化したエージェントを利用すると、アイリストの経験を活かしながら働ける業界・職種をスムーズに探すことができます。
転職支援エージェントは民間の人材会社が就職・転職活動をサポートするものなので、誰でも気軽に利用しやすいといった特徴も。
求人紹介に限らず、書類・面接の対策をおこなうエージェントもあるので、不安を解消しながら自分にあった転職先を見つけることができます。
求人情報サイトを利用する
二つめは求人情報サイトです。ハローワークや民間企業が運営する求人情報サイトの利用によって、希望条件に沿った求人を探すことができます。
求人情報サイトを利用するときは、リジョブをぜひご利用ください。美容業界に特化した求人情報サイトで、詳細な検索条件により自分にぴったりの業界・職種への転職を実現できます。
履歴書などの応募書類を準備して応募しよう
エージェントや求人情報サイトを利用し応募先が明確になったら、次は履歴書や職務経歴書といった提出書類の作成を進めましょう。
書類作成ではアイリストとしての実績や経歴を具体的なエピソードと一緒にまとめることで、説得力のある書類に仕上げることができます。
アイリストの転職に必要な書類や履歴書の書き方はこちらで詳しく解説しているので、この機会にあわせてチェックしてください。
アイリストの履歴書とは?書類選考を突破するためのポイントや注意点、志望動機と自己PRの例文を紹介
アイリストに転職するために必要な書類とは?職務経歴書の書き方や履歴書との違いについて徹底解説!
対策をして面接を受けよう
提出書類が準備できたら、最後に対策をして面接に臨みます。面接はビジネスシーンの一つですから、シワや汚れのあるスーツは避け、一目見ただけでも好印象を与えられる服装を心がけましょう。
モアリジョブではアイリストの面接で聞かれやすい項目や身だしなみ、持ち物などについてまとめた記事もあります。面接に不安がある人はぜひ参考にしてください。
アイリストの面接では何を聞かれる?チェックされる点や身だしなみ・持ち物も解説
アイリストが面接を受けるときの「逆質問」とは?準備や対策が重要
アイリストから美容業界へ転職するならリジョブがおすすめ
別のサロンへの転職や、美容業界でも別の業種へ転職を希望する人は、求人情報サイトのリジョブがおすすめです。
リジョブはアイリストにくわえて美容師やネイリスト、エステティシャンといったさまざまな美容業界の求人を取り扱っています。「未経験歓迎」や「個人サロン」「駅近」といった詳細な検索条件を活用すれば、自分にぴったりの求人を見つけることが可能です。
求人情報サイトの利用経験が少ない人でも使いやすいデザインなので、この機会に自分にあった求人はないか探してみてください。
アイリストから転職するならスキルを活かせる仕事を探そう
アイリストは、お客様の目元に細かな施術をおこない、美しくするのが主な業務です。悩みや理想を聞き出すための傾聴力やコミュニケーション能力、丁寧に作業するための高い集中力などが求められるので、これらのスキルがあるだけでも広い選択肢の中から自分にあった業界や職種への転職が可能です。
アイリストとしての経験やスキルなどを活かして転職するときは、求人情報サイトのリジョブをぜひご利用ください。