毎月通える価格でトレンドスタイルを叶える『ALBUM SHIBUYA』
渋谷アップルストアの上というわかりやすい立地ながらも、トレンドヘアを低価格で提供することで多くの人に支持されている『ALBUM SHIBUYA』。今回は店長のNATSUMIさんに、お店の特徴やこだわりについてお話を伺いました。
ファストファッションのような気軽さでおしゃれになれるサロン
――お店のコンセプトについて教えてください。
「『トレンドヘアーを毎月通える価格で提供。』をコンセプトに、ファストファッションのように手軽な価格で、最新ヘアを提供できるようなサロンを目指しています」
――テイストとしてはどのようなスタイルを提案していますか。
「甘めよりも、辛め。大人のカジュアルといったイメージです。ファッションブランドで言えば、SLYやMOUSSY、EMODA、MURUAをイメージしてもらえば、近いかもしれません。内装もニューヨークのSOHOをイメージしたものにしています」
――なるほど、辛めのイメージに合う店内ですよね。主な客層は何歳くらいの方になりますか。
「10代から30代まで幅広い層の方にご利用いただいています。一番多い層は、10代後半から20代前半です」
――お店としても、辛めなスタイルを打ち出しているのでしょうか。
「スタイリスト個々の作るスタイルについては、お店からの強制はなく自由です。私はラフな感じの甘めカジュアルが得意だったりします。いろいろなお店で経験を積んだスタイリストが集まっているので、技術も個性も豊かなんです」
――リーズナブルな価格を設定されていますが、お客さまの来店頻度はどのくらいなのでしょうか。
「だいたい1ヵ月半から2ヵ月くらいですね。毎月来ていただける方も多いです。今まで、他の美容室では高くて定期的に通えないといった方も、価格がリーズナブルなので定期的に通っていただけています。また何か月後には、こういうスタイルになっている、次回はこういうスタイルにしようと相談しながら進めることで、リピートにもつながっているのだと思います」
管理も研修もITを活用
――スタッフの方がいろいろなお店から入店されたということは、それぞれ技術を持って入られたんですね。
「そうですね。切り方や薬剤の配合が違うので、刺激になります。お店としても『この切り方じゃないとだめ』といったものはありません。ただ、全員バラバラだとアシスタントが混乱するので、教育として切り方、アレンジ…それぞれスタイリストの担当を決めて、統一するようにしています」
――NATSUMIさんは何担当ですか?
「私はシャンプー担当でした(笑)。それぞれの技術を動画で撮影して、限定公開の状態でYouTubeにアップしています。アシスタントはいつでもどこでも、動画を見ることができるのが特徴です」
――動画とは、“今どき”な感じですね。ほかにもITを活用しているようなシーンはありますか。
「顧客のカルテ管理をアプリで行っている点でしょうか」
――アプリもあるんですね! 具体的には、どのような機能があるのでしょうか。
「カルテ代わりや動画の配信、メンバーズカードの代わりとして使えます。たとえばカルテとして使うために、毎回、お客さまのスタイルを写真で残しているんですね。『前々回の髪色がよかったから、その色を再現したい』というときも、写真やデータが残っているので、一緒に確認しながら進めることができます。また、大きな特徴のひとつが、スタイリストとチャットができるという点です」
――どんなやり取りをしているのでしょうか。
「多いのが『髪型が好評だった』と言った話や、次の予約のための予定確認ですね。事前に髪の悩みを伺ったりアフターフォローをしたりできます。よりお客さまとの距離が近くなっていると感じますね」
――それはいいですね! お客さまも積極的に活用されていますか?
「はい、活用いただいております。やはりLINEは教えたくないという方も、アプリを通してのやりとりであれば、安心してご連絡いただけるようです」