浅見亜紀 interview #1:型にはまらない、女性をきれいにする仕事を

福岡市天神にあるヨガ、エステサロン、料理教室、セレクトショップが融合したビューティスタジオ「somnia」。「行けば必ず綺麗になる」と口コミを呼び、住宅街に潜む1軒家の佇まいも相まって、福岡美女の隠れ家的存在となっています。その創業者であり、プランナー、バイヤー、PRを兼ねていた浅見亜紀さんが2017年をもって、「somnia」を退任。新しく「Karen」というジュエリーセレクトを始めたと聞きつけ、お話を伺いました。

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好きを突き詰め、美容の世界へ

――前身である「somnia」ですが、はじめるまでの経緯を教えてください。
「私は最初、看護師の仕事をしていたんです。7年半ほど総合病院や美容外科で働いたのち、退職して、好きなファッションの仕事がしたいと、アパレルのセレクトショップ『elega』を福岡市・大名に開店しました。それからお店が10年目のタイミングで、お店を閉め、ビューティスタジオ『somnia』をオープンさせました。」

――アパレルのセレクトショップからビューティスタジオに転身したきっかけはなんだったのですか?
「セレクトショップを始めて8年目くらいから『この先5〜10年やっていけるのか…』と悩み始めていました。東京で暮らす姉に何気なく相談しているときに、いままでのスタイルを変えることを助言してもらい、看護師時代から自分の中で好きだった『女性をきれいにすること』を突き詰めたいと思ったのがきっかけです。さらに、ケミカルな手法できれいになることよりも、オーガニックな方法で美しさを極めたいと考え、ヨガ・ピラティス、エステ、料理などを取り入れたサロンを作ることにしました。」

バリでの出会いが新しい扉に

浅見さん

――そんな『somnia』のオーナーを退任され、『Karen』をはじめたのはどうしてですか?
「『Karen』をはじめた大きなきっかけは『somnia』での活動が関係しています。当時、年齢を重ね、体型や体調の変化を感じ、自分自身の素材を変えるということを意識していたんです。そこで、姉の勧めもあり、バリの1週間デトックス訓練に行きました。その1週間は凄まじかったですね。1週間だけどウエストが7cmも細くなったりして(笑)。その凄さにハマって、『somnia』の生徒さんも一緒にバリに行くなど、何度か訪問することが増えたとき、とても気に入ったジュエリーブランドがあったんです。実はバリってヨーロッパからの移住者が多くて、そのジュエリーもフランス人のデザイナーがバリに移住し、ヨガにインスピレーションを受けて作ったものでした。ヨガを意識したジュエリーって珍しいな、というのと、日本にないようなデザインで、かつ、日本に受け入れられる美しさがあり、このジュエリーの代理店販売をして、日本に広めたいと考え、『Karen』を立ち上げました」

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世界観とともにアイテムの認知を高めたい

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――今後、「Karen」はどのように展開していく予定ですか?
「今はヨガジュエリーを中心に販売を行っていますが、今後はリラックスウエアなど取り扱いを増やして行きたいと思います。ブランディングをしっかり行って行きたいので、販売場所にはこだわっています。個人レッスンのヨガスタジオや、世界観のあるサロンを中心に交渉してポップアップを展開し、アイテムに似合った人たちに対して認知を高めていきたいと思っています。」

多彩な経験を経て、自身が追い求める「女性を美しくすること」に向かって進み続ける浅見さん。後半では、そんな経験の中で「女性の美」に対する考え方の変化や、今後の浅見さんの展望について伺います。

Profile

浅見さん

浅見亜紀さん

福岡県出身。看護師、アパレルショップオーナー、ビューティスタジオオーナーを経て、ジュエリーセレクトを行い、全国世界を飛び交う。珍しい「ヨガジュエリー」が全国の美容系サロン、スタジオに注目され、認知を高めている。

浅見亜紀 interview #2:綺麗になりたい女性を後押しする存在に>>

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