“本来の自分“を取り戻せた!?人気急上昇の「ルーシーダットン」とは?#2
ビューティ・クリエイターやエディターの間で、いま話題のタイ式健康法、ルーシーダットン。しなやかで引き締まったカラダづくりができるだけでなく、ココロが楽になると人気急上昇中。ルーシーダットンと出会って人生が変わった! というインストラクター野島裕子さんが、その魅力と効果を伝授します。
ルーシーダットン&ヨガのインストラクターとして、またフリーランスのPRとして大活躍の野島さん。忙しい毎日を送っているはずなのにいきいきとして元気、お肌はきれいでスタイルも抜群! はたしてその理由は……?
きっかけは、サーフィン
野島さんがルーシーダットンを始めたいのは、今から6年ほど前のこと。サーフィンがうまくなりたい、という思いが直接の動機だったといいます。
「スポーツが好きでスキーは15年くらい、ランニングもずっと続けていたのですが、30代半ばになってサーフィンを始めたんです。運動神経にはちょっと自信があって、サーフィンもすぐにできるようになると思っていたのですが、どうもうまくいかない。サーフィンによって、自分には筋力も柔軟性も体幹もないということを思い知らされたんです」
ボードに乗って沖に出ようとしても、腕の筋力が足りないからパドリングが思うようにいかず前に進まない。ボードの上に立たったときも、なかなかバランスがとれない。どうやったら上手になれるんだろう……。そこで、まずはヨガを始めることにしたそうです。
「サーファーには、体のバランスがよくなるからとヨガを生活の中に取り入れている人が少なくないんです。ところが、私は体が固くてヨガのポーズ取ろうとすると呼吸ができない。すると苦しくてよけいにポーズが取れない……という悪循環に陥ってしまって」
そんなとき、友人から勧められたのがルーシーダットンでした。
「タイの修行僧たちが瞑想やヨガを行う前、体を整えるために行う自己整体だと聞いて、まずはヨガをやるために始めたわけです。半年ぐらい続けてみたところ、変わったと実感したのが姿勢です。あぐらをかいたとき腰が落ちやすかったのですが、腹筋を使って背筋を伸ばせるようになったんです」
サーフィンをやってみると、以前よりもスムーズに、バランスよくボードに立つことができた。これはいいかも! と野島さんはどんどんルーシーダットンにはまっていったといいます。
カラダに、そしてココロにもポジティブな変化が
大好きなサーフィンの上達のため、ヨガのためとルーシーダットンを始めた野島さん。
「体も徐々にやわらかくなり、サーフィンのパフォーマンスが上がったこともうれしかったのですが、自分の体が本来あるべき状態に戻ってきたという実感が大きかった。体幹、つまり体の軸がしっかりして、骨格のゆがみが修正され、眠っていた筋肉や体の機能が目覚めていく……という感じでした」
長年、悩まされていた肩こりが解消し、体がラクになって疲れにくくなったそうです。
そして、ボディラインにもうれしい変化が。
「姿勢がよくなったので、実際よりもスタイルがよく見えるように(笑)。筋肉がつくので体重がガクッと減ることはないのですが、腰の上についたお肉がなくなってウエストが引き締まりました。また、肩甲骨を使うポーズも多いので気になっていた背中も余分なお肉が取れてすっきり。お肌の調子も上がりました」
想定外だったのが、ココロの持ちようも大きく変わったこと。
「ヨガもそうですが、ルーシーダットンは筋肉の動きを意識しながらポーズを行うのですが、『意識する』というのは、すなわち自分自身と向き合うこと。その作業を続けるうちに物事に対する考え方、日々の過ごし方、そして食べるものについても、いま自分に本当に必要なものは何なのかがわかるようになりました」
カラダが本来の状態に戻ったことが影響しているのか、精神的にもありのままの自分を受け容れられるように。周囲にも、自分自身にも無理をしなくなって精神的にとてもラクになったといいます。
「ちょうどその頃、自分のキャリアについて悩んでいたんです。PRの仕事を15年間、会社員として続けてきて充実感も味わっていたけれど、40代以降も仕事をもって自分らしく生きるためには、このあたりで何かを変える必要があるんじゃないか、って」
そんな野島さんの背中を押してくれたのが、ルーシーダットンでした。
