エステティシャンの職務経歴書はどう書くの? 書き方のコツを解説

エステティシャンとして働くにあたり、必要となる職務経歴書。職務経歴書で自分のエステティシャンとしての実力をアピールすることで、就職へつなげられます。

しかし、エステティシャンとしての魅力を感じられる職務経歴書はどのように書けばよいのでしょうか。ここでは、エステティシャンが職務経歴書を作成するための書き方のコツをくわしく解説します。

エステティシャンの職務経歴書とは? なぜ必要なの?

履歴書とセットで提出が求められる職務経歴書。履歴書は、これまでどんな学校を出てきたかや名前、住所、趣味嗜好や資格の有無といった個人の情報が書かれています。

一方で職務経歴書は、仕事にフォーカスを当てているのが特徴です。仕事のなかでどんなことをしてきたか、どんな立場に立っていたかなどご自身の仕事による実績やスキルを書くものとなります。とくに職歴がある中途採用者の選考では、この職務経歴書が重視される傾向にあるようです。

職務概略・要約|採用担当者の興味を引きつけよう

自分の職歴や仕事ぶりをアピールしたいからと、長々と自分の職歴を書いていては見る側もわかりにくく、しっかりと見てもらえないかもしれません。

自分の職歴をアピールするときには、簡潔明瞭にアピールしていきましょう。たとえば、職務要約・職務概要を書く場合にはその長さは3~4行程度がベターです。

この短い文章のなかで、自分のスキルや特技を明記しておきましょう。そして採用担当者の気を惹き、もっとこの人と話をしたいと思えるように職務経歴書を書く工夫が必要です。

ポイントを踏まえて職務概略を書いてみよう

それでは具体的にどのように職務概略を書けばよいのか、例文をご紹介します。

・例文
施術前後のカウンセリング、そしてハンドによるボディおよびフェイシャルの施術を6年間担当しました。施術についてさらにスキルを磨きたいと考え、3年前にリンパドレナージュに関する資格も取得しています。多くのお客様からもごひいきをいただいており、指名数ではナンバー1を獲得しました。

施術後のカウンセリングでは会社の化粧品販売もおこない、過去に2度、社内で売り上げのトップとなった経験もあります。今後はヘッドスパにも携わりたいと考え、ただいまスクールで学習もしております。

このようにこれまでどんなことをしてきたか、働いたサロンではどんな評価を受けてきたか、資格やスキルについて明確にすることが大切です。そうすることでもっとくわしく聞きたいと思ってもらいやすくなり、面接へと駒を進められる可能性が高まるでしょう。

職務経歴|時系列を意識してわかりやすく

職務経歴はわかりやすく書くだけでなく、時系列をわかりやすくするのもポイントです。

ここからは、先ほどの職務経歴の例文を参考にしつつ、職務経歴を書くうえで知っておいてほしい書き方のコツをご紹介します。

情報は箇条書きにして読みやすさを意識しよう

文章で書く必要があるものもありますが、必ずしもすべてを文章で書く必要はありません。なかには箇条書きで書いた方がわかりやすいものもあります。本当に伝えたい情報や箇条書きにしたほうがわかりやすいものについては、箇条書きで表記をしましょう。

とくに働いていたサロンの規模を伝えるために事業内容やお金関係を書きたいという場合には、箇条書きにしたほうがわかりやすい可能性があります。

複数ある場合|時系列順に書こう

今回の転職が2~3回目と複数回転職をしている方は、前職についての情報を必ず時系列で表記しましょう。

履歴書にも時系列で書いているので、時系列をあわせておくのがおすすめです。さらに、西暦の表記や会社名の表記については職務経歴書内、そして履歴書もあわせてすべての書類で表記を統一してから書きましょう。

会社については前株が必要かどうかなど、正式な名称を確認してから職務経歴書の作成をするようにしてくださいね。

エステティシャンの職務経歴書を書くために求人を探す

業務内容|担当業務の対応件数も記入

エステティシャンとして自分の職歴をアピールするのであれば、業務内容を書くのは必須です。とくにエステティシャンは、お客様からの指名や業務における対応件数など、数字であらわせるものもあります。

数字であらわせるものについては、あらかじめ数字で書いておくと、実績については理解してもらいやすいでしょう。ここでは、業務内容を書くときに知っておきたいコツをご紹介します。

具体的な数字もプラスして実績をアピールしよう

エステティシャンが自分の実績を客観的にアピールするためには、数字を書いておくのもポイントです。

たとえば、1日にどんな施術をどのくらいの件数おこなってきたのか、ひいきにしてくださっているお客様が何名いるか、サロンでランクがあればどのくらいの立ち位置にいたかなど。

