本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ 【クリニカルサロン シーズ・ラボ マネージャー 中村友紀さん】#1
「こんなエステティシャンになりたい!」という理想をかなえるには、技術を磨く努力はもちろん、経験の積み重ねがものを言います。その体験の場となるのがサロン。そこで、人気サロンの採用担当者に、求めている人物像を直撃しました。さらなる高みを目指している人を応援します!
今回は医療とエステを融合した結果重視のメディカルエステサロン、シーズ・ラボで面接を担当しているマネージャーの中村さんにホンネをうかがいます。
今回お話しを伺ったのは…
シーズ・ラボ マネージャーの中村友紀さん
2011年シーズ・ラボにエステティシャンとして入社。3年後には店長として店舗の運営やエステティシャンの育成に携わる。産休・育休を経て、2年前から4店舗を統括するマネージャーに就任。
「肌トラブルで悩んでいる人こそ、キレイになれる喜びをお客さまと共有できます」
—-シーズ・ラボは美容クリニックの「シロノクリニック」と化粧品会社の「ドクターシーラボ」のグループ会社なんですね?
そうなんです。病院へ行くほどではないけれど、エステティックサロンでは悩みの改善は難しい…という肌悩みに応えるサロンとして、1995年に開設されました。
リラクゼーションだけでなく結果を出すエステとして、現在全国に31店舗を展開しています。
シロノクリニックと提携しているので、肌の状態によっては薬の処方もできます。また、ドクターシーラボともグループ関係にあるので、パウダールームにあるドクターシーラボの商品はご自由にお試しいただけます。
—-シーズ・ラボが開設以来、大切にしていることは何ですか?
医療とエステを融合した結果重視のメディカルエステであることです。私たちが施術をするコースのすべて、医師が皮膚医学理論を元に研究開発していますし、医師が認めるマシンや基材を使用しています。お客さまの肌状態や体質に合わせて、オーダーメイドな施術でお応えしています。
—-エステティシャンから採用を担当されるようになって、変わったことはありますか?
スタッフに対する見方が変わりました。私との面接をきっかけに入社を決めてくれたスタッフもいますから、彼女たちに対する責任があります。
できる限りスタッフたちと一緒に過ごす時間を作って、彼女たちが「このサロンで頑張り続けてよかった」と思ってもらえるように努力しています。
—-シーズ・サロンが求めている人物はどんな人ですか?
お客さまはもちろん、スタッフに対しても思いやりのある人ですね。自分中心ではなく、人のことが好きで人に興味があること。誰かに喜んでもらうことが好きな人に、この仕事は向いていると思います。
—-エステティシャンとしての経験がなくても大丈夫でしょうか?
技術や知識がなくても、問題ありません。基礎的な技術は新人研修でしっかり学べるカリキュラムがあります。シーズ・ラボにはたくさんのコースがあるので、それを覚えるには経験者でも努力が必要です。「努力すること=損」と思っている人は、付いてこられないかもしれません。
—-シーズ・ラボで働くメリットはどんなことがありますか?
エステティシャンとして現場にいると、お客さまが望んでいらっしゃる「結果」を出せないことに悩みを感じることが多いんです。シーズ・ラボは結果を出すことにこだわっていますから、そんなストレスを感じることなく施術できます。
お客さまに対してだけでなく、自分自身の肌悩みを解消できるメリットもあります。エステティシャンを採用するとき、「肌の美しさ」を採用基準の1つにしているサロンがほとんど。確かに見た目の美しさは重要ですが、シーズ・ラボでは肌トラブルがあっても構いません。研修を受けながら自分自身の肌にも施術できるので、どんどんキレイになっていきます。
肌トラブルでつらい思いをした方が、お客さまの気持ちに寄り添えるのかもしれませんね。
—-中村さんは産休・育休を経て復職なさいましたが、働きやすさはいかがでしょうか?
一般的にエステサロンは子育てをしながら働くのは難しい職場だと言われています。例えば、子どもが小さいと発熱することが多いのですが、勤務中に早退するなんて「あってはならない!」という雰囲気があります。
シーズ・ラボはここ数年で大きく変わりました。スタッフひとりひとりのライフスタイルに合わせて働きやすい環境を提案できるようになりました。また産休や育休でいったん職場を離れても、産休に入る前の役職のまま復職できます。これも、この業界では珍しいこと。女性にとって働きやすい職場だと思います。
次回は、中村さんが採用を決めた人材のひとりをご紹介します。
▽後編はこちら▽
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