マッサージの専門用語事典ま行

マッサージ師として働くならば、しっかりと身に付けておきたい業界用語。今回はマッサージ師専門用語の「ま」行をお送りします。

マッサージ師

日本におけるマッサージ師とは、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」及び「鍼灸マッサージ師」を保有している人のことを指します。そのため、マッサージを仕事として行えるのは、医師及びあん摩マッサージ指圧師のみです。あん摩マッサージ指圧師は特別な器具や道具を使用しないで、基本的に手のみで施術を行い、腰痛や肩こりなどの症状を緩和させることを目的とします。一方、鍼灸マッサージ師は、鍼やお灸を利用してマッサージを行います。マッサージ師は禁忌疾患以外の施術行為ができ、治療院や施術所などに就職したり、あるいは開業したりすることができるのです。 マッサージ指圧師の資格を取得するためには、専門学校などで数年間勉強して受験資格を得た後、国家試験を受験します。そして、合格した場合は免許取得の交付を申請した後にマッサージ師となることができます。

むくみ

むくみとは、血液中に含まれる水分がリンパ管を通って流れ出し、皮膚の下にそのまま水分がたまってしまう状態のことです。むくみが発生する原因は、長時間同じ姿勢で仕事をしていたり、運動不足や冷え性だったり、ホルモンバランスが崩れたりすることなどによります。 むくみを改善する方法は、マッサージを行うことです。特に、首や太ももの付け根などリンパ節が集中している部分から、むくんでいる場所にかけてマッサージをすると効果的です。むくみがあるか確認したい場合は、むくみがあると思われる、自分の体の部分を指で強く数秒間押してみます。そして、へこんだ部分がすぐに戻らないのであれば、むくみの可能性があると判断します。さらに、むくみの症状には病気が潜んでいる可能性もあるので、気になる場合は病院へ行って医師に相談してみるとよいでしょう。

もみ返し

整体やマッサージを行った後で、体が筋肉痛のような症状になったり、筋繊維が傷ついて炎症が起きたりしてしまう場合をもみ返しといいます。もみ返しは、普段運動不足などで使用していなかった筋肉が、マッサージを行うことによって刺激されるために起こるものです。そのため、マッサージ師の腕の良し悪しによってもみ返しが発生するわけではなく、その原因は日常生活で筋肉をあまり使っていないことにあります。初めてマッサージを受ける人がもみ返しを経験することが多く、ある程度マッサージを頻繁に行う人には起きづらい傾向があるのです。 もみ返しが発生した場合は、炎症を止めるために、冷湿布や保冷剤で冷やします。一方、マッサージ後にだるさを感じたら温湿布を使用したりぬるま湯につかったりして、体を温めて改善を図ります。

免疫システム

免疫システムは、外からくるウイルスなどから体を守るために働くシステムで、人間にとってなくてはならないものです。免疫システムが働かなくなった場合、外敵から身を守る術がなくなるので、病気になってしまう確率が大幅に上がります。エイズとは、HIV感染によって起こる免疫系疾患「免疫不全」のことです。免疫システムによって守られている人にとってはなんでもない細菌でも、免疫不全の人の場合は重体になることがあります。免疫システムは、人が生まれたときから全ての病気に対して体を守ろうとするのではなく、まず1度感染することで体内に抗体ができ、2回目以降は同じ病気にかかる確率を大きく減らすことができるという特徴があります。ちなみに、刺激によって新陳代謝を活発にさせ、免疫システムの機能力を上げることができるといわれている手段のひとつがマッサージです。

脈診(脈拍視診)

体の状態を確認するために、脈の速さやリズムなどを見る方法があります。脈診は医療現場でも広く使用されている基本的な診断方法です。マッサージを行う前や、後でも脈診をするマッサージ師は多くいます。ヨガにおいても脈診は重要であり、インドの民間療法であるアーユルヴェーダでも脈診は広く使用されてきました。脈診は、手首にある動脈に人差し指と中指、薬指の3本を当てて脈拍を感じ取ります。自分で脈診を試みる場合は、脈の位置・長さ・速さ・太さ・流れ・リズム・尺部拍動を気にかけながら行います。脈は、体の状態によって大きく変わる特性を持っているため、脈診を行う前は体の状態を落ち着かせ、静かな環境で行うことがポイントです。

マッサージオイル

アロママッサージなどで使用されるマッサージオイルは、アロマの香りでリラクゼーションを促す効果があります。マッサージオイルの種類はいろいろありますが、その大半は、ホホバやアーモンド、アプリコットなど植物由来のものです。さらに、マッサージオイルの多くは無害なもので、基本的にオイルを使用後に肌にトラブルが起こるということは少ないです。しかし、場合によってはかぶれたり痛みを覚えたりすることがあるため、初めて使用するマッサージオイルは、事前に少量を手首につけてみるなどのパッチテストを行います。オイルマッサージの後は、すぐにシャワーを浴びてオイルを洗い流す必要はありませんが、紫外線を浴びると日焼けを促進してしまう可能性があるので、極力外出は避けた方が安心です。

慢性痛

慢性的な運動不足や、生活習慣の乱れ、偏食などからくる痛みの症状で、急性症状ではないものを慢性痛と呼びます。慢性とされる長さにはいろいろな説がありますが、3カ月以上同じ部位が痛む場合は、慢性痛の可能性が高いです。慢性痛の場合、長いスパンで見ていくと一時的に回復することもあるため急性痛だと思うこともあります。しかし、慢性痛と急性痛の対処の仕方は大きく異なるので、素人判断はせずに病院へ行って医師の指示を仰ぐことが重要です。また、慢性痛の始まりは急性痛からということもあるため、痛みを覚えたときは迅速に適切な処置を行い、回復に向かわせて慢性化させないようにすることも大切です。もしも、痛みが慢性化してしまった場合は、痛みを取り除くまでの期間も長くなるので注意が必要となります。肩こりや腰痛などの慢性痛には、マッサージが効果的です。

むち打ち症

自動車事故などで首や体に強い衝撃を受けたり、スポーツ中に首に不自然な力が加わってしまったりすることによって起こる症状です。体がムチのようにしなる動きから「むち打ち症」と呼ばれています。首に強い痛みを感じたり首が回らなくなったりする症状のことを表します。むち打ち症の多くは頚椎捻挫であり、首が捻挫することによって引き起こされるのです。むち打ちになると、首を固定して安静にさせるために頚椎カラー(首用のギプス)をつけることがあります。むち打ちで首に違和感を覚えたり、首に痛みがあったりする場合は、病院へ行き適切な治療を受ける必要があります。しかし、湿布による処置や、安静にしていることを指示されるだけの場合もあるので、そのような場合は整骨院へ行き、リハビリ治療をすることが可能です。

もみほぐし

マッサージにはいろいろな方法がありますが、もみほぐしは一般的なマッサージ方法のひとつといえます。私たちの体の筋肉は、使用していないと徐々に凝りかたまる性質があり、筋肉から柔軟性が失われると、転倒したときに大きな怪我をする確率が高くなるのです。また、少々の運動で数日間筋肉痛になったりします。さらに、筋肉が固くなると肩こりや腰痛、首や目の疲れなど、全身に影響を与えます。その対処法として、筋肉を適切にもみほぐすことで、コリの痛みを軽減させることができるのです。自分で自分の体のもみほぐしを行う方法は、左肩の場合は右手親指を首筋にあてて、その他の指で肩を満遍なく押していきます。ただし、強く押すと逆に凝ってしまう可能性があるので、痛みを感じない程度に軽く押すことがポイントです。

 

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