学び・キャリア 2025.09.21

好きになってもらう工夫が第一。Instagramに取り組んでメディア出演を果たし注目度アップ【「fifth」アシスタント　長島吏紅さん】#1

sns運用術就職ノウハウ美容師

SNSでの発信が当たり前になった美容業界。採用に向けてSNSアカウントを聞くサロンも増え、その活用方法が就職活動に与える影響も大きくなってきました。そこで本企画では、就活に効果的なSNSの活用法について、熟練者へのインタビューを通して学んでいきます。

今回は、「fifth」アシスタントの長島吏紅（りく）さんにインタビュー！　アシスタント4年目にして、美容学生の憧れの存在となっている長島さん。それもそのはず、現在AbemaTVにて恋愛リアリティーショー「#シャッフルアイランド」season6 に出演中。チャンスを掴んだ経緯や支持を集められたInstagramの活用方法について、詳しくお聞きします。

お話を伺ったのは…

「fifth」アシスタント　長島吏紅さん

2022年に入社し、アシスタント歴は4年目。ナチュラルで柔らかいヘアスタイルを提案している。

インスタグラム：＠fifth_riku529

学生時代からInstagramをスタート！　継続する力が身についた

――SNSを始めた時期を教えてください。

美容学生2年目のときに、将来の集客を見据えて始めました。
アカウント自体は高校生時代から使っているものを引き継いで使用しています。

――Instagramを選んだ理由は？

自分の「ファンになってもらうこと」が集客につながると考えていたので、それを叶えるためにはInstagramが最適だと思ったからです。

自分自身のコーディネートやセルフヘアセットを中心に投稿し、僕の世界観や雰囲気を最大限に表現することに努めました。

――投稿する際に意識していたことはありますか？

コーディネートはきれいめ、ヘアセットは韓国風と、決めたテーマを徹底していたことです。

周りと差別化を図るために2つの要素を取り入れて、一目で世界観を伝える投稿作りを意識していました。

――フォロワーの反応はいかがでしたか？

学生時代は全然増えなかったんです。実際にフォロワーが1000人を突破したのは、「fifth」へ入社をしてから。ただ、SNSを始めて継続する力が身につけられた経験は、今になって大きく影響していると感じます。

Instagram1本で集客させることを決意！

――入社してから、集客するために取り組んだことをお聞かせください。

ほとんどの人がInstagram以外のツールやいろいろな集客サイトを使用していた中で、Instagramに絞って集客に取り組む決意をしました。集客サイトやアプリを使うのは手っ取り早くて効率は良いかもしれないですが、僕は、自分を知ってもらったうえで予約につなげたかったのです。

実際に集客につながったのは、モデルへカラーやパーマの施術ができるようになった冬の時期。「フェザーパーマ」のスタイルを紹介した投稿が、約2万のいいね数を獲得し、DMへの問い合わせが一気に増えました。フェザーパーマがどんなふうにおすすめなのか、テキストで細かく説明を加えたことも多くの人に反応がもらえた要因だと思っています。

ちょうどこのときに「カットモデル100人斬り」というカリキュラムをこなさなければならなかったのですが、投稿がバズったことで集客することができました。

――フォロワーにも直結した？

そうですね、バズったと同時にフォローいただけるようになりました。でも、基本的には、僕自身がモデルのヘアセットやファッションの投稿の方が、ありがたいことに注目度が高いです。

もともと集客に向けて自分を打ち出していましたが、メディアへの出演がフォロワー数に大きく影響したと考えています。

――メディア出演がきっかけになったのですね。
どのような経緯で出演が決まった？

僕の雰囲気やアカウントの世界観が番組にマッチしているとのことで、メディアの広報の方からオファーをいただきました。

出演したあとは、1日にだいたい10人ずつフォロワーが増えていて全部で500人くらい。今も出演中で、注目度は日に日に増していますね。