コンプレックスはメイクでカバーできる!この楽しさを広めたい【アトリエはるか 森宮萌香さん】#1

新たな道を切り開くとき、先輩たちはどうやって壁を乗り越えたのかを紹介するこの企画。今回はアトリエはるかの経営企画部 販促支援チームで商品キャンペーンやシーズンメニューの企画運営に携わっている森宮萌香さんにお話を伺います。

前編では、顔に対するコンプレックスが克服できたメイクの楽しさから将来は「へアメイクアップアーティストになろう」と心に決めたこと、アトリエはるかに入社して念願のへアメイクに携わるようになり、順調にキャリアをスタートさせたことについてインタビューしました。

お話を伺ったのは…

(株)アトリエはるか 経営企画部 販促支援チーム

森宮萌香さん

2020年に福島の理美容専門学校を卒業後、同年4月(株)アトリエはるかに入社し、ルミネ新宿店に配属される。'21年4月にエチカ池袋店へ異動。同年11月にはルミネ池袋店店長に就任する。'23年8月には眉とまつ毛に特化した店舗Karen EYEBROW DESIGNで店長を勤める。'24年12月に経営企画部 販促支援チームの一員となり、商品キャンペーンやシーズンメニューの企画運営に携わっている。

コンプレックスに悩む女性を助けたくてへアメイクアップアーティストを志願!

お話を伺っていると、コンプレックスに悩まされていたとは信じられません!

――森宮さんが美容師になろうと思ったきっかけはなんですか?

私の母の友人が美容師をしていて、とてもキラキラ輝いていたんです。私も「あんな風にキラキラした大人になりたい!」と思っていました。

――お幾つくらいのときですか?

物心がつく年齢なので、幼稚園くらいでしょうか。母と一緒にその美容室に通っていて、髪を切ってもらうのを楽しみにしていました。

――それで理美容専門学校に進学したんですね。

私の通っていた学校は、美容師の資格を取る勉強をしながらネイルかメイクのどちらかを学べるカリキュラムになっていて、私はメイクを専攻しました。そこからメイクの面白さにハマってしまったんです。

――美容師ではなく、メイクですか?

実は私、自分の顔にものすごいコンプレックスがあったんです。目は一重だし、自分の顔の全てが嫌いでした。女優さんやモデルさんみたいなキレイな顔に、少しでも近づきたい!と思っていました。

――そんなに思い詰めていたんですね。

ちょうどそんなとき、SNSでざわちんさんの変身メイクが話題になっていて、「メイクでこんなに変われるんだ!」というのを知って。メイクの力で自分を変えられることが分かって、メイクの面白さに目覚めたんです。

――確かに、ざわちんさんはご自身の顔とはまったく違う顔にも変身していましたよね。

私のようにコンプレックスを持っている人の悩みをメイクの力で解消したいと思って、へアメイクをやりたいと思うようになりました。

――へアメイクを仕事にするのは難しいですよね?

安定した環境で働きたいと思っていたので、就職先は悩みました。たまたま学校の先生が六本木にある美容室で働いていた時期があって、そのときに「へアメイクをやっているアトリエはるかという会社があるから、エントリーしてみたら?」って教えてくれたんです。

――よく思い出してくださいましたね。

本当に(笑)。学校を卒業したら上京したかったので、迷わずエントリーをして、入社することができました。

へアもメイクもすべて担当する新宿店でキャリアがスタート!

新人時代の森宮さん。仕事をしながら、さまざまなセミナーや研修に参加していたそう。

――勤めるなら東京で、と決めていたんですか?

地元では美容をやらないと決めていました。トレンドとか美容の最先端が集まる場所なので、美容の仕事をするなら東京でやりたいと思っていました。

――最初の勤務地は?

ルミネ新宿店です。ここはヘアメイクの大型店舗で、ハロウィン用のメイクをやったり、夏には浴衣の着付けをしたり、いろいろなことを学びました。

――幅広いですね。

ここにはシャンプー台があったので、ヘッドスパのメニューもあったんですよ。

――一度にいろいろなことを覚えるのは大変ですね。

研修があってそれをクリアするごとに昇格できるので、上を目指す目標になりました。

――配属されてから、どんな勉強をしましたか?

本を買ったりセミナーに行ったり、へアショーを観に行ったり。家からサロンの移動時間もトレンドの勉強や新しい技術の勉強をしました。

ヘアメイクの派遣チームが外部セミナーや撮影を担当するときは、アシスタントとして同行できるようにお願いして、間近でメイクの技を学ばせてもらいました。

――すごい積極的ですね。ずっとルミネ新宿店だったんですか?

入社から翌年にエチカ池袋店に副店長として異動しました。昇格するにつれ、数字も考えなくてはいけないようになって、責任も増えていきました。

――「メイクの力で変われることを伝えたい」という最初の動機と数字はちょっと折り合わないような気がします。

お客さまのキレイを目指すことと数字でNO.1を目指すことは同じだと思っています。例えば、メイクをご希望のお客さまがいらしたとき、髪を少しアレンジした方がもっとキレイになるとご提案することがあります。それでキレイになればお客さまは満足するし、数字に繋がるもの。トータルでお客さまのキレイを目指すのが目標なので、それが自然と数字に結びつくのだと思っています。

「ヘアメイクを仕事にしたい」という夢を叶えた森宮さん。

後編では、ルミネ池袋店店長に続いてKaren EYEBROW DESIGN店長に任命され、店長としてさまざまな壁に突き当たったこと、現場でのヘアメイクから商品の販売に興味が移り、希望を叶えるために行ったことについてお話を伺います。

撮影/森 浩司


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(株)アトリエはるか
住所:東京都渋谷区渋谷3-19-1 渋谷オミビル3F
TEL:03-5778-9700

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