ハードワークで体調不良に。体力的に働きやすい環境を目指して転職「LAGOON」MANAMIさん

美髪を保ちながら幅広いデザインを叶える施術で人気のヘアサロン「LAGOON」。2025年に入社し、現在アシスタントを務めているのがMANAMIさんです。

美容師の母を持つMANAMIさんは、幼少期から仕事の様子や楽しそうに施術を受けるお客様を見ているうちに興味が芽生え、美容師を目指すようになったといいます。

1社目時代に休みがなく体調不良になってしまった経験を踏まえて、転職活動では休日日数を譲れないポイントにしていたというMANAMIさん。月8日間の休み、退社時間は19時というプライベートを確保しやすい労働環境に惹かれて「LAGOON」に応募したそうです。

今回、お話を伺ったのは…

「LAGOON」アシスタント

MANAMIさん

東京都出身。東京総合美容専門学校を卒業後、1社を挟んで「LAGOON」に就職。現在入社1年目でアシスタントを務める。社内シャンプーコンテスト優勝経験を持つ、期待のホープ。

探し方が分からないからこそ、先生と二人三脚で進めた就活

――まずは美容師を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

美容師を務める母の影響が大きいです。幼いころの私は、母が働く美容室によく遊びにいっていました。そこで、一生懸命働く母の姿と楽しそうに施術を受けるお客様の様子を見て、興味を持つようになったんです。保育園を卒業するころには、母と同じ美容師になりたいと決めていましたね。

――お母様に憧れたのですね。就活はいつから始めましたか？

美容専門学校1年生の3月くらいからです。最初の取り組みとして、学校主催の会社説明会に参加したのですが、そこで美容室は入社前と入社後にギャップを感じやすいと言われて。リサーチや見学などできることはすべて取り組み、就活は慎重に進めようと決めました。

――具体的にどのようなサロン探しを？

先生と相談しながら進めていました。というのも、はじめは「有名店がいい」というざっくりしたサロンイメージしかなかったですし、サロンの探し方もわかりませんでした。先生の提案と自らのリサーチで挙がった候補のなかから、興味が湧いたサロンの見学に行き、現場の雰囲気やスタッフの様子をチェックして応募先を決めました。

自分でリサーチするときには、校内のキャリアセンターを主に活用していました。全国各地のサロン一覧があり、そこには各サロンの面接試験の様子なども記載されていたので、サロン探しだけでなく採用試験の参考にもなったんです。

――有名店にこだわっていた理由は何ですか。

親を安心させたかったからです。有名店であれば親も知っているでしょうし、福利厚生などもしっかりしているのではないかと当時は思いました。

体調不良で一度は諦めた美容師。憧れが再燃してリスタート

――1社目はどのようなサロンだったのですか？

カットが得意な美容師が多く在籍しているサロンでした。就活を進めていくなかで、カット技術を鍛えたいと思うようになっていましたし、何より有名店だったのでマッチしていると思い、入社しました。

――サロン見学には行きましたか。

サロン見学にも行きましたし、お客としても足を運びました。長く働きやすい環境を求めていたので、スタッフの関係性やサロンワークの雰囲気を見たり、質問したりすることも。同じ学校出身の先輩が在籍していたので詳しく聞いたところ、「休日に食事やモデルハントに一緒に行くほどスタッフは仲がいい」と言われたので安心しましたし、入社への思いがより高まりました。

――転職しようと思った経緯は？

体調を崩してしまったからです。配属先が見学した店舗とは異なり、スタッフの関係性やサロンの雰囲気など多くの点で理想とのギャップがありました。ハードワークで休みはほとんどありませんでしたし、休日もモデルハントに時間を当てなければいけなかったんです。アシスタント指名をいただいていたため、退職したくてもなかなか辞められずに体調を崩してしまいました。

――辛い時期でしたね。

はい。退職後は3年間、身体を休めるため仕事はせずに生活していました。はじめは「もう美容師の仕事はしない」と決めていたのですが、時間が経つにつれて美容師への憧れがまた湧いてきたんです。そして、休養からおよそ2年が経ったころに再び就活をスタートさせました。

休日の確保と早期デビュー。理想の条件が揃った環境「LAGOON」

――「LAGOON」を選んだ理由は？

仕事とプライベートを両立しやすいと思ったからです。1社目での経験をふまえて、休みをしっかりと取れることが譲れないポイントでした。「LAGOON」は月8日休みで、退勤時間は基本的に19時です。1社目時代は終電ギリギリまで練習していることがほとんどだったので、帰宅してから趣味に取り組んだり、早めに就寝したりと自由に過ごせる時間を確保できるのは素敵だと思いました。

――なるほど。

あとは早期デビューに惹かれました。1社目でデビューすることなく退社していましたし、長く休養していたので、早くデビューして同期との差を埋めたい、親を安心させたいと思っていたんです。「LAGOON」のカリキュラムは、およそ1年2ヶ月でデビューできるように組まれているので私にぴったりでした。

後編では、採用試験の様子や転職活動中に悩んだことについてお話を伺います。採用試験に向けて何も準備をしなかったというMANAMIさん。準備をしないほうが面接官と自然体でコミュニケーションをとることができ、魅力も伝わりやすいと考えていたそうです。後編もお楽しみに！