【サンプルあり】アイリストの職務経歴書には何を書くべき?記入すべき項目とポイントを解説

まつエクやまつ毛パーマを施すプロであるアイリスト。キャリアアップのために別のサロンへ転職を考える人や、美容師から転職する人も少なくありません。

しかし、いざ転職活動を始めると、履歴書だけでなく職務経歴書も必要になるケースがあり、何を書くべきか迷ってしまう人がいます。

そこでこの記事では、アイリストの職務経歴書の書き方をくわしく解説。記入すべき項目とあわせて最後にはサンプルも掲載していますので、参考にしてください。

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

職務経歴書とは|履歴書との違い


職務経歴書とは自分のキャリアをもとに、担当した業務内容や身につけたスキル、実績やポジションなどをアピールするための書類です。サロンによっては、転職希望者の必要書類として職務経歴書の提出を求めることがあります。

履歴書との違いは目的

履歴書はプロフィールや志望動機・自己PRなどを伝える目的があり、おおよそのフォーマットがあります。

一方職務経歴書は、これまでの職務経験を通じて自分自身をアピールする目的があり、レイアウトは自由度が高いのが特徴です。ポイントをおさえて構成や書き方を工夫することで、自分の魅力を最大限にアピールすることができます。

アイリストの職務経歴書を書く前の準備


アイリストに転職するためには、どのような職務経歴書を書いたらよいか迷っている人も多いでしょう。ここでは、アイリストに転職する人に向けて職務経歴書で大切な事前準備について解説します。

1. キャリアの棚卸

職務経歴書において大切な事前準備として、キャリアの棚卸しがあります。キャリアの棚卸しでは、どこの企業でどんな業務に携わりどんな実績をあげてきたのかなどを誰が見てもわかりやすい形でまとめる必要があります。

アイリストへ転職する場合には美容師免許が必須の職業なので、少なからず美容業界に携わったことがある人が多いでしょう。

これまでどのような職種でどのような業務に携わってきてどんな成果を上げたのかを志望するサロンの採用担当者に分かりやすいようにまとめられると良いでしょう。

また、業務に携わる上でどんなことを大切にしてきたのかなども追記しておくことで、自分自身がどんな想いで仕事をしてきたのかも理解してもらえるため、おすすめです。

このように、アイリストへ転職する際には、キャリアの棚卸しをした上で職務経歴書を作ると分かりやすい内容になりやすいです。

2. 志望動機の明確化

職務経歴書を書くためには、志望動機を明確にしておくことも大切です。なぜならば、サロンに限らず多くの採用担当者は、志望動機を重要視していることが多いからです。

職務経歴書や履歴書は、志望者の過去を知るためのツールとして活用されていますが、だからこそなぜアイリストとして働きたいのかをアピールできると、サロンの採用担当者の心に響く職務経歴書になりやすいでしょう。

特に、これまで携わってきた職務内容で、どのようなことを感じ、どのような想いで仕事をしてきたのかと、アイリストへ転職する志望動機がマッチすると採用担当者に説得力のある内容になるでしょう。

このように、志望動機を明確にして職務経歴書で記載したほうが良い内容とそうでない内容を整理することも大切なポイントです。

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

アイリストの職務経歴書を書くときのポイント


職務経歴書を書くときは以下のポイントをおさえておきましょう。

1. レイアウトを工夫しA4用紙1~2枚でまとめる
2. 求人にマッチした内容でアピールする
3. 業務内容・スキル・実績・資格は分かりやすく記入する
4. 自己PRで締めくくる

それぞれくわしく解説します。

1. レイアウトを工夫しA4用紙1~2枚でまとめる

レイアウトで大切なのは、採用担当者に見やすいと感じてもらえるよう簡潔に作成することです。そのため、A4用紙1~2枚に収めましょう。パソコンで作成すれば、あとからでも調整しやすく字面もキレイになります。

すべて文章にしてしまうと読みづらくなってしまうため、適宜箇条書きにしたり、見出しを作ったりすると、すっきりした印象になります。

ほかにも、強調箇所を太字にする・見やすい文字のサイズを選ぶなどの工夫をしましょう。

2. 求人にマッチした内容でアピールする

求人に合わせた内容に職務経歴書を仕上げることはとても大切です。なぜなら、サロンによっては、経験・スキルを重要視している場合もあれば、人柄を重要視している場合もあるからです。

