セラピストであり、ダンサー!? リジョブ賞の蓮沼さんにインタビュー!
2017年10月27日、東京・代々木の山野ホールにて開催された『リラクゼーションコンテストJAPAN2017』。こちらの大会で見事リジョブ賞を受賞された蓮沼さんに、今回はインタビューさせていただきました!
実はリラクゼーションの業界に入ってからまだ1年ほどだという蓮沼さん。彼女は現在、埼玉県熊谷市にある『おふろcafé BIVOUAC リラクゼーション&ビューティ aura』でセラピストとして働く傍ら、チアダンスのチームでも活躍されているそうです。
後編の今回は、セラピストと両方されているダンスのお仕事についてお伺いします。
ずっと側にあった“ダンス”
――まずはダンスに出会ったきっかけを教えてください。
「母がバトントワリングやエアロビクスのインストラクターをしておりまして、自然な流れで私も習うようになりました。年を重ねるにつれてジャズダンスやヒップホップなど、幅広くダンスに触れるようになり、高校へ進んだ頃からはアシスタントとして教えるようになったんです。その頃から、ダンスの指導をする仕事、そして自分自身も踊る仕事に就きたいと思っていたんですよ」
――なるほど。では、現在どのようにダンスと関わってらっしゃいますか?
「キッズダンスサークルの講師をしつつ、私個人でチアリーダーチームに所属しています。野球チームの専属なので、球場や地域イベントなどでのパフォーマンス、チームの応援やPR活動などをしています。所属するまでは病気のため10年ほど指導以外で踊っていなかったので、また踊ることができてとてもうれしいです」
――なぜチアダンスをしようと思われたのですか?
「キッズダンスサークルの生徒からポンポンを使ったダンスをしてみたいと相談されまして。ちょうどその頃、熊谷市を拠点にした野球チームができて、チアリーダー募集に伴ってチアダンス体験会があったんです。ダンスの参考になるかと思い軽い気持ちで参加してみたのですが、思いのほか楽しくて(笑)。そこで踊ることの楽しさや喜びを改めて感じ、体調の心配もあり悩んだのですが、オーディションを受けました。メンバーになってからはキャプテンを2年間務め、今ではチーム公式のキッズチアクラスの指導担当もしています」
リラクゼーションとダンスは共通している
――ダンスのお仕事とセラピストのお仕事の両立は大変ではありませんか?
「全然苦ではありませんよ。実は私、キッズダンス指導のほかにも、中高年や高齢者向けのエアロビクスや、初心者向けのヨガやストレッチクラス、そして母が指導をしているよさこいチームのアシスタントなどをしています。さらに、イベントMCや地元ゆるキャラのショー、ローカルラジオのアシスタントなど、さまざまなジャンルのお仕事をさせていただいているんです。そのうえセラピストのお仕事をさせていただいているのですが、マルチタスクが向いているのか、それぞれのお仕事から刺激を受けながら楽しんでいます」
――リラクゼーションとダンスにはなにか共通点があるのでしょうか?
「“人を笑顔にしたい、元気を出してもらいたい”という気持ちを持って行なう仕事であるという点で共通していると思います。また、どちらの知識や技術も、もう片方の仕事に活かせる場合が多いですね。たとえば、エアロビクスの仕事をしていたからこそ知っているセルフケアの方法は、リラクゼーションを受けに来たお客さまの役に立つんです。逆に、セラピストとして学んだ人体の構造やケアの方法は、ダンスの仕事をするにおいても役立ちますよ」
――ありがとうございます。では最後に、今後の目標を教えてください。
「セラピストとして、学ぶことや取得すべき技術はまだまだたくさんあります。今まで以上に勉強し、力をつけて、どんなお客さまにも気持ちよく対応できる人間になりたいですね」
ご自身のされたいことを諦めることなく、ひたむきに努力を続けてきた蓮沼さん。そんな彼女はこれからもセラピストとして、そしてダンサーとして、多くの方に笑顔を届けてくれるでしょう。今後の活躍からも目が離せません!
Profile
蓮沼千尋さん
おふろcafé BIVOUAC リラクゼーション&ビューティ aura所属
セラピストとして多くの人を癒しながら、ダンサーとしても活躍している。『リラクゼーションコンテストJAPAN2017』のリジョブ賞を受賞した。
Salon Data
おふろcafé BIVOUAC リラクゼーション&ビューティ aura
住所:埼玉県熊谷市久保島939
TEL:048-533-2614
http://ofurocafe-bivouac.com/treatment
ケガをきっかけにリラクゼーション業界へ。 リジョブ賞の蓮沼さんにインタビュー!>>