個人のライフワークバランスを優先! 多様な働き方で美容師が楽しめる環境づくりを【AMA TOKYO 代表取締役 間嶋崇裕さん・蓬莱たけるさん】#4

美容師を目指す学生、新天地を目指すスタイリストさんにとって、避けては通れない就職活動。採用を勝ち取るためには、どんな準備が必要? 心がまえは? そんな疑問を、実際のサロン採用担当者にインタビュー!

前回に引き続き、常に最新の韓国ヘア技術が体験できる「AMA TOKYO」にフォーカスし、代表取締役の間嶋崇裕さんと蓬莱たけるさんにインタビュー!

最終回となる今回は、採用事情の総まとめ! 一人一人のライフスタイルに合わせ、正社員雇用だけではなく業務委託契約の提携も行っているAMA TOKYOが本当にほしい人材とは? また、正社員と業務委託が選べる制度を取り入れた経緯についても、詳しくお聞きします。

お話を伺ったのは…

AMA TOKYO 代表取締役 

間嶋崇裕さん

都内有名サロンのプロデューサー兼業務執行役員を経て、蓬莱さんを含めた仲間と「AMA TOKYO」を開業。今もなお、第一線でトップスタイリストとして活躍しながら、セミナーの講師やイベントにも積極的に参加するなど、活動は多岐にわたる。

AMA TOKYO 代表取締役

蓬莱たけるさん

都内有名サロン在籍時から、韓国ヘアで支持を集める。2022年に間嶋崇裕さんと共に「AMA TOKYO」を開業。代表取締役兼トップスタイリストとして活動する傍ら、美容商品のプロデュースやセミナー講師も務める。

理念に共感力できる「素直」な人がほしい

――ずばり、採用を決める最大のポイントは?

蓬莱さん:周りの教えを聞き入れる素直さが成長につながると考えているので、素直であることはとても重要視しています。アシスタント期間はどれだけ素直でいて、どれだけがんばれるかが勝負だと思っています。

間嶋さん:AMA TOKYOが好きで、理念に共感してもらえる人。その気持ちさえあれば、一緒にAMA TOKYOが目指すビジョンが叶えられると考えています。

――そういった方を採用してみて、サロンにどのような影響を与えましたか?

蓬莱さん:僕らからしたら、今の立場が危うくなるんじゃないかと。そのくらいの感覚で刺激がもらえています。

間嶋さん:その通りで、新卒採用はサロンにとっても会社全体にとっても大きな影響があります。新卒の子たちの優秀度が高いと、在籍しているスタッフのモチベーションも上がりますし、AMA TOKYOのブランドが世間に与えている影響やその価値の再認識ができることで、プライドを持って仕事に望めるんですね。同時に、サロンにも良い結果をもたらし、良い循環が出来上がっていると思います。

――反対に、AMA TOKYOにマッチしにくい人の特徴を教えてください。

間嶋さん:AMA TOKYOではなく「自分」を先行してしまう人は、この組織では難しいと感じます。僕らは個ではなくグループ全体で、一緒に課題解決に取り組み、前に進んでいきたいと考えています。

自我があることは悪いこととは言い切れませんが、AMA TOKYOでは利他的である考え方や行動ができる人を求めています。一緒に成長していきたいと思ってもらえたら、ぜひ応募していただきたいです。

学生時代は自身の深掘りを。自己表現が面接にも影響する

――学生時代に準備しておくと良いことは何でしょう?

蓬莱さん:入社したらカリキュラムを進めることで手一杯になってしまうので、学生のうちにヘアアレンジやメイクなどの分野を磨いておくと、入社後すぐに現場仕事に付き添ってもらいやすいです。

間嶋さん:自分がどういう風に見られたいのかを深掘りして、それをSNSなどを活用して可視化しておくこと。面接時間の限られたわずかな時間で相手のことを全部を把握することは不可能です。面接時に自分を伝えるためだけではなく、普段の生活にもきっと役に立つはずです。

――具体的に教えてください。

間嶋さん:ウィッグを使用してパーマ練習をしていたり、毎回違うヘアアレンジを紹介しているところを目で見て伝えられる方法がSNSですし、場合によっては外部から案件をもらって収益にもつながります。そういったこと自体が学びになりますし、入社したあとも強みでしかないです。

いつでも攻めの姿勢でいられる環境づくりを徹底

――入社後に期待することは?

蓬莱さん:とにかく美容師という仕事を楽しんでもらいたいです。そのために、アシスタントでも楽しいと思ってもらえる環境づくりを積極的にサポートしていくつもりです。

間嶋さん:常に攻めの姿勢で挑戦し続けてほしいと思っています。

AMA TOKYOは環境や制度によって、一般的に逃げ口と言われるような経路を積極的に作り、それぞれの人にとっての一番良い環境を用意できるようにしています。

――具体例をお聞かせください。

1つ例を挙げるとするなら、雇用形態ですね。AMA TOKYOでは、社員として働いてもらうことはもちろん、シェアサロンと連携してフリーランス契約や業務委託を選んでいただけるようにしています。

そもそもAMA TOKYOを立ち上げたのは、一人一人に合うライフワークバランスの充実を実現するためでした。正社員としての働き方だけでは、どうしても労務管理の関係上、立てられる売上の上限が設定されているんですね。「もっと売上をあげたい」とか、「もっと働きたい」とか…何かに挑戦しようとしたときに、間口は広くあるべきだと思っていて。なるべく選択肢を用意したうえで、個人の目標や働き方に合った対応が柔軟にできる組織形態をつくろうと考え、今の形ができあがりました。

一般的には「逃げ道」といわれるフリーランスや業務委託契約は、AMA TOKYOにとって、その人にとって目標を実現できるルートでしかありません。ぜひ、この制度を利用して、自分なりのライフワークバランスが整う方法を見つけて、いろいろなことに挑戦していってほしいです。

AMA TOKYOが求める人材の特徴まとめ

1.周囲のアドバイスを素直に聞き入れられる人

2.理念に共感し、同じ目標に向かって行動できる人

3.自分の伝えたいことをきちんと説明できる人

取材・文/東 菜々(レ・キャトル)


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AMA TOKYO
住所:東京都港区北青山3丁目6−20 Kfiビル 3F
TEL:03-6427-3790

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