これらの情報を書いておくと、どのくらいのスキルの持ち主であるかが、一目でわかってもらいやすいでしょう。

施術スキルや実績はハンド・マシンも併せて伝えよう

施術スキルをアピールするときには、ハンドとマシンそれぞれの実績を伝えましょう。ハンドではどんな施術ができて、どのくらいの件数やってきたのかという点は、じゅうぶんにアピールするポイントになります。

さらに、マシンの場合にはどのマシンが扱えるのかも記載しましょう。サロンが扱ってほしいと考えているマシンを扱えることがわかれば、一気に採用へと近づけるかもしれません。

施術以外の業務経験や実績も記入しよう|人材教育・管理業務など

実績を書くとなるとどうしても施術によるスキルや技術に注目しがちですが、施術以外の業務経験があればそれも記載しておきましょう。

たとえば、物品の管理やマシンの手入れなどの業務を任されていた、職員への勉強会の講師をしていた、人材育成係を任されていたという点もアピールポイントになります。こういった経験も、漏れなく記載しておきましょう。

求人のニーズに合わせた実績を強調しよう|サロンが欲しい人材を見極める

自分の実績をいろいろと羅列するのではなく、求人のニーズにもあわせていくこともポイントとなります。

たとえば、ハンドリフレクソロジーに力を入れているサロンなのにフットのことばかりアピールしていては、いくら結果を出していたとしてもじゅうぶんなアピールポイントにはなりません。

サロンが求めているニーズと個人の実績がマッチすると、より、採用をしてもらいやすくなるでしょう。

売上実績・表彰歴|具体的な数字でアピールしよう

サロンの商品の売り上げ実績や表彰も、アピールポイントとなります。売り上げ実績は、1度のデータではなくあえて前年比を書くことがポイント。前年比も書いておくと、1年間での成長を目で見て実感できるので、向上心がある、あるいは能力が向上している点をアピールできます。

さらに表彰されたという点については、何位であるか、どんな賞だったのかもアピールしてみましょう。こちらを踏まえて、以下の文を参考にしてみてください。

・例文
リピーターのお客様の確保に力を入れて取り組みをしてきた結果、前年比と比べてリピーターのお客様が30%上昇しました。お客様のニーズにあわせて施術をご提案したり、チラシを作成したりと、さまざまな取り組みをおこないました。

また、2015年度には顧客満足度ランキングで関東地区15店舗中1位を獲得しました。お客様との関係性を深めて売り上げに貢献できる点が強みと考えています。

保有資格|取得順に記入しよう

資格を保有している場合には、保有資格の情報も記載しましょう。保有資格は、資格の正式名称や取得した年月日も正しく書きます。

施術に関係のない資格でも、サロンワークに関係する資格であれば書いておいてもかまいません。自分では、不要かなと思った資格でも思わぬところで、採用へとつながる可能性があるからです。こちらを踏まえて、以下の文を参考にしてください。

・例文
日本エステティック協会AJESTHE 認定エステティシャンを2018年に取得しました。ほかにも普通自動車運転免許を2015年に取得。この資格を活かして出張エステをおこなってきました。近年はハンドやネイルのケアについても興味があり、この資格についても学んでいます。

自己PR|具体的な数字を交えて簡潔に伝える

自己PRも数字を交えてアピールすれば、説得力が高まります。自己PRでは、なにを一番アピールしたいかを明確にすることが重要です。自己PRを書く前に、まずは自分の強みを明確にしておくとよいでしょう。

自己PRもサロンのニーズに近づけたものを書いておくと、よりサロン側が自分のサロンに合う人材と思ってもらえるので採用の可能性が高まるはずです。

自分の熱意が伝わるPR文を書いてみよう

それでは、ここから自己PRを具体的にどうやって書くのかをご紹介します。

・例文
前職のサロンでは、お客様とのコミュニケーションを大切にしてまいりました。その結果、リピーターを増やし、顧客満足度1位にも貢献できました。資格取得以降も自分のスキルをさらに高めたいと考え、さらなる資格取得にも挑戦しております。

今後は貴社が強みとしている分野をさらに学び、これまでのコミュニケーションスキルを活かして貴社へ貢献していきたいと考えております。

職務経歴書は自分の技術や能力をPRする重要なもの!

職務経歴書は、履歴書には書けない自分のスキルや仕事における実績をPRできるとても重要な書類です。面接官は、職務経歴書を見て面接にまで進めるかどうかを判断します。

自分のエステティシャンとしてのスキルを見てもらえる重要な書類ですので、いくらスキルがあっても職務経歴書がうまく書けていなければ、面接にまで進めないかもしれません。

自分の技術と経験を余すところなくアピールできるように、文章を構成してみてはいかがでしょうか。

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