美容師はブランクがあっても働ける? ブランクOKのサロンはどれくらいあるの? スムーズな復帰のためにできること

美容師として働いていても、結婚や出産などを機に美容師の仕事を離れてしまう方も多いものです。結婚生活や子育てがひと段落したときに、美容師の経験を活かして再び美容師としてサロンで働きたいと考える人は多いのではないでしょうか。

何年もブランクがある場合、そもそもスタイリストとして雇ってもらえるのか、あるいは今の技術や流行についていけるのかを心配する方も少なくありません。

今回はブランクがあっても美容師として働くことはできるのか、どのくらいブランクOKのサロンがあるのかをご説明し、さらに、スムーズに仕事復帰するためのポイントを併せてご紹介します。

美容師はブランクがあっても働ける? ブランクOKの美容室を求人情報でチェック

美容師はブランクがあっても働けるのか、ブランクOKの美容室について実際に出されている求人情報を元に調査した結果をご紹介します。

ブランクがあっても正社員として就職できる!

美容師は国家資格を必要とするため、誰もが働ける職種ではありません。そのためブランクがあっても正社員として働けるサロンは多数あり、美容師の仕事から離れている期間が長くても正社員として就職することも可能です。

ブランクOKとしている各美容院では、人材確保に力を入れるべく研修制度や産休・育休など育児をサポートする制度を整えていることも少なくありません。

例えば、東京都内で複数の店舗を展開しているサロンでは、ブランクのある人に向けて、月8回の技術講習を無料で実施しています。このような制度を利用しているサロンなら、技術面での心配をすることなく復帰しやすいでしょう。

加えて、ブランクOKを謳っている場合は、そのサロンで結婚や子育てがひと段落してから仕事復帰をした人が実際に働いているのかを確認しておくと安心です。前例があればブランクがあっても働ける環境が出来上がっていると判断できます。

他にも、福利厚生として「家族扶養手当」などを設けているサロンも見られます。こちらのサロンには産休・育休制度、さらに病気などで一時的に職を離れても復職できるリターン制度なども設けられています。

このような制度が利用できれば、ブランクから正社員で復帰した後も子育てと仕事の両立もしやすいといえます。

なお、東京に限らず神奈川県にもブランクOKの美容室も多数あります。

たとえば、神奈川・東京・千葉にあるブライダルサロンでは、ブランクがある方がヘアスタイリストとして正社員で働くことも可能です。さらにこのサロンはスクールを併設しており、希望者はこちらのアカデミーで学びながら仕事ができるため、あらためて最新の知識や技術を身につけられます。

ここでは東京や神奈川の求人情報を中心にご紹介しましたが、全国各地でブランクOKの求人情報は出ています。正社員で仕事復帰を考えているのであれば、一度居住地の近くの求人情報をチェックしてみてくださいね。

パート・アルバイト勤務でも需要はある?

毎日出勤するのが厳しい場合や扶養内で働きたい場合、ダブルワークで働きたい場合などは、パート・アルバイトを選択することでしょう。もちろん、美容師は正社員だけでなくパート・アルバイト勤務の需要も多数あり、東京都内でも多数の募集が出ています。

例えば東京都内に4店舗を展開しているサロンでは、週に3日、1日5時間以上から働けます。子どもを持つ美容師が実際に働いていて、希望を考慮したシフトが組まれています。シフトを調整すれば希望通りに子どもの行事に参加することも可能なので、自分や子どもの生活リズムに合わせてスムーズに働けるでしょう。

他にも、パート・アルバイトであっても、無料研修制度や福利厚生が整備されている美容室もあります。カット講習やメーカー講習などを受けられるので、ブランクがあっても技術をカバーすることも可能です。ブランクをカバーできる研修や講習を営業時間内におこなうサロンも見られます。

