すべては爪コンプレックスから始まった!【accorto フットケアネイリスト 小森京子さん】#1
人生の選択には迷いや戸惑いがつきもの。問題を解決していくなかで、進むべき道が見えてくることもあります。
今回お話いただくフットケアネイリストの小森京子さんもそのひとり。ネイリストとして施術をするかたわら、現在はフットケアのスペシャリストとして人材の育成も行っています。
前編では、ご自身の爪コンプレックスを克服するためにネイリストに興味を持ったこと、専業主婦として子育てに奮闘しながらも手に職を付けたかった本当の理由、ネイルサロンに勤めるうち「ご自身のサロンをつくりたい!」と思い立ったきっかけなどをご紹介します。
KOMORI'S PROFILE
お名前 |
小森京子 |
|---|---|
出身地 |
東京都 |
出身学校 |
ネイルスクールtrica |
プライベートの過ごし方 |
愛犬(キャバリア)と遊ぶ |
趣味・ハマっていること |
皮膚学と栄養学 |
仕事へのこだわり |
常に新しい知識を持つこと |
丸くて小さい丸爪コンプレックスからネイリストを目指す

――ネイリストになる前は、何をなさっていたんですか?
専業主婦です。26歳で結婚して27歳のときに長男、28歳で長女を出産しました。
その当時、私の友人はほとんど独身で、おしゃれを楽しんだり旅行に行ったりしてすごく楽しそうだったんです。「それに比べて自分は…」って。自分がどんどん置いて行かれているような感覚がありました。
――働きたくてもお子さんが小さいと、思うように動けないですよね。
何かできることがあればチャレンジしたいと思うようになりました。何ができるんだろうと思ったとき、「爪だ!」と。実は私、若いときから爪にコンプレックスがあって、恥ずかしくて手を隠すようにしていたんです。
――そうなんですか? ちっとも気になりませんでした。
今はだいぶよくなりましたが、以前は深爪をしていて爪が小さい丸爪だったんですよ。ネイルの勉強をすれば自分の爪もケアできるし、手に職がつけばネイリストとして仕事もできると思ってネイルスクールに通い始めました。
――ご自身のケアだけでなく、ネイリストになりたいと思ったのはどうして?
実は私の父が56歳で亡くなっているんです。母はずっと専業主婦だったので、残された私たち子どもを育てるのに大変な苦労をしました。その姿を見てきたので、万が一、夫にもしものことがあっても、子どもをちゃんと育てられるようにしたかったんです。
――ご苦労なさったんですね。
幸いなことに夫の体調はよくて、健康に問題はありません。健康でいることが何よりも大切なことですね。
サロン勤めしながら、足りない知識は講習会で補う

――ネイルの技術の習得はいかがでしたか?
チップで練習するのと、実際に人の爪に施術するのとではまったく違うので戸惑いは大きかったですね。友人や知り合いにモデルになってもらって練習しましたが、慣れるまでは大変でした。
――ネイルスクールを卒業したあと、ご自身のサロンを?
ネイルサロンに勤務しました。自分で開業するまで3つのサロンに勤務しています。
その間にもネイルスクールとか講習会に通って、自分に足りない部分とかもっと深く学びたいところを補っていました。
――すごく勉強熱心ですね!
お客さまの施術をしていると、「これはもっと練習しないとダメだな」という部分がいっぱい出てくるんですよ。ネイルケアに特化した講習会とか、マシンを使いこなすための講習会に参加していました。
――お子さんが小さいと大変だったでしょう?
夫の両親がサポートしてくれたので、心強かったですね。でもまだ子どもが小さかったので、母親じゃないとダメなところもあって、全部お任せ…というわけにはいきませんでした。
――そうですよね。
子どもが小さいうちから働きはじめてしまったので、「申し訳ないな」という気持ちもありますが、お客さまに迷惑をおかけするわけにはいかないし。
――母としては辛いですね。
私にとって子どもが1番なので、「5時までの勤務でもいい」というサロンを選んで働いていました。
やりたいことができない「もどかしさ」からサロンを開業へ

――ご自身のサロンを作ろうと思ったのはどうしてですか?
自分のやりたいケアができない、もどかしさがあったからです。
――どういうことですか?
例えばジェルネイルをするより、まず爪を休ませるお手入れをした方がいいお客さまもいらっしゃいます。でもサロンのオーナーの考え方は違う。そうなると、私は雇われている立場なので店の方針に従うしかありません。
――そうですね。
もっとお客さまに寄り添った施術をしたいと思ったので、独立することにしました。
――その店舗がこちらですか?
ここではなく、最初は自宅でネイルサロンを開きました。
――ご自宅だと、お子さんがサロンに入ってきたりしませんか?
もうその頃は小学校にあがっていたので、その心配はありませんでした。
予約は子どもが学校に行っている時間帯を中心にしていて、帰宅時間と重なりそうな場合は「子どもが帰ってくると、うるさくなるかもしれません」って最初に伝えていました(笑)。
――予告してあれば、安心ですね(笑)。
子どもたちにも、「ここでお仕事をしているから、入ってこないでね」と伝えていたので、よほどのことがない限り乱入することはなかったですね(笑)。
――ご自宅は駅から近かったんですか?
駅から30分かかります。ご近所の方が8割で、他は遠方からいらっしゃってくださいました。
――駅から30分だと通うのが大変ですよね。
プライベートな空間がよかったのかもしれません。通いづらさがあっても通ってくださったのは、周りの目を気にしなくていいところが気に入ってくださったのだと思います。
ご自身の爪に対するコンプレックスをきっかけに、やりたいことを見つけてネイリストとなった小森さん。ネイルサロン勤務を経て、ご自身のサロンを開業するまでのお話をご紹介しました。
後編では、初めてのサロン経営に不安を感じて経営コンサルタントのアドバイスを受けたこと、美容師のパートナーが神宮前から新浦安へ店舗を移すのを機に、小森さんのネイルサロンも引っ越したこと、10年後の自分を考えてフットケアマスターの資格を取得したことについて伺います。
撮影/森 浩司
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住所:千葉県浦安市入船4-17-26 1F
電話:047-712-5911
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