11月には特別選考枠がスタート! 名刺を集めて面接へ進める選考フローも用意【AMA TOKYO 代表取締役 間嶋崇裕さん・蓬莱たけるさん】#1

美容師を目指す学生、新天地を目指すスタイリストさんにとって、避けては通れない就職活動。採用を勝ち取るためには、どんな準備が必要? 心がまえは? そんな疑問を、実際のサロン採用担当者にインタビュー!

今回は、常に最新の韓国ヘア技術が体験できる「AMA TOKYO」代表取締役の間嶋崇裕さんと蓬莱たけるさんにインタビュー! AMA TOKYOは、一次募集が行われるのは5月頃が一般的ですが、AMA TOKYOは早い時期だと11月に「特別先行枠」が始まるのだそう。さらに、4人の取締役の名刺を集めたら面接に進めるなど、イベント感覚でエントリーができる仕組みも。

第1回目は、AMA TOKYOならではの選考方法や、採用のために行っている独自の取り組み、学生から支持される理由について、お聞きします。

お話を伺ったのは…

AMA TOKYO 代表取締役 

間嶋崇裕さん

都内有名サロンのプロデューサー兼業務執行役員を経て、蓬莱さんを含めた仲間と「AMA TOKYO」を開業。今もなお、第一線でトップスタイリストとして活躍しながら、セミナーの講師やイベントにも積極的に参加するなど、活動は多岐にわたる。

AMA TOKYO 代表取締役

蓬莱たけるさん

都内有名サロン在籍時から、韓国ヘアで支持を集める。2022年に間嶋崇裕さんと共に「AMA TOKYO」を開業。代表取締役兼トップスタイリストとして活動する傍ら、美容商品のプロデュースやセミナー講師も務める。

「特別選考枠」は志望度が高い学生の声によって導入

――まずは一般的なフローをお聞かせください。

蓬莱さん:だいたい3月頃に、一次募集が行われます。書類選考をクリアした方は、一次面接に進んでいただき、通過したらサロンワーク試験、そして最終面接という流れになっています。

――業界内ではおそらく最も早い11月に特別選考枠を用意していると伺いました。

改めて、採用までのフローをお聞かせください。

間嶋さん:「特別先行枠」を取り入れたのは、選考が始まる前に一定数の問い合わせがあったからです。就活が始まっていないにもかかわらず、「AMA TOKYOにどうしても入社したい」という想いが強く意識が高い学生を集めて、11月に前倒しして選考を行いました。

僕たちもAMA TOKYOのことを一番に考えてもらえる人は、採用に対してとても重要ですし、求める人材でもあるのでとても期待しているポイントです。

――名刺を集めて面接へ進めるイベントがある、とも伺いました。

間嶋さん:ある求人フェアに参加したときに、普段あまり集まらない取締役が全員揃っていたので「イベントにしちゃおう」と提案したのがきっかけです。1ヶ月の猶予を持って、それぞれの取締りがいるサロンへ見学や施術、他の就活イベントで会いに来た学生に名刺を渡します。それを4人の取締役全員分を集めることを条件に、サロンワークに進めるようなフローを作りました。

――イベントの手応えは?

間嶋さん:中には、学校を半休にしてイベントに参加しに来た学生もいて…このイベントに関しては、そういった学生の行動力も評価に影響していたと感じます。

もちろんその後の選考内容もしっかりと見させていただきますが、そもそもAMA TOKYOを好きじゃないとできないことだと思うので、組織に対しての気持ちも可視化できるところがこのイベントの良さだと思います。

韓国との強いつながりに魅力を感じる学生多数!

AMA TOKYOの取締役全員が美容業界でのコネクションを持っていることや、経営者が集う場面に頻繁に足を運ぶことが、AMA TOKYOの宣伝にもなるのだそう。

――特別選考枠を行っているところからその人気ぶりが伺えますが、支持を集めている理由は何でしょうか?

間嶋さん:AMA TOKYOは、韓国との深いつながりを持っているところが理由の一つだと考えています。

韓国を代表する化粧品メーカーの「アモーレパシフィック」とコラボし、日本ではメーカー初のサロンを出店したり、韓国の大手美容メーカーとの商品の共同開発も行っています。また、蓬莱に関しては韓国発のヘアブランド「AYUNCHE(アユンチェ)」のアンバサダーを務めさせていただいていて…

蓬莱さん:僕がアンバサダーを務めさせていただいたのは、韓国人スタイリストさんとの交流パーティがきっかけです。もともと僕自身、韓国が好きで観光だけではなく、ヘアサロンにも通っていたことで、韓国でトップクラスのスタイリストのハヌンさんを筆頭に、たくさんの美容業界の方と接点を持てたことで、そのつながりが今のAMA TOKYOの技術や仕事にも反映されています。

――蓬莱さんたちが築き上げた人脈が今の韓国ブームにも影響しているのですね。
採用のために独自で取り組んでいることは?

間嶋さん:SNSやHPで、活動実績を可視化することに取り組んでいます。

入社してからどのように仕事をしていくのか知りたいと思うので、在籍しているスタッフの実際のスケジュールや仕事への姿勢を発信しています。AMA TOKYOは外部のメディア撮影やヘアショーなどの依頼数がとても多く、ほぼ毎日、誰かが現場に行っています。依頼数を明確に提示することは、チャンスが多いことを魅力に感じてもらいやすいですから、セミナーや就活イベントの告知も欠かさず投稿しているんです。

開業当初からHPにもこだわっています。AMA TOKYOのサロンビジュアルを学生に向けて伝えることはもちろん、学生のご両親や学校側が見たときに「ここなら任せられる」と安心材料にしてもらえるように作りました。

生涯雇用を考えて採用に取り組む

――採用に向き合う中で気をつけていることは?

蓬莱さん:本音を引き出したいので、できるだけ話しやすい雰囲気づくりを意識しています。実際に面接時は、美容に関することよりも日常のことを聞いて、その人の素の部分を引き出せるように意識しています。

間嶋さん:次世代を生きていく社員のために誠意を持って、採用に向き合っていきたいと思っています。

AMA TOKYOは、一人ひとりのライフスタイルごとに働き方が変えられる仕組みづくりを定着させることで、生涯雇用を目指しています。たとえば、最初は正社員として働いていたけど、生活の変化に合わせて業務委託への切り替えができるような。仲間になっていただいたからには、その人が持つ家庭ごと守る覚悟を持って向き合いたいと思っていて…信頼してもらえる行動を常にしていたいと思っています。

取材・文/東 菜々(レ・キャトル)

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AMA TOKYO
住所:東京都港区北青山3丁目6−20 Kfiビル 3F
TEL:03-6427-3790

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