完全予約制のサロンであれば予約に合わせて勤務時間の調整がしやすくなりますし、託児所が併設されているサロンであれば、小さい子どもがいても復帰しやすくなります。

営業時間が18時までなどのサロンであれば、帰宅時間も遅くならずに家庭との両立ができるでしょう。完全週休二日制を採用しているサロンなら、より家族との時間を多くとれます。

このように、正社員と同じくパートやアルバイトでも美容師を募集しているサロンは多数あります。東京近郊だけでなく全国各地にあるため、再び美容師としてサロンで働くことを考えている場合には求人情報の確認をおすすめします。

ブランクありのスタイリストがスムーズな仕事復帰のためにできること

ブランクがある美容師が仕事復帰をする際には、技術の衰えやプライベートと仕事の両立に不安に感じでしょう。スムーズな仕事復帰のためにできることやしておくべきことはあるのでしょうか。

まずはアシスタントとして復帰する

美容師を離れていた期間が長いほど、美容師としての立ち振る舞いや接客方法を忘れてしまっているものです。いきなりスタイリストとして復帰するのが不安な場合は、まずはアシスタントとして働くことをおすすめします。

他のスタイリストの動きを観察しながら働くことで、以前の自分の動きを思い出して勘を取り戻せるでしょう。スタイリストを目指さずアシスタントとして働き続けるのも選択肢のひとつなので、働きながらスタイリストに復帰するかどうかを決めていきましょう。

ヘアカット講習会など技術系の研修に参加する

講習会などに参加して技術力を取り戻すことも大切です。美容業界は流行の移り変わりが激しいので、少しの間美容師を離れていただけでも流行がわからなくなってしまいます。

ヘアカットだけでなくシャンプーや薬剤などにも流行廃りがあるため、最新の情報を学ぶことはとても大切なのです。

そこで、講習会で最新情報を手に入れつつ、新しい流行に合わせた技術を身につけることをおすすめします。講習会や研修は全国各地で開催されており、スクールや総合施設などでおこなわれることが多いようです。

中にはサロン内で講習会を無料開催している場合もあるため、近隣のサロンも含めて探してみましょう。

ただし、やみくもに参加するのではなく、自分に足りないものが技術なのか情報なのかを正確に判断してから参加する研修を探しましょう。

ママとして働く場合|託児所アリのサロンを探してみる

子育てがひと段落して復帰を考えている場合は、託児所アリのサロンを探すのもひとつの方法です。

美容師はお客様から指名を受けることが多いので、急に早退をすると代わりがおらず、お客様や他のスタッフに迷惑をかけてしまう可能性が高くなります。しかし子どもが急に熱を出したりケガをしたりしてもサロンに託児所があれば慌てて早退する必要がなくなるため安心して復帰できるでしょう。

託児所以外にもシフトや時間の面で子育てに配慮してくれるサロンは複数あります。家庭との両立に理解を示してくれるサロンを選んで、なるべくストレスなく仕事復帰できるよう計画を立ててみてくださいね。

ブランクがあっても大丈夫! 仕事復帰の準備は慌てずに

美容業界は人手不足の状態であるため、ブランクありの美容師でも需要は高く、正社員だけでなくパート・アルバイトでも就職することが可能です。サロンや美容室もブランクをサポートする設備や制度を導入していることも少なくありません。

子どもがいる場合は、託児所のあるサロンや時短勤務が可能なサロンを探してみるのもひとつの手です。技術面が心配な方は、まずは講習会や研修に参加して流行や最新情報を学びましょう。

慌てて仕事復帰をすると自分自身の生活スタイルが崩れてしまうだけでなくサロンにもお客様にも迷惑をかけてしまいます。ブランクから美容師に復帰する際は、十分な準備をしておくことをおすすめします。

出典元:
ハローワークインターネットサービス
株式会社アートネイチャー 渋谷店 スタイリスト
トミーズスター 中途入社採用案内
株式会社ティア. 求人情報
リジョブ UNSOME下北沢店 求人
リジョブ 美容室シーズン 求人

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