経験・スキルを重要視している場合であれば、これまでの実績や資格などをアピールしたほうがサロンの採用担当者の目にとまりやすいでしょう。

しかし、社内制度などが完備されているサロンの場合は、人柄を重要視している場合もあるため、必ずしも経験・スキルを重要視しているとはいえません。

スキルが高く経験が豊富だったとしても、サロンのビジョンや理念にマッチしているかどうかや、協調性、仕事への意欲の高さなどをチェックしている場合もあります。

応募するサロンの求人内容やお店のビジョンなどに目を通して求人にマッチするような職務経歴書を書くとよいでしょう。

3. 業務内容・スキル・実績・資格は分かりやすく記入する

さきほどお伝えした通り、職務経歴書は自分のキャリアをもとに自分自身をPRするためのものであるため、業務内容・スキル・実績・資格は分かりやすく記入することが大切です。

そのためには具体的にどんな仕事をして、どんなスキルを身につけたのかを伝える必要があります。実績は、「〇%達成」「〇位入賞」など数値で示すことでより伝わりやすくなるでしょう。

技術力・カウンセリング力・マネジメント経験などは積極的にアピール

技術力が分かるように具体的な施術名を書くほか、カウンセリングで工夫したことやマネジメントの経験などは高評価につながる可能性があるため、積極的にアピールしましょう。

役職に就いていなくとも、新人育成に携わった経験を伝えられれば、それ相応のスキルがあることを証明できます。

4. 自己PRで締めくくる

職務経歴書の最後は、自己PRと入社意欲を書いて締めくくります。自己PRは自分の強みを伝えるものであるため、業務内容やスキル、実績などの具体的なエピソードと絡めて簡潔にまとめましょう。

身につけたスキルやこれまでの経験をどのように活かしたいかを明確にすると、熱意が伝わりやすくなります。

アイリストの職務経歴書に記入すべき項目とポイント


ここからは、アイリストの職務経歴書に記入すべき項目と、記入するときのポイントを紹介します。

職務経歴書の右上には日付・氏名を忘れずに書きましょう。書類全体を通して和暦・西暦いずれかに統一し、直接手渡す場合は提出日を、郵送する場合は投函日を記入するようにしてください。

職務要約

職務要約は、このあとに記述する項目の「まとめ」です。あまりにも長すぎると、最後まで目を通してもらえない可能性があるため、100~250文字を目安に記入します。

採用担当者が読み進めたくなるよう、経験やスキル、実績、仕事に対する姿勢などを簡潔にまとめるようにしましょう。

職務経歴

職務経歴の欄には、勤めていた職場の情報と自分の立場を箇条書きで記入します。記入するのは以下のような項目です。

・会社名またはサロン名
・事業内容
・資本金
・売上高
・従業員数
・雇用形態
・在籍期間
・配属先
・役職名 など

会社名やサロン名は正式名称を書きましょう。勤務先が複数ある場合は、時系列に沿って記入するとわかりやすいです。資本金や売上高、従業員数は職場の規模を伝える役割があるのでしっかりと記入しましょう。

役職についていた場合は、役職名と合わせて部下の人数も書いておくのがおすすめです。

業務内容

担当した業務内容は、施術で担当したメニューも含めてすべて記入しましょう。担当した業務が多ければ多いほど、経験値やスキルの高さを伝えられるので、細かい業務も忘れずに書くことが大切です。

アイリストは施術以外にも、以下のような業務があります。
・開店・閉店作業
・電話対応
・予約管理
・備品発注
・在庫管理
・SNS(X・Instagram)の更新
・DMの配信
・新人トレーニング
・クレーム対応
・シフト管理
・キャンペーン企画
・キャンペーンのチラシ作成 など

実績

実績欄に記入するのは、売上実績・目標達成率・新規顧客獲得率・リピート率・1日の平均指名数などです。具体的な数字があることで、信頼度がアップします。

社内表彰された経験や、コンテスト入賞経験などもアピールポイントとして有効なので、もしそういった経験があればしっかりと記入しましょう。

売上実績や目標実績が前年よりも好調であれば、前年比をあえて記入することで、スキルが向上していることを伝えられます。

保有資格やPCスキル

保有資格には美容師免許や技能検定試験など、アイリストの仕事に関連する資格を正式名称で、取得年月日と一緒に記入します。

試験日が決まっていて受験する予定の資格があれば、勉強中の旨を記載してもよいでしょう。資格取得に向けて努力していることが伝わり、高評価につながる可能性もあります。

PCスキルは、どんなツールをどの程度扱えるか明記してください。

アイリストに関する資格は以下の記事で紹介しています。

アイリストとは?どんな資格が必要なの?|やりがいや向いている人などを徹底解説!

