技術も接客も妥協しない！お客様に合わせたサロンワークが魅力『Hair Atelier Nico』
仙台でファッション感度の高い人が集まるエリア・一番町で、幅広い客層に愛されている『Hair Atelier Nico（ヘアアトリエニコ）』。オーナーの新田容子さんは、お客様の声を積極的に取り入れてサロンを運営しています。後編は施術中の話しや、これからヘアスタイリストを目指す人へのメッセージを伺いました。
髪も気持ちもスッキリする癒され空間
――一番町はエリア的に若い人が多いイメージですが、『Hair Atelier Nico』の客層のメインは？
「メインは30～40代ですが、下は赤ちゃんから上は80代の方まで幅広いですね。前に働いていたサロンで、ご年配の方を施術する機会が多かったせいか、今も引き続き来ていただいています」
――お客様との印象的なエピソードはありますか？
「“この調子でがんばりなさい”とか“そろそろ暖かくなってきたから冷たい飲み物を増やしたら？”など、ご年配の方からは、娘のように接してもらえています。“この子のシャンプーがダメだった”と時には厳しいお言葉もいただくこともあるんですが、スタッフ全員が成長できるチャンスなので、謝ったあとは“ありがとうございます！”ってしっかりと受け止めています。その思いが伝わっているのか、食事や旅行に誘ってくれる方もいらっしゃるんですよ。あとはよくお客様の悩み事を聞くことが多いです。私自身、世話焼きなところがあって、良くも悪くも全力で対応しちゃう。家族や職場の悩みを泣きながら話して、サロン出るときにはスッキリした顔で帰る方もいらっしゃいます。お店のコンセプトの“明日からが楽しくなる。毎日が笑顔になれる”からはずれない範囲内で、お客様とは本気で向き合っています」
得意技はお客様の個性を引き出すスタイル
――新田さんの得意なスタイルはありますか？
「私の売りは“おまかせ”です。お客様の頭や顔のかたち、髪の生え方、クセ、ファッション、話し方などから、その人に似合ったヘアスタイルを提案します。今までの経験で、その人をパッと見ただけでどういうヘアスタイルが似合うのか分かるので、カウンセリングがとても短いんですよ」
――“おまかせ”で施術したお客様の反応はどうですか？
「みなさん、スタイルが出来上がっていくにつれ、目がキラキラしてくるんです！表情がはじめと全然違う。そのうれしそうな顔を見ていると、こちらも幸せな気持ちになってきます。もちろんカットも妥協しないので、セットでごまかすっていうことは一切しません。日数が経って伸びてきても、ちゃんとかっこいいスタイルになるので、そこも評価してもらえているんだと思います」
コンプレックスは最大の武器！
――将来、ヘアスタイリストを目指す人にメッセージをお願いします。
「とにかくいっぱい遊んで、友達を作ること。自分の顔がかわいくなるメイクをいろいろやってみること。おしゃれを楽しむこと。この3つですね。外とのつながりを時間のあるうちに作っておくと、美容師になってから必ず役に立ちます。接客も老若男女、さまざまなお客様との会話にも生かせますし。メイクやファッションは、とにかく色んな変化に挑戦してほしい。若いうちから“私はこういうスタイル”って守りに入っているなら、美容師は目指さない方がいいですね。自分のルックスにコンプレックスを持っている子は伸びると思います。ただグズグズと不満を言っているだけではだめですが、コンプレックスを持っていると、それを少しでも改善するために、ヘアスタイルやメイク、ファッションを工夫しますよね。この太さでアイラインを引くと目が大きく見える、すっきりして見えるとか…。それって美容師にはすごく大切なこと。お客様のヘアスタイルの悩みにも共感できて、的確なサロンワークができると思うんです。面接でも必ず聞く質問なんですよ」
確かな技術と親身な接客で、着実にファンを増やしている『Hair Atelier Nico』。今後も幅広い客層からの支持を集め、大きく躍進していくことでしょう。
Salon Data
Hair Atelier Nico
住所：宮城県仙台市青葉区一番町3-6-13 プラザおおまちビル2F
電話：022-797-4155
http://hairatelier-nico.com/
Instagram: hair_atelier_nico
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