理容師の給料・年収・初任給はどれくらい?収入を上げるための7つの方法とは

理容師になりたいと考えたときに気になることの一つが給料面。月給や年収がどれくらいなのか、事前に知っておきたいことでしょう。そこで、公的なデータや求人情報をもとに理容師の給料の目安を詳しく伝えるとともに、収入を上げるための方法について解説します。

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理容師の給料はどれくらい?

まず、理容師の給料はどの程度なのか、データをもとに見ていきましょう。

月給・年収の目安

厚生労働省が公表している、令和6年の「賃金構造基本統計調査」の結果によると、理容師・美容師(企業規模10人以上)の給与は以下の通りです。

項目

金額

月給(きまって支給する現金給与額)

30万600円

年間賞与(ボーナス)その他特別給与額

10万9,800円

年収

約371万7,000円

年収は「月給 × 12ヶ月 + 年間賞与と特別給与」で算出しています。ここから社会保険料や税金が引かれるため、手取り月収の目安は、総支給額(月給)の約80%、つまり約24万円前後と考えるとよいでしょう。

また、求人サイト「リジョブ」に掲載された募集情報(2025年4月時点)では、理容師正社員の月給は23万7,780~43万1,702円でした。

引用元
e-Stat:令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)DLデータ

入社初年度の給料

同じく、理容師と美容師をまとめたデータですが、入社初年度(経験0年)の給料(所定内給与額)は20万9,400円でした。また、「年間賞与その他特別給与額」は1,600円と、ほとんどもらえない可能性があります。

就業先の給与体系にもよりますが、調査では、経験年数を重ねると給与も賞与も増えていくという結果が出ているので、継続が重要です。

引用元
e-Stat:賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 10 職種(小分類)、年齢階級、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
e-Stat:賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 10 職種(小分類)、年齢階級、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)DLデータ

企業規模別の給料・年収

理容師の給料は、働く企業の規模によっても大きく異なります。

従業員1,000人以上
・月給:31万4,700円
・年間賞与:45万700円
・年収:約422万7,100円

従業員100~999人
・月給:35万2,000円
・年間賞与:8万7,900円
・年収:約431万1,900円

従業員10~99人
・月給:29万300円
・年間賞与:6万4,300円
・年収:約354万7,900円

データを見ると、月給は100~999人規模の企業が最も高い一方、年間賞与は1,000人以上の大企業が突出して高いことがわかります。これは、大手企業の方が福利厚生や賞与制度が充実している傾向にあるためと考えられます。

引用元:
e-Stat:賃金構造基本統計調査 / 令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種
e-Stat:職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
厚生労働省:令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況

勤務年数別の給料・年収

前述したように、勤務年数によって給料も上がりやすくなります。

1~4年
・月給:23万9,400円
・年間賞与:5万7,100円
・年収:約293万円

5~9年
・月給:30万1,500円
・年間賞与:11万4,200円
・年収:約373万2,200円

10~14年
・月給:35万3,500円
・年間賞与:16万1,100円
・年収:約440万3,100円

15年以上
・月給:35万5,700円
・年間賞与:18万6,100円
・年収:約445万4,500円

引用元
e-Stat:賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 10 職種(小分類)、年齢階級、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
e-Stat:賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 10 職種(小分類)、年齢階級、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)DLデータ

理容師と美容師はどちらが給料が高いの?

理容師と美容師の給料は、公的な統計データではひとくくりにされているため明確な差は示せません。一般的に、平均年収に大きな差はないとされています。

しかし、昨今ではフリーランスに転向し、自由な働き方と高収入を得る美容師が増加傾向です。一方、理容師はフリーランスで働ける環境が美容師に比べて少なく、その分美容師との収入の開きが出てきている可能性はあります。

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理容師が年収を上げるための具体的な7つの方法

給与アップを実現するには、おもにキャリアを重ねてスキルを磨く方法と、働く場所を変えるなどの方法があります。ここでは、理容師が給与アップを目指すための具体的な7つの方法を確認しておきましょう。

1. 長く勤務して経験を積む

理容師の給与は、経験年数に応じて着実に上がっていく傾向にあります。一つの店舗で長く働くことで、技術だけでなく、お客様との信頼関係や店舗運営に関する知識も深まり、昇給や役職手当に繋がります。

