ネイルスクールで短期で学ぶ方法|通学期間やスクールの選び方も解説
「ネイルスクールで勉強したいけど、できるだけ短期がいい」という人もいるのではないでしょうか。しかし、ネイルスクールで短期間で学ぶことは可能なのか、短期とはどれくらいなのかなど、わからないことも多いはず。
そこで、短期でネイルスクールで勉強する方法と学習期間について解説します。さらに、スクール選びのポイントやおすすめスクールもお伝えするので、今後の進路の参考にしてください。
ネイルスクールで短期で学ぶには
一言で「ネイルスクール」といってもさまざまな学び方があり、スクールの種類も豊富です。では、短期間で集中して学びたい場合はどうすればいいのでしょうか。
結論からいうと、開講スケジュールから自分の好きな時間を選べる「フリータイム制」がおすすめです。
フリータイム制では、スクールが授業を実施している日程や時間のなかから、学生側が参加可能な日時を選んで受講できます。そのため、スキマ時間に勉強したい人や、仕事をしながらネイルの勉強をしたい人に向いている方法です。
全日制・夜間コースもある
ネイルスクールには、一般的な学校と同様に平日5日間日中に通う「全日制」や、夜間に開講されているコースもあります。
夜間コースは18時や19時頃から22時頃までなので、仕事終わりなどに通う人が多いです。なお、夜間コースも全日制に比べて短期間で課程を終えられるという特徴があります。
短期とはどれくらい?ネイルスクールに通う期間
短期とはいっても、ネイルスクールの修了までの期間はスクールによって違いがあるだけでなく、選択するコースなどどのレベルまで学ぶかによっても変わるため、学習期間がどれくらいなのかは前もって確認することが大切です。
スクールでは資格取得を目指して勉強することも多く、取りたい資格が1級なのか2級なのか3級なのかでは期間が全く異なります。たとえば、JNECのネイリスト技能検定3級であれば、最短で2カ月程度。2級になると5~6カ月、1級では9カ月ほどです。
なお、短期ではなく全日制で学ぶ場合、通学期間は1年または2年というところが多い傾向があります。
資格取得のための知識や技術だけではなく、サロンワークに必要な実践的な内容を幅広く学べることが特徴です。場合によっては、集客やブランディング方法なども学べるでしょう。
短期で通うときのネイルスクール選びのポイント
ここでは、短期でネイルスクールに通いたい人のために、スクールやコースの選び方を解説します。
カリキュラムが適切か
気になるスクールがあったら、カリキュラムについて調べ、自分の学びたい内容がきちんと学べるかどうかをチェックしましょう。
趣味レベルでいいのか、プロとして高い技術を身につけたいのか、アートやデザインに力を入れたいのか、開業を目指したいのかなど、目的や目標を考えて選ぶことが大切です。
JNA認定校か
全国各地に多種多様なネイルスクールがありますが、JNA(日本ネイリスト協会)が定めた厳しい基準を満たしていると認められた「JNA認定校」では、レベルの高いネイルの勉強ができます。「JNA本部認定校」ならさらに高水準です。
ネイリストとしての道を極めたい人は、ぜひJNA認定校やJNA本部認定校を選びましょう。認定校で学べば、JNAが実施する検定(「JNAジェルネイル技能検定試験」など)への対策もばっちりです。
引用元
認定校 | NPO法人 日本ネイリスト協会
検定試験・資格制度 | NPO法人 日本ネイリスト協会
資格検定対策や合格保証があるか
資格取得に向けた対策が行われているか、合格率はどの程度か、合格保証があるかどうかも確認しましょう。合格保証があれば、もし不合格になってしまった場合でも受かるまでサポートしてもらえるため、勉強に自信のない人も安心です。
通いやすい立地にあるか
いくら短期とはいえ、通学しにくい立地だと不便。自宅から近い・よく利用する駅から徒歩圏内など、アクセスしやすい場所にあるかどうかも重要です。車で通うなら、駐車場の有無も確認しておくとよいでしょう。
無理なく学費を払えるか
短期の場合、全日制などに比べて学費が安い傾向があります。しかし、それでも人によっては大きな負担になる可能性もあるので、きちんと払えるかどうか金額を確認しておきましょう。
学費の内訳としては、入学費・授業料・教材費などがあります。一見安そうに見えても、別途料金が発生することもあるので、トータルの金額をしっかり確認することが大切です。
就職をサポートしてもらえるか
カリキュラム修了後の道として、スクール側が就職サポートを行っているかもチェックしておくとよいでしょう。就職口を紹介してもらえれば、修了後にスムーズに現場に立つことができます。
