小さな目標をコツコツ達成。気づけば最年少店長に!【DIAMOND EYES銀座店 店長 高橋花歩さん】#2
新人時代をどう乗り越えてきたのかを伺うこの企画。前編に続いて、DIAMOND EYES銀座店で店長を務める高橋花歩さんにお話を伺います。
前編では、将来の夢をヘアメイクからアイリストへシフトチェンジしたことや、いくつかサロンを巡るなかで、ご自身が「ここで働きたい!」と思えるサロンを見つけたことをご紹介しました。
後編では、技術を習得したもののSNSで酷評されてしまったこと、辞めたくなったときに留まったのはなぜか、ご自身のモチベーションを上げる工夫、DIAMOND EYES史上最年少店長に抜擢されてからの悩みについてインタビューしました。
お話を伺ったのは…
DIAMOND EYES銀座店
店長 高橋花歩さん
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都内の理美容専門学校を卒業後、2023年DIAMOND EYESに入社。池袋店に配属され、眉とまつ毛の施術研修を受ける。2025年7月に銀座店に異動し、12月にDIAMOND EYES史上、最年少の店長に就任する。
家ではイメージトレーニングをして技術を習得

――入社が決まって、研修はどんな感じで進められたんですか?
私たちが入社したときは、ひとつの技術を研修をしたらその後は店舗に戻って練習するのを2年間、繰り返しました。
――最初に学ぶのは何ですか?
眉です。形を整えたり、カラーをしたり。ひとりひとり眉の形もお顔の骨格も違うので、自信が持てるようになるまで大変でした。
――いちばん難しかったのは眉ですか?
2年目に研修を受けたエクステです。時間をかければ決められた本数を付けることはできますが、それではお客さまにご迷惑がかかります。短時間できれいに付けることが求められました。
――最初の頃はどの位、かかるものなんですか?
慣れてくると1時間で100本くらいですが、習い始めの頃は2~3時間はかかっていました(笑)。ずっと前屈みの状態で練習しているので、ストレートネックになるし肩こりがひどかったですね。
――施術に慣れるには、どんな練習を?
最初はマネキンを使って、その後は相モデルになって同期の子と付け合ったり、モデルさんを呼んで練習したりしてました。出勤している日は毎日、練習していましたね。
それでも足りなくて、家ではエクステを付ける動画を観てイメージトレーニングをしていました。
――イメージトレーニング?
マネキンとかエクステの道具を家に持ち帰ることができないので、動画を観ながら指先の動きを確認していました。
――研修をしながら辛いことはありましたか?
入社1年目のとき、あるお客さまの眉を施術しました。その場では何もおっしゃらなかったんですが、あとでSNSに悪い口コミを書かれてしまったんです。
先輩スタッフにその客さまの眉の画像を確認してもらって、「ちゃんとできている」って言ってもらえたのでホッとしましたが。
――それはショックですね。そのときはどうやって立ち直りましたか?
親や友だちに愚痴を聞いてもらったり、慰めてもらったりしました。話すことで、辛いことを心に溜め込まずに済んだのだと思います。
私は嫌なことを引きずりやすいところがあるんです。ストレスが溜まると、美容系の友だちや同僚ではない友だちに話して発散することが多いですね。アドバイスではなく、ただ「たいへんだったね」って話を聞いてもらえるだけで癒やされます。
――辞めたくなったことはありますか?
あります。でも辞めてしまったら、また最初から就活をして仕事に慣れるまで研修を受けたり、自分から勉強したりしないといけない。それを考えると面倒だな(笑)と思って踏みとどまりました。
小さな目標を達成。これがモチベーションを保つ秘訣

――高橋さんは技術の習得は早いほうですか?
私は負けず嫌いなので、「早く技術を習得したい」という気持ちはありました。早く研修を終えたい、早く研修から逃れたいという気持ちもありました(笑)。
――モチベーションを保つために、どんなことをしていましたか?
当時の店長さんが私に「早く指名をもらえるようにしようね」って、いつも声がけをしてくださったんです。それで「この月までに指名を何人増やそう」って決めて、達成できたら次は少しレベルを上げた数字を目標に仕事をするようになりました。
――その目標を決めたのはいつから?
入社1年目のときからです。最初は眉の施術しかできませんでしたが、初めて指名をいただけたときは、本当に嬉しかったですね。
――指名が増えたのは何が理由だと思いますか?
技術力だけではないと思います。どんなに技術があっても、それだけでは指名は獲れません。会話だと思います。
――入社1年目だとお客さまの方が年上の場合が多いですよね。接客は難しくなかったですか?
最初の頃は何を話せばいいのか分からなくて、緊張してしますこともありました。ただ、池袋の店舗では先輩たちがお客さまとよく話をしていたんです。それをこっそり聞いていました。
「こんな風に話せばいいのか」というお手本がたくさんあったので、試しているうちに、私も自然とお話しできるようになりました。
――そうやって指名を増やしていったんですね。
指名の数や売上などの目標を達成したら、また少し目標値を上げてそこに向けて頑張る、ということを繰り返しています。
「周りの人に負けたくない」という気持ちもあったと思います。
目標をクリアしていくうちに最年少店長に

――こちらの銀座店に異動したのはいつですか?
2025年の7月です。その時点ではスタッフとしての異動でしたが、そのときから「ゆくゆくは店長として店を任せる」というお話はありました。
――2023年の入社ですよね? すごい抜擢ですね。
全国にあるDIAMOND EYESの店舗の中でも、私がいちばん若い店長だと言われています。
入社のとき「将来は店長になりたい」と言った記憶がありますが、こんなに早く実現するとは思っていませんでした。
――店長になったのは?
2025年の8月に副店長になって、12月に店長になりました。
引き継ぎというか、店長としてやらなければいけない仕事について、前任の店長からいろいろと教わることができたので心の準備ができました。
――年上のスタッフもいますよね?
実はその点が、とっても気がかりだったんです。でも皆さんとても優しくて、店長としての私を受け入れてくださいました。
――店長として、「こうありたい」という理想はありますか?
店長というよりアイリストとしては、お客さまと信頼関係を築いたうえで、「絶対にこの人にやってもらいたい」と思っていただける存在になりたいですね。
店長としては技術も接客も売上も、すべて一番になること。「こういう人になりたい」って憧れられるような存在になれたらいいですね。もちろん今は全然まだですけど(笑)。
――池袋からの異動だと、お客さまも新規開拓しないと…ですよね。
そうなんです。池袋のお店は埼玉からいらっしゃる方が多いんです。一部の方は銀座店にいらしてくださっているのですが、これからもっとお客さまを増やさないといけません。
――最年少店長になって、悩みはありますか?
経験が少ないことですね。何かトラブルがあったとき、経験豊富な方だと対処法がすぐ思い浮かぶと思います。でも私にはそれがない。今から少しずつ積み上げるしかないですね。
――最後に、アイリストを目指そうと思っている方にアドバイスをお願いします。
アイリストは早くデビューできる仕事です。でも、技術も接客もきちんと身についていないままデビューすると、クレームになったり売上が伸びなかったり、大変なことになります。今の自分に満足しないで、「もっとうまくなりたい!」という気持ちを持ち続けてください。
高橋さん流! 壁を突き破るための3つのポイント
1.ストレスは溜め込まず、発散する方法を見つける
2.目標を立てる→達成を繰り返してモチベーションを保つ
3.「もっとうまくなりたい」という気持ちを持ち続ける
撮影/森 浩司
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DIAMOND EYES銀座店
住所:東京都中央区銀座4-3-6 G4 BRICKS BLD 4F
電話:03-6264-4748
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