自己PR

さきほどポイントとしてお伝えした内容につながりますが、自己PRは職務経歴書を締めくくる項目です。5行以内を目安に、自己PRと入社後はスキルをどのように活かしたいかをしっかりとアピールしましょう。

技術力やカウンセリング力は、どのサロンでも必要とされるスキルなので、そのスキルを磨くために取り組んだことなどを伝えるのもおすすめです。

【サンプル】アイリストの職務経歴書

職務経歴書以外に転職で必要な準備


転職活動では、職務経歴書以外とあわせて履歴書の準備も必要です。また、面接の対策もしておきましょう。ここでは、履歴書の書き方と面接に向けた対策方法を紹介します。

履歴書の書き方

履歴書を記入する際は、ていねいな字を心がけましょう。最後に誤字や脱字がないかをチェックし、1箇所でもミスがあれば新しい紙に書き直してください。

履歴書では志望動機や自己PRが重要視されるため、職務経歴書と同様に求人とマッチした内容にすることが大切です。くわしくは以下の記事をチェックしてください。

アイリストの履歴書とは?書類選考を突破するためのポイントや注意点、志望動機と自己PRの例文を紹介

アイリストの自己PRで大切なことは?自己PRの考え方・まとめ方やNG例、例文を紹介

アイリストが志望動機として伝えたいことは?NGの志望動機や例文も紹介

面接に向けた対策方法

面接では質問に対する回答内容をはじめ、笑顔や明るさ、面接に臨む姿勢などがチェックされています。服装や髪型、メイクは清潔感を意識して、好印象を与えられるようにしましょう。

また、想定される質問を事前に調べておき、どのように答えるかもシミュレーションしておくことが大切です。人柄を見極める問いやアイリストに関することが出されるほか、逆質問の機会もありますので、以下の記事をあわせてご確認ください。

アイリストの面接では何を聞かれる?チェックされる点や身だしなみ・持ち物も解説

アイリストが面接を受けるときの「逆質問」とは?準備や対策が重要

アイリストの求人を探すならリジョブがおすすめ!


アイリストの求人を探す際は、美容業界に特化した求人サイト「リジョブ」がおすすめです。未経験歓迎の求人から店長クラスの人材を募集している求人まで、幅広く掲載しています。

リジョブには、サロンの立地や規模をはじめ、施設形態や客層など詳細な条件を用意。自分が希望する条件にあてはめて検索できるため、より自分に合った求人を見つけやすいのが特徴です。

職務経歴書では求人にマッチした内容をアピールしてアイリストへの転職を成功させよう


職務経歴書は担当した業務内容やスキル、実績などをアピールするための書類です。ただし、経験やスキルだけでなく人物像を重要視していることもあるため、求人にマッチした内容でアピールしましょう。

構成や書き方の自由度が高い分、採用担当者が見やすいと感じられるようにレイアウトを工夫する必要があります。この記事で紹介した項目は、自身の経験や魅力を伝える大切な要素になるため、ぜひ参考にして転職を成功させてください。

また、リジョブにはアイリストの求人を豊富に掲載しています。転職満足度98%※と、評価が非常に高い求人サイトです。自分に合った求人がないか一度チェックしてみてください。

※※リジョブ経由で採用された1,242名を対象に実施した満足度自社調査より(実施期間:2023年2月8日〜2023年3月8日)

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事

近くのアイリスト求人をリジョブで探す

株式会社リジョブでは、美容・リラクゼーション・治療業界に特化した「リジョブ」も運営しております。
転職をご検討中の場合は、以下の地域からぜひ求人をお探しください。

関東
関西
東海
北海道
東北
甲信越・北陸
中国・四国
九州・沖縄