自分にしかできないアートでお客様を喜ばせたい 私の履歴書 Vol.11【DLAW KAHO】#2
独創的かつハイセンスなアートネイルの数々で親しまれている、人気のネイルサロン「DLAW」。多くのモデルや芸能人からも支持されているのだとか。今回はトップネイリストのKAHOさんに、DLAWで働いてからの気持ちの変化や将来の展望などを伺いました。
DLAW入社
ネイリストとして、一からの振り出しに戻る
――就職して2店舗目がDLAWとのこと。DLAWではどのような生活を送っていましたか。
入ったときは正直、中途採用としての変なプライドがあったのと、“ジュニアネイリスト”として一からのスタートだったので、頑張り方や自分の見せ方が分からなかったんです。当時は怒られてばかりでした。代表のRISAさんに「これからやっていける自信がない」と伝えたら、「今まで何をしていたの?何もやっていないのに、やっていける自信がないってどういうこと」と言われました。その言葉がきっかけで、奮起。何も言われないくらいに頑張ろうと思いましたね。DLAWは立ち上げから携わっていて、商材を買いに行くなどして奔走していました。
――DLAWに入って何年目ですか。現在はどんなことをやっているのでしょうか。
DLAWに入って4年目です。知らない間にマネージャーのようなこともしているし、DLAWでの自分の在り方や立ち位置が確立してきたかなと思います。また、お店も広がってきて、サロンワーク以外のセミナーや商品開発などにも携わっています。
ネイリストとしての枠にはまらず、ネイル業界を変えていけたら本望です
――KAHOさんの作品を見ると、独創的なアートネイルが可愛いですが、アートの発想はどこから生まれますか。
もともと、自然が好きなので旅行へよく行くようになったんですね。なので、そこで見た景色がデザインに反映されていると思います。あとは、インスタグラムのハッシュタグで景色や自然・空・海・星などを検索してイメージをつかんだりしています。日常からもアートイメージにつなげていて、道端の影を撮影したり、居酒屋でラー油を垂らしたときの分離した様子を撮影したり(笑)。もともと型にはまらないタイプなので、今までにないデザインをいかに生み出せるかが得意です。これからも自分にしかできないアートをつくってお客様を喜ばせたいですね。
――将来の展望や、DLAWでやりたいことなどはありますか。
今はマネージャー的な立ち位置になってきたので、自分がこうしていきたいというよりは、下の子たちの世界観を広げてあげる立場かなと思っています。何をしたらいいのか分からないという子も多いと思うので、その子自身の可能性を広げてあげることができたらなと思います。「いろんなことができるんだよ」ってことを伝えていきたいです。
また、ブランドネイルだけでなくジュエリーを出したり、商品開発をしたり、ネイルサロンだけにとどまらないDLAWとしてのブランド価値をもっと上げていきたいと思います。ネイリストとしての枠を超えて活躍したいですね。自分自身は完璧ではないからこそ、自分のできることを着実に一歩ずつやっていきたいです。
――DLAWに興味のある子がたくさんいると思いますが、どんな子が来てほしいと思いますか?
へこたれずに、素直に頑張ってくれる子がいいですね。自身の世界観もちゃんと持っている子はいいなと思います。伝えたいことは、とにかく何でも続けることが大事。嫌なことや、ツラいこともあると思いますが、ツラいことを経験していない人が上に立つことはできないと思うので、がむしゃらにチャレンジし続けましょう!
取材・文/梅澤暁(レ・キャトル)
撮影/中村早
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Salon Data
Nail Salon DLAW(ネイル サロン ドロウ)
住所:東京都渋谷区神宮前6-13-4 BLUE PANTHER 3F
TEL:03-6868-5556
定休日:なし ※変則的に定休日を頂くことがございますので予めご了承ください。
https://dlaw-nail.jp/