【例文あり】歯科衛生士の志望動機の書き方と履歴書や面接のポイント

歯科衛生士として働く際、採用担当者がとくに重視しているポイントが志望動機です。履歴書に記載するのはもちろん、面接でも必ずといっていいほど質問されます。

そこでこの記事では、志望動機の基本的な書き方や事前準備、経験別の志望動機の例文を紹介します。あわせて、履歴書や面接のポイントも解説しますので、自分の思いや熱意をしっかりと伝えられるよう、ぜひ参考にしてください。

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志望動機とは?重要なポイントと書き方

志望動機とは、「なぜその歯科医院で働きたいのか」を伝えるためのものです。冒頭でもお伝えした通り、採用担当者がとくに知りたい項目であり、採用の合否を左右するケースも少なくありません。熱意と具体性がカギとなります。

志望動機でチェックされているポイント

志望動機では、「この職場で働きたい」という熱意や仕事内容への理解度、人柄などが見られます。とくに大切なのが具体性で、明確な理由であるほど説得力が増し、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらいやすくなります。

志望動機の書き方

志望動機は、以下の順で構成するのが基本です。

1.結論(なぜ志望するのか)
2.志望理由にまつわる具体的なエピソード
3.どのように貢献したいか

ほかの歯科医院でも通用するような内容ではなく、その医院ならではの魅力に触れ、共感した点や自身の経験を具体的に記入すると、熱意が伝わりやすくなります。

さらに、歯科衛生士を目指すきっかけとなった出来事や、アルバイト・仕事などの経験を志望理由に絡ませることで、説得力のある内容になるでしょう。

そして、最後にどのように貢献したいかまで述べると、一緒に働くときのイメージを持ってもらいやすいです。

この基本構成に従って、次項では記入すべき内容や事前準備について紹介します。

魅力的な志望動機にするための事前準備

魅力的な志望動機にするには、その歯科医院で働きたい理由を深堀する事前準備が必要です。応募先の特徴や理念と自分自身との共通点を見つけ、どのように貢献できるか、どう成長したいかを明確にしましょう。

事前準備としてすべきことは複数あるため、以下で順を追って詳しく解説します。

1. 応募先について調べる

自分自身との共通点を探るためには、応募先の情報をできるだけ多く収集することが大切です。HPや募集要項をチェックし、歯科医院の理念や特徴、力を入れている診療科目、院内の雰囲気などを確認しましょう。

魅力を感じた点や共感した点を言語化し、志望動機に反映させるのがポイントです。可能であれば見学をして、実際の様子を自分の目で確かめてみると、より説得力のある志望動機に仕上げることができます。

2. 自己分析をする

自己分析では、これまでの学校生活やアルバイト、実習などを振り返り、自分の強みや価値観を整理して自己理解を深めます。歯科衛生士を目指した理由や仕事への姿勢が、歯科医院に魅力を感じた理由を具体的に伝えるためのヒントになるでしょう。

また、キャリアプランを考えることにも役立ちます。

3. 今後のキャリアプランを考える

歯科衛生士として、5年後・10年後にはどのように成長していたいかを考えましょう。キャリアプランを設定しておくことで、どのように貢献したいかを述べるのに役立つだけでなく、成長意欲も伝えられます。

長期的な目標がある=向上心がある人材として、採用担当者から高く評価してもらいやすいです。

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志望動機を書くときのポイント

ここからは熱意や適性をしっかりと伝えるために、志望動機を書く際の注意点やポイントを紹介します。

分かりやすく簡潔にまとめる

志望動機は、長すぎると読んでもらえない可能性があり、短すぎると意欲が伝わりにくくなるだけでなく、やる気がないと思われてしまう恐れもあります。具体的なエピソードを伝える際は、要点をおさえてわかりやすく簡潔にまとめることが大切です。

まずは、伝えたい内容を整理し読みやすさを意識した構成にすると、採用担当者の印象に残りやすくなります。

ポジティブな内容にする

志望動機ではほかの歯科医院と比べたり、給与・待遇・人間関係などの不満を述べたりすると、印象が悪くなってしまいます。その歯科医院ならではのよさや、「過去の経験をバネに成長したい」など、嘘のないポジティブな内容にすることを心がけましょう。

仕事内容や歯科医院の方針などを志望理由にする

志望動機には、応募先の医院でなければならない理由を盛り込むことが大切です。仕事内容や歯科医院の方針などを志望理由にすれば、その歯科医院に貢献できる人材であることや、貢献したいという熱意があることが伝わります。

反対に、待遇・制度・通勤距離といった業務に直接関連しないことを志望理由にすると、仕事への本気度が疑われてしまう可能性があるためNGです。

【経験別】歯科衛生士の志望動機の例文

ここでは、新卒や未経験者・経験者・ブランクありといった立場別に、歯科衛生士の志望動機の例文を紹介します。自分の状況に合わせた伝え方を理解し、オリジナリティのある志望動機を考えましょう。

新卒や未経験者

新卒や未経験者は、歯科衛生士のスキルをアピールすることは難しいため、成長意欲や熱意をしっかりと示すことがポイントです。その歯科医院の方針や特徴に合わせて、これまでの経験や自身の強みを、どのように活かせるかアピールしましょう。