卒業生の進路を公開しているスクールもあるので、どんな道に進んでいるか、参考として見ておきましょう。
見学や体験会に行くのもおすすめ
自分に合った短期ネイルスクールを選ぶ際は、実際にスクールに足を運んでみるのもよいでしょう。見学会や体験会を行っているスクールもあり、スクール内の雰囲気や講師・学生の様子、授業風景などを見られます。
実際の様子を見学できると、自分に合っているかどうかも確認しやすいです。
短期で通えるおすすめネイルスクール
つづいて、短期間で学べるネイルスクールのおすすめを紹介します。
ネイルスクールシンシア
「ネイルスクールシンシア」は、JNA本部認定校で、授業は4つの時間帯から選べるフリータイム制。夜間や土日祝日にも開講されており、働きながらネイルの勉強をしたい人でも通いやすいでしょう。
新宿校と横浜校があり、趣味・初心者・プロそれぞれに向けて、目的に応じたコースとカリキュラムが用意されています。レベルの高い講師陣が教鞭をとり、その腕前を間近で見ながら学べることが特徴です。
見学や体験も可能なので、気になった人はぜひ足を運んでみてください。
引用元
ネイルスクールシンシア
学校紹介| ネイルスクールシンシア
コース一覧|ネイルスクールシンシア
コース紹介|ネイルスクールシンシア
アフロートネイルスクール
「アフロートネイルスクール」は、JNA認定校で、人気の美容サロングループ「アフロート」が運営するスクールです。北海道から福岡県まで全国に約20校あり、どこに住んでいても比較的通いやすいことが大きな特徴のひとつ。さらに、オンライン受講も可能です。
目指したいレベルに応じたコースや、資格取得を目的とした対策講座が展開されており、最短2カ月で資格を取得できます。見学説明会やオンライン説明会も実施されているので、参加してみてはいかがでしょうか。
引用元
AFLOAT(アフロート)
アフロートネイルスクール
ネイル講座・費用一覧|アフロートネイルスクール
ネイルスクール卒業後の道は求人サイトで探そう
ネイルスクールの課程が終わったら、スクールで学んだことを活かせる道に進む人も多いはず。就職先をあっせんしてくれるネイルスクールもありますが、自分で探したい場合は求人サイトを活用しましょう。
求人サイトでは、「未経験歓迎」「~資格保持者」などの細かい条件を決めて、自分に合った仕事を絞り込めます。サイト経由での応募も可能です。
ネイルの仕事を探したい人には、美容業界に特化した求人サイト「リジョブ」をおすすめします。豊富な求人のなかから、希望に合致する職場を見つけましょう。
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ネイリストの採用選考のポイント
働きたい場所が見つかったら応募します。選考にあたっては、履歴書提出や面接が課されることが一般的なので、それぞれポイントを押さえましょう。
履歴書のポイント
履歴書は、指定がなければパソコンで作成してもかまいません。
手書きの場合は、間違いや漏れのないように丁寧に書きましょう。黒のペンを使用し、もし間違ったら、修正液や二重線で消すのではなく別の用紙に書き直してください。
年号や学校名・社名などは省略せず正式名称で記入します。また、志望動機の欄は大切なアピールポイントなので、その企業に入社したい理由や意気込みなどをしっかりPRしましょう。
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面接のポイント
面接では、自己紹介・志望理由・前職の退職理由などを聞かれやすいという傾向があります。質問されたときにパッと答えられるように練習しておくとよいでしょう。
服装は黒や紺などのスーツで、私服OKの場合はキレイめの装いに。髪はまとめ、メイクは派手すぎず明るく施し、職業柄ネイルも美しく整えて臨んでください。
ハキハキとあいさつや受け答えをすることはもちろん、背筋を伸ばし、顎を引き、適宜笑顔を作るなど、立ち居振る舞いもすべてチェックされていることを意識しましょう。
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短期のネイルスクールで効率よく学ぼう
ネイルスクールには、1~2年かけてじっくり学べるところもあれば、短期集中で資格取得や技術習得を目指せるところもあります。数カ月という短期で学びたいなら、限られた時間のなかでも自分が身につけたい内容をきちんと習得できるスクールを選ぶことが大切です。
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