中世の古城をイメージした内装で女心をわしづかみ！『hair+resort valentine』
池袋から徒歩5分という好立地にありながら、非日常感を味わえる『hair+resort valentine』。リラクゼーションに力を入れリゾート感を打ち出たお店作りで人気を集めています。中世の古城をイメージした店内は、シャンプールームのなかにプラネタリウムがあったりとお客さまに新鮮な驚きを与えます。なぜこのようなサロンを作ったのか、代表の鈴木恵太さんにお話しをお伺いました。
スタッフを増やし、拡大を続けるFlorenグループ
――このサロンがオープンした経緯を教えてください。
「以前僕は新宿の美容室で働いていたんです。美容師業界は長く働いているのはほとんどが男性で、女性が長く働けるような仕組みが整っていない場合が多く、そのとき僕が勤めていた会社も大きな会社だったので、なかなか組織の仕組みが変えられないところがあったんですね。それでそういった環境を作りたいと思い、独立を決意しました」
――池袋に出店した理由は？
「元々、僕が新宿区で働いていたのと立ち上げのメンバーが埼玉方面のサロンに勤めていたのでその中間をとったということと、これから美容室が伸びるエリアなんじゃないかと思ったのが理由です。池袋はターミナルの駅ですが、美容室で有名なところもそんなにないので、まだまだチャンスの多い街なんじゃないかと思いました」
――12月には4店舗目をオープンされると伺いました。起業から5年で4店舗というのはハイペースだと思うのですが、いかがですか？
「ここは少し大きめの店舗ですが、1つひとつは5～6席程度の小規模な店舗ですし、すべての店舗が徒歩1分圏内くらいにあり、新店舗というより拡張しているようなイメージなんです。スタッフが増え、お客さまが増えた結果、少しずつ大きくなっているような形で。そうすることでスタイリストが異動してもお客さまも来ていただきやすいですし、予約が取れないときにも他の店舗をご案内することができます。店舗拡大ができている大きな要因はスタッフが定着してくれていることだと思っています」
お客さまにリラクゼーションを提供するリゾートスタイルで人気に
――どのお店もリゾートをテーマとしたお店作りをされていると聞きましたが。
「今、美容室ではカットやカラー以外にも、ヘッドスパとかトリートメントなどリラクゼーションメニューがあるのが主流になっているので、技術はもちろん、その施術を受けるお店の雰囲気も、ゆったりしたリラックスできる雰囲気を大切にしたいと思ったんですね。それでリゾート感のある内装が一番しっくりくるかなと思いました」
――先ほどシャンプー室を見せていただいたんですが、プラネタリウムのようになっていて素敵ですね。
「ありがとうございます。縦長のお店だったので、奥のスペースをシャンプールームにして暗くしたら、よりリラックスできるんじゃないかと思ったんです。そしてどうせ暗いなら何かできないかと思い、プラネタリウムの機械を設置しました。2店舗目のお店で、大きなスクリーンをつけてプロジェクターでずっと映画を流しているんですが、その延長で作りました。やはりシャンプーのときが一番リラックスできる瞬間ですから、そこを工夫するようにしています」
――内装は中世の古城をイメージしているとのことでしたが、そのようにした理由は？
「どの店舗もアンティークやエイジングをイメージした内装になっているのですが、その路線で1つひとつのお店に個性的なコンセプトを出そうとしたときに、思いついたのが中世の古城でした。お客さまに非日常感を味わっていただくことで、よりリラックスしていただけると思っています」
――スタイルのコンセプトはどんなものですか？
「このサロンがリラクゼーションを売りにしていることもあり、来ていただくお客さまのほとんどが30代前後の働いている方が多いんですね。なので自分でも扱いやすいスタイルをメインのコンセプトにしています。あまり奇抜な感じのスタイルというよりは、好感度が高いスタイルですね」
鈴木さんの独立の理由である、女性が長く働けるサロンはどのように作られているのでしょうか。後編で詳しく伺います。
Salon Data
hair+resort valentine
住所：〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-22-15 大林ビル1F
TEL：03-5950-7758
valentine-hair.com/
女性が美容師として長く働ける環境を作っていきたい『hair+resort valentine』>>
