本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ 【クリニカルサロン シーズ・ラボ マネージャー 中村友紀さん】#2
「こんなエステティシャンになりたい!」という理想をかなえるには、技術を磨く努力はもちろん、経験の積み重ねがものを言います。その体験の場となるのがサロン。そこで、人気サロンの採用担当者に、求めている人物像を直撃しました。さらなる高みを目指している人を応援します!
結果重視のメディカルエステサロン、シーズ・ラボの採用面接にまつわるホンネをうかがう2回目は、実際にどんな人物が採用されたのか、その人物像をご紹介します。
今回お話しを伺ったのは…
シーズ・ラボ マネージャーの中村友紀さん
2011年シーズ・ラボにエステティシャンとして入社。3年後には店長として店舗の運営やエステティシャンの育成に携わる。産休・育休を経て、2年前から4店舗を統括するマネージャーに就任。
「人を喜ばせたい…という強い思いが伝わってきて、採用を決めました」
—-今年で2年目になる石井暁子さんを採用した決め手を教えてください。
面接をしたとき、すごく「感じ」がよくて、「人を喜ばせたい」という思いがすごく強いのが決め手になりました。実際にサロンでも、期待通りの働きぶりです。
エステティシャンとしての素質がすごく高くて、お客さまのお悩みを改善するには何をすればいいのか…を常に考えて接客してくれています。2年目にして技術リーダーにもなっているのも、彼女の努力のたまものだと思います。
—-今後の石井さんに期待することは何ですか?
彼女自身が抱いている「お客さまを美しくしたい」、「サロンをもっとよくしたい」という強い思いを積極的にアピールして欲しいですね。ゆくゆくは店長として、サロンの運営にも関わってくれるように期待しています。
ROOKIE’S FILE 石井暁子さん
販売などの接客業を経て、いくつかのサロンでエステティシャンとしての経験を積む。2018年にクリニカルサロン シーズ・ラボにエステティシャンとして入社。
—-美容業界を目指した理由は?
販売の仕事をしていたとき、お客さまのプレゼント選びをお手伝いしたことがあって、すごく喜ばれたんです。それがきっかけで、お客さまの悩みを解決するお手伝いができたらいいな…と思いました。
ちょうどそのとき、私も「痩せたい」「シワが気になる」と思っていたので、美容関係に進むきっかけになりました。
—-就職先としてシーズ・ラボを選んだ理由は?
やはりメディカルサロンだというところですね。
さまざまなサロンで仕事をしましたが、なかなか結果が出なくて、お客さまも私も悩んでしまうことが多かったんです。医師が監修している化粧品やマシーンを使って施術できるので、「ここだ!」と思いました。
—-仕事以外で熱中していることは?
今、このような状況で外出がままならないので、自宅でお酒を飲みながら歌番組を見て、一緒に歌っています。たまに父も参加してくれるんですよ(笑)。
—-将来、どんなエステティシャンになりたい?
肌トラブルもダイエット後のリバウンドも、その原因はストレスや環境からくるお悩みがほとんど。
今はまだ、お客さまが言葉で話してくださる「痩せたい」とか「肌荒れを何とかしたい」などの悩みに応えている状態ですが、もっと深い部分から改善できるようになりたいですね。お客さまに寄り添って、心で繋がるセラピストを目指しています。
採用担当のホンネから分かった3つのポイント
1.お客さまのために何ができるか…を第一に考えられること
2.人を喜ばせることが好きで他人に興味があること
3.技術などを学ぶ姿勢を絶えず持ち続けていること
エステティシャンという職業柄、肌が美しくないと採用されないかも…という不安を抱きがちですが、「肌のことを悩んだ分だけ、お客さまの気持ちに寄り添える」という中村さんの言葉に、技術の高さと顧客重視の姿勢がうかがえました。
結果重視のメディカルエステだからこそ、「入社したらそれで終わり」ではなく、技術を磨き続ける努力が求められるようです。
▽前編はこちら▽
本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ 【クリニカルサロン シーズ・ラボ マネージャー 中村友紀さん】#1>>