出産・転居を機にアートのキャリアを中断。産後の不調時に出会ったのがカイロでした【カイロプラクター 嶺井 静さん】#1
美術系の学校を卒業後、ギャラリーや工房のスタッフとして働いていた嶺井 静さん。カイロプラクティックと出会ったのは「産後ずっと抱えていた不調が、カイロプラクティックでみるみるよくなったから」だそうです。カイロプラクティックの持つ力に魅力を感じた嶺井さんは、資格を取得し40代でカイロプラクターとなり、現在は居住地の茨城と東京の二地点を行き来しながら施術を行っています。
前編では、産後の不調からカイロプラクティックとの出会い、資格取得までのお話を伺います。
お話を伺ったのは…
カイロプラクター 嶺井 静さん
骨盤から整える頭蓋骨カイロ「O’Keeffe オキーフ」代表。茨城県出身。短大を卒業後、本格的なアートを学ぶため専門学校に進学。卒業後は横浜や東京でアートの工房やギャラリーで働く。結婚を機に茨城に移住し、カイロプラクティックの資格を取得。自宅サロン、地元のカイロプラクティックに勤務のほか、2025年7月より東京・恵比寿にプライベートサロンをオープン。3つの拠点を忙しくめぐる生活を送っている。
MINEI’S PROFILE
お名前 |
嶺井 静 |
|---|---|
出身地 |
茨城県 |
憧れの人 |
ジョージア・オキーフ |
プライベート時間の過ごし方 |
気持ちをリセットする土曜のモーニングがお気に入り |
趣味 |
庭の草取りをしながらのグラウンディング |
短大を卒業後、アートの勉強をするため上京

――嶺井さんがカイロプラクティックの道に進むまでのキャリアを簡単に伺えますか?
地元の短大を卒業した後上京し、4年間イラストの専門学校に通いました。カーイラストレーターの草分けとなった野口佐武郎先生の下で勉強して、卒業後は横浜にある日本画の複製版画を行う工房に就職しました。
職人として入社したのですが、小さな工房だったのでそれ以外のこともしなくてはいけません。海外からゲストを招いて日本の作家さんと共同で作品を作ったり、ワークショップを開いたり。事務や経理の仕事もこなして、多くのことを学びました。
その後結婚をして、都内のギャリーに転職。国内外の写真家さんの企画展などを開いていました。
――横浜や東京でバリバリのキャリアウーマンとして働いたのち、茨城に移住されます。
はい。横浜・東京で13年ほど過ごしたのち、子育て環境が充実している茨城に移住することになりました。地元ではあるのですが、実家からは少し距離があるところです。茨城に住むようになってからは、育児を優先して専業主婦になりました。
産後の不調がなかなかよくならず、悶々としながら過ごした数年

――カイロプラクティックに出会ったのはその頃ですか?
はい。30代半ばで出産してから体の不調に悩まされるようになりました。特にひどかったのが脚の不調です。かろうじて歩けはするものの、右脚が上がらなくなってしまって。脚を組むこともできないし、お尻もずっと痛かったですね。
――産後というと骨盤の歪みが原因ですかね。
今思えばそうだと思います。でも当時はまったく分からなくて。そのぐらい体への知識がなかった。なんとなく「体が歪んでいるのかな」と思って整体に行くのですが、どこがどう痛いのか、自分でもうまく説明できない。「脚というかお尻の奥の方というか、この辺が痛むんです」というような曖昧なことしか伝えられず、自分にイライラしたことを覚えています。
そんな説明しかできないものだから、施術者からは「筋力不足が原因かも」と言われエクササイズを教えてもらうのですが、それだけではなかなか改善しませんでした。
――痛みを伝えるのにも基本的な知識が必要ですよね。
そうなんです。次第に整体から脚が遠のき、育児をしながら忙しい日々を過ごしていました。そのうちに痛い部分が腰に移動してきたんです。そんな時に初めてカイロプラクティックに行ってみました。カイロプラクティックのことを深く知っていたわけではなく、「試しに行ってみよう」程度の感覚ですね。
カイロプラクティックで痛みが劇的に改善された
――初めてのカイロプラクティックで効果が感じられたと。
はい。カイロプラクティックと整体は大きく見ると同じジャンルなのですが、個人的に効果を実感したのがカイロだったんです。ずっと痛かったお尻の深い部分が押された時、「私がずっと痛かったのはここだ!」とわかったんです。その時の感動は大きかったですね。
――そこからカイロプラクターという仕事に興味を持ったんですか?
そうですね。とはいえすぐに行動に移せたわけではありません。子供もまだまだ小さかったですし。実際に資格を取得したのはそれから2年後です。資格を取って仕事にしようと決意したのには、自分だけではなく母親の体調もカイロプラクティックで改善したことがありました。
――お母様もカイロに救われたんですね。
はい。当時母親はひどい更年期症状に悩まされていて、いくつもの病院を掛け持っている状態でした。そんな母親を見て、「カイロプラクティックは自律神経の乱れも整えてくれるって言ってたな」と思い出し、母親にも勧めてみたんです。
そうするとすごく症状が軽くなって。さらにカイロプラクティックの持つ可能性に惹かれるようになりました。
そういった経験から「私はこれを仕事にするべきかもしれない」と思うようになり、資格を取ることにしたんです。
――育児との両立はできそうでしたか?
下の子供が小学生になり育児もひと段落ついた時だったので、それもタイミングが良かったですね。資格を取ったあとも自分のペースで働けるのではないかと思ったのも、カイロプラクターを目指した理由でもあります。
嶺井さんがカイロプラクティックの資格取得を取得したのは、40代を過ぎてから。育児をしながらのセカンドキャリアはどのようになったのか、その道のりは後編に続きます。
取材・文/皆川知子(tokiwa)
撮影/ワタナベミカ
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骨盤から整える頭蓋骨カイロ「O’Keeffe オキーフ」
住所:東京都渋谷区恵比寿1-31-11 ソシア恵比寿301
電話:080-3248-1597
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