前章の実際のデータでも、年数が増えるごとに給料が上がっているのを確認できたことでしょう。

2. スキルを磨いて指名を増やす

理容業界には、「指名料」というものがあります。これは、お客様から指名を受けて仕事をしたときに発生する料金で、一部が自身の給与に上乗せされることが多いです。

指名数を増やすには、ほかの理容師よりも秀でたスキルが求められるため、セミナーに参加するなどして技術を高めていくことが必要です。

3. 経験やスキルを活かして転職する

スキルや実績が向上すれば、よりよい待遇の新しい職場に転職することも可能です。

有名店で働く

基本給や賞与が高く設定されていることが多いですが、非常に高いレベルのスキルが求められます。

歩合制の店舗で働く

施術したお客様が多ければ多いだけ給与もアップします。腕に自信がある人には大きなチャンスです。

4. 独立開業して理容室のオーナーになる

独立開業した場合、年収は大幅に増加する可能性があります。ただし、理容師としての技術だけでなく、店舗経営におけるマネジメント能力が必要になります。

開業して収入を上げるためには、ついてきてくれる固定客を増やしておくことや、他店と差別化できる強みや独自性を持つこと、集客のスキルを身につけることが重要です。

5. オリジナルメニューで客単価を上げる

カットやシェービングだけでなく、あなたならではの付加価値の高いメニューを開発することも有効です。

例えば、頭皮ケアに特化した「プレミアムヘッドスパ」や、デザイン性の高い「眉カット」などを組み合わせたコースを提供し、客単価を上げましょう。

6. SNSやYouTubeでセルフブランディングを行う

現代において、個人の発信力は大きな武器になります。InstagramやYouTubeなどで、ご自身の得意なスタイルや技術を発信することでファンを増やし、指名客の獲得に繋げることができます。

SNS上で「理容師のあいざわさん」の名で人気の會澤和磨さんは、リジョブのインタビューで下記のようにお話しされています。

「SNSに動画をアップしようと思ったきっかけは、『理容師の仕事をみんなに見てもらいたい』と考えたことでした。仕事の様子を若い方に知ってもらおうと発信を始めた結果、徐々に再生回数が増えてファンがつき始め、それまで男性10割だった客層が、女性9割に逆転しました。自分のキャラを出すことや、楽しみながらやることが大切だと思います」(要約)

引用元
SNS投稿は楽しむのが一番!TikTokフォロワー16万人の「理容師のあいざわさん」が目指すところ【理容師・會澤和磨さん】#2 |

7. ダブルライセンス取得で市場価値を高める

理容師免許に加え、美容師免許(ダブルライセンス)を取得すると、サービスの幅が大きく広がります。トータルビューティーに寄与できるようになり、サロンにとって非常に価値の高い人材となるでしょう。

ただし、資格取得には費用も労力もかかります。すでに理容師として働いている方は、仕事と勉強を両立しなければなりません。

関連記事
理容師と美容師の免許を両方取得したい!ダブルライセンスをかなえられる学校とは

自分に合った理容師の仕事を探すには?

ここでは、理容師が自分に適した職場を見つける方法を2つ紹介します。

就職・転職エージェントを利用する

まず、理美容業界に強いエージェントに相談し、アドバイスや非公開求人の紹介を受ける方法です。さまざまなエージェントがありますが、ぜひ理美容業界が得意なエージェントを探してみましょう。

求人サイトで探す

もう一つは、WEB求人サイトを利用する方法です。理容師には、「リジョブ」などの理美容に強い求人サイトが特におすすめです。

応募書類&面接のポイント

理容師が新しい仕事に応募する際の、書類や面接でのポイントを押さえましょう。

書類選考のポイント

履歴書は丁寧な字で、正式名称を用いて書きましょう。志望動機では、「なぜこのお店で働きたいのか」「自分のスキルをどう活かせるか」を具体的に伝えることが大切です。

関連記事
【見本あり】理容師の職務経歴書|作成するときのポイントと記入項目を分かりやすく解説

面接で好印象を与えるには?

清潔感のある身だしなみが第一印象を決めます。挨拶や受け答えは、面接官の目を見てハキハキと話しましょう。コミュニケーション能力も重要な評価ポイントです。

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自分にできることから始めて給料アップを目指そう!

理容師がより活躍し収入を上げるには、なによりも「スキルと経験を積むこと」が土台となります。

今回ご紹介した7つの方法を参考に、ご自身の目標に合った収入アップの方法を見つけて、ぜひ実践してみてください。

なお、理容師の職場探しには、転職満足度が98%※と非常に高い美容求人サイト「リジョブ」を利用してみてはいかがでしょうか。豊富な求人のなかから、「ボーナス・賞与あり」「年齢不問」「急募」など、希望の条件で検索できます。

さらに、リジョブでは、「リジョブエージェント」のLINEアカウントを友だち登録していただくことで、転職タイプ診断が可能です。3つの質問に答えるだけで簡単に診断できるので、転職活動に活用してみてください。

※リジョブ経由で採用された1,242名を対象に実施した満足度自社調査より(実施期間:2023年2月8日〜2023年3月8日)


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