私は貴院の「患者に寄り添った診療」に共感し、志望いたしました。実習で貴院にお世話になった際、患者様がスタッフに信頼を寄せ、診療がスムーズに進む様子を見て、信頼関係を築くことの大切さを学びました。患者様に信頼していただけてこそ、安心・安全な診療補助ができると考えております。貴院では、一人ひとりの患者様と丁寧に向き合い、向上心を持って、患者様にもスタッフにも信頼される歯科衛生士を目指してまいります。

経験者

歯科衛生士の経験がある場合は、これまでに培ったスキルや経験をどのように活かせるか、さらには今回の転職を通じてどのように成長したいかを伝えることが大切です。応募先の診療方針などに共感していることを述べると、前向きな転職であることを伝えられます。

私は、予防歯科に力を入れている貴院でさらに専門性を高めたいと考え志望しました。前職では、予防措置やスケーリングを中心に担当しており、丁寧なケアを心がけてきました。口腔内の健康を未然に防ぐサポートができることに、やりがいを感じています。これまでの経験を活かしつつ、さらに予防や保健指導のスキルを磨き、貴院に貢献できるよう尽力してまいります。

ブランクあり

結婚や出産、介護などで仕事を離れていた人の場合、ブランクがあっても再び現場で活躍したいという意欲を伝えることが大切です。

以前の職場での経験とあわせて、空いた期間にどのような努力をしていたかを述べ、ブランクがあっても貢献できる人材であることをアピールするとよいでしょう。

出産・育児のため数年のブランクがありますが、以前は小児歯科で予防措置や保健指導などを担当しておりました。子どもが生まれて、より小児歯科の分野で口腔ケアのスキルを高めたいと思い、貴院を志望いたしました。現場復帰に向けて、セミナーに参加したり知識をアップデートしたりといった準備を進めております。貴院では、患者様の不安を和らげ、信頼を得られるよう努めていく所存です。

履歴書や職務経歴書を書くときのポイント

志望動機は履歴書に書くほか、転職者は職務経歴書にも自己PRとあわせて記載するのが一般的です。

提出する書類は、志望動機以外にもさまざまな情報を正確に記入する必要があります。誤字・脱字に注意し、丁寧な字で書くことが基本です。修正液などの使用はNGなので、間違えた場合は新しい用紙にはじめから書き直しましょう。

日付は事前に郵送する場合は投函日を、面接時に手渡す場合は面接日を記入します。学校名や企業名は略称ではなく、正式名称で記載してください。

以下では、履歴書と職務経歴書それぞれのポイントを紹介します。

履歴書でとくに注意すべきこと

履歴書では、証明写真の印象や記入内容の丁寧さが重要です。写真はスーツ着用で、清潔感のある髪型・メイクが基本です。空欄はできるだけ残さず、本人希望記入欄はとくに希望がなければ「貴院の規定に従います」と記載しましょう。

履歴書の詳しい書き方は、以下のページを参考にしてください。PDF版とWord版のダウンロードができます。

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職務経歴書でとくに注意すべきこと

職務経歴書は市販の履歴書と同封されているものもありますが、履歴書のような定型フォーマットがなく、基本的には自分で作成する書類です。構成の自由度は高めですが、縦向きのA4用紙に横書きで、1~2枚が目安となっています。

記載する内容は、職務概要・職務内容・資格・スキル・自己PRなどです。項目ごとに整理し、罫線や文字サイズを工夫すると読みやすくなります。

職務内容は担当した業務を箇条書きですべて書き出し、どのような経験を積んできたのかを明確に伝えることが大切です。自己PRは志望動機と絡めたり、応募先に適したアピールポイントを記載しましょう。

職務経歴書の書き方は、以下のページで詳しく紹介しています。フォーマットのダウンロードも可能です。

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歯科衛生士の面接のポイント

面接では、履歴書だけでは伝わらない人柄や仕事への意欲、コミュニケーション能力が見られています。また、患者と接する機会が多い歯科衛生士は、身だしなみや姿勢などもチェックされるため、清潔感が大切です。

服装はスーツが基本で、シワやヨレなどがないようにし、メイクはナチュラルにしましょう。爪は短く整え、髪は長ければ結んでください。

ここからは、志望動機や話すときの姿勢について、ポイントをおさえましょう。

志望動機は暗記しなくてOK

履歴書に書いた志望動機を、暗記する必要はありません。暗記すると緊張で頭が真っ白になったり、話し方がぎこちなくなったりすることがあります。履歴書の内容をベースに、書ききれなかったエピソードを補足しながら簡潔に伝えることが大切です。

話す順番は、履歴書のように「結論→エピソード→どのように貢献したいか」の順に整理すると伝わりやすいでしょう。

自信をもってハキハキと答える

面接では、話す内容だけでなく話し方も重要です。背筋を伸ばし、面接官の目を見て笑顔でハキハキと答えることで、よい印象を与えられます。自信をもって話すと、より説得力がアップするでしょう。

緊張すると早口になってしまいやすいですが、話すスピードや声の大きさ、表情にも気を配るようにしてください。

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歯科衛生士の志望動機は熱意と具体性が重要!

歯科衛生士の志望動機は、採用担当者が「一緒に働きたい」と思える内容に仕上げることが大切です。「その歯科医院で働きたい」という熱意を伝えるためには、その歯科医院ならではの魅力に共感したことを述べるのが効果的。

また、応募先についてしっかりと把握し、自分の経験や将来の目標を具体的に伝えることで説得力のある志望動機になります。

紹介した例文も参考にしながら、自分なりの言葉でまとめてください。

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