美容と健康が両立することを自ら
「化粧品のPRという仕事にやりがいを感じていましたが、ルーシーダットンの素晴らしさをひとりでも多くの人に伝えたいという気持ちも日に日に強くなっていって。自分の人生の中で、この2つを両立させたい。だったら会社をやめてフリーランスの身で、PRもルーシーダットンのインストラクターもやっていこうと決めたのです」
ルーシーダットンによってカラダもココロも変わっていく野島さんを見て「私もやりたい!」と言う人が続出。
「あ、これってPRだなと思いました。これまで商品をどうぞと勧めていたけれど、ルーシーダットンの場合は自分自身を使ってPRしていける。これまでのキャリアも活かせると思いました」
2012年、日本ルーシーダットン普及連盟認定インストラクターの資格を取得し、そのタイミングで会社を辞めて独立。”二足のわらじ”生活が始まりました。
「フリーの身では、自分が動かなければ何も始まりません。そして、仕事の責任はすべて自分で追うことになります。また、働くだけでなくお金のことを始めすべて自分ひとりでやらなければいけない。大変といえば大変ですが、PRの仕事とルーシーダットン、どちらも大好きで私の人生には欠かせないものなので、つらいとかやめたい、と思ったことはありません」
タイのラグジュアリーホテルのSPAブティックでたまたま見つけ、一目惚れしたウェアがあります。ヨガからインスパイアーされたコンフォート&リラクシングウェア「Toyoga」。そのブランドに紹介者もなく直接アプローチし、日本での独占販売を行う代理店になったのです。
そんな多忙な日常のなか、しっかりサーフィンも続けているとか。
「日曜日は完全に仕事を休む日と決めていて、千葉の海に通っています。また、ウィークデーでも運よく午前中に何も予定が入っていなければ、車を飛ばして湘南へ」
波に乗っているときは瞑想状態になるので、心身ともにリフレッシュ。集中力が高まって、午後からの仕事もいっそうはかどるとか。
「美容に対する考え方も変わりました。たとえば、シミやシワについても毛嫌いするのではなく”人生を楽しんできたあかし”と考えて、エイジングと上手につきあっていけたらいいんじゃないかなと。シミやシワ、日焼けなど含めたトータルの魅力が、その人の美しさにつながるような気がします」
今度も「美容と健康」をテーマに二足のわらじを履き続けていきたい、と野島さん。ルーシーダットンは、人を内面から輝かせ、美しさをより引き出してくれるということを野島さんが証明してくれています。
ヨガからインスパイアーされたコンフォート&リラクシングウェア「Toyoga」。野島さんがタイのラグジュアリーホテルのSPAブティックでたまたま見つけ、一目惚れ。日本での独占販売を行う代理店としても活動中。
http://toyoga.jp
こちらも、野島さんのお仕事のひとつ。商品の企画から携わり、PRを務めている三重県・伊勢神宮のおきよめコスメ「おいせさん」。ココロとカラダのデトックスをテーマに、あぶらとり神紙、風呂神玉、お浄めスプレーなど日本製にこだわった良質の天然由来の素材を使用しています。
http://oisesan.co.jp
取材・文/鈴木裕子
Profile
野島裕子さん
ルーシーダットン インストラクター、ヨガ インストラクター、フリーランスPRスペシャリスト。大手化粧品会社、外資系ラグジュアリー化粧品ブランドで15年間、広報(PR)の仕事に携わる。2013年に独立し、フリーランスPRとヨガとルーシダットンのインストラクターとして活躍中。美容のPRとしてのキャリアを併せ持ち「健康的で美しくなれること」を伝えている。現在は自身のプライベートスタジオ「korat」、千駄ヶ谷「True Nature」ほか、オフィスや個人宅への出張レッスン、「Avity代官山スタジオ」では岩盤浴の中でクラスを担当。「Project DRESS」ではヨガ部・体幹部の部長を務め、部員は1300名を超える。2013年、日本ルーシーダットン普及連盟認定マスターコース修了、2015年、全米ヨガアライアンス200を取得。
HP http://korat-japan.com
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