渋木さやか interview #3:自分の心に正直に生きる大切さ
自身の経験をもとに、恋愛で悩む女性のためにヨガ哲学の知識を伝授し、人生を楽しく過ごすためのヒントを発信しているのが、ヨガライフアドバイザーの渋木さやかさん。定期的にインドを訪れ、伝統的なヨガや古代インド語を学ぶ本格派です。
今回は、そんな渋木さんにヨガとの出会いや魅力について語っていただきました。後編では、今後の目標や渋木さんが思う魅力的な人物像について伺います。
幸福か不幸かは、自分の都合である
――ヨガを指導していてうれしい瞬間はどんな時ですか?
「長年レッスンを受け続けてくれる生徒さんに会う時は、毎回うれしいですね。とくに印象に残っているのは、スポーツクラブでレッスンを持っていた頃に毎週足を運んでくれる年配の女性から『あなたのレッスンのある曜日が、1週間で一番楽しみなのよ』と言われたことです。その言葉をいただいた時は本当にうれしかったですね」
――現在、力を入れて取り組んでいることはありますか?
「以前の私と同様に、恋愛や人間関係で苦しんでいる女性の役に立ちたいと思い、ヨガライフアドバイザーとしてインスタグラムでヨガの哲学を広めています。たとえば、『幸福か不幸かは、自分の都合である』という言葉があります。どんなできごとも考え方ひとつで、プラスにもマイナスにも受け取ることができるという意味です。読んだ方から『励まされました』という反響をもらうととてもうれしいですね」
自分に合ったライフバランスで、毎日の仕事を楽しく
――渋木さんが思う、魅力的な人物像について教えてください。
「どんな状況でも楽しく生きていけるような生命力が強い人です。たとえば、海外であまり美味しくないご飯を食べた時でもその状況をおもしろがれる人は素敵だと思います。また、お休みの日だけを楽しむのではなく、毎日の仕事も楽しんでいる人は魅力的です。私はいまライフスタイルとワークスタイルが一緒になっていて、あまり仕事をしている実感がなく毎日心地よく過ごせています。自分に合ったバランスで生活することも大切ですね」
一度きりの人生を思いっ切り楽しむ
――最後に、これから美容業界や健康業界を目指す若手にひと言お願いします。
「さまざまなことに積極的にトライして、本当にやりたいことを見つけてほしいです。そのためには、『お金がない』、『時間がない』、『向いていないかもしれない』など自分に言い訳をしないことが大切だと思います。もしうまくいかなくても、また違う仕事を探せばいいんです。まずは行動してみることで、自ずと人間関係もうまく回り始め、応援してくれる人がきっと見つかります。『いつか気づいてもらえるだろう』と思っていても何も変わりませんから、やりたいことがあったら勇気を持って声に出し、行動してみてください。また、まだ実感は湧かないかもしれませんが私たちはいつか必ず死んでしまいますから、好きな人にはきちんと好きと伝えてほしいです。一度きりの人生なので、思いっ切り楽しんだほうがいいと思います」
インタビュー中も終始、明るい表情が印象的だった渋木さん。その笑顔が、生徒さんにポジティブな力を与えているのだと感じました。身心ともにリフレッシュしたい方、ぜひ渋木さんのもとに足を運んでみてください。
Profile
渋木さやかさん
ヨガ講師、ヨガライフアドバイザー
全国のヨガイベントに欠かせない、笑顔とユーモアを兼ね備えた人気ヨガ講師。インドの伝統的なスタイルであるシヴァーナンダヨガをベースに、現代女性の心と身体に響くクラスを2006年から開催している。また、ヨガライフアドバイザーとしてヨガの知恵を生かした「恋愛とや人間関係」のアドバイスをコラム連載やインスタグラムから発信。2016年に出産後、鎌倉子育てビーチライフスタイルがさらに注目を集める。
Information
yoga_citta(1,2万フォロワー:2018/07現在)
https://www.instagram.com/yoga_citta/
現代女性の心と寄り添うヨガ #ヨガメモbysaya
https://www.instagram.com/explore/tags/ヨガメモbysaya/
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