アイリストに向いていない人・向いている人とは?|アイリストがやりがいを感じるとき
まつ毛パーマやまつエクをおこなうアイリストの仕事に、あこがれている人もいるでしょう。美容師の資格があれば、アイリストとして働くことができます。
ここでは、アイリストの仕事に興味がある人に向けて、アイリストに向いている人、向いていない人や、仕事のやりがいについて詳しく解説します。
さらに美容師免許の必要性や求人の探し方もまとめているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
なお、「アイリスト」という言葉は、有限会社ローヤル化研の商標です。まつエクの施術の際に、アイリストの名を許可なしに使うことは禁じられているため注意しましょう。
引用元
ローヤル化研 公式HP
アイリストに向いていない人の5つの特徴
「自分は手先が不器用なのでアイリストの仕事に向いてないのでは?」と心配になる人もいるでしょう。不器用ゆえになかなか技術を習得できない場合には、繰り返し練習をおこない、体に覚えさせるという姿勢が大切です。
ここではアイリストに向いていない人の特徴について解説します。
自分に該当する項目があっても向いてないとあきらめず、アイリストに必要な要素について理解を深めるきっかけにつなげましょう。
1. 集中力がない・続かない人
アイリストは、まつエクを1本1本ていねいに装着するほか、お客様の目元に薬剤を塗布し、まつ毛パーマをあてることが仕事です。長いときでは1時間以上もの間、作業を続ける必要があるので、集中力が不可欠といえます。
とくに、専用の接着剤を使ってまつエクを装着したあとは、簡単に取り外すことができないので失敗が許されません。お客様の目元で施術をするので、危険ととなりあわせという意識も不可欠。
これらのことから、集中力がない人や、続かないと自覚している人にとっては難しい仕事といえるでしょう。
2. 向上心を持てない人
アイリストは技術職の一つです。自分の技術によってお客様に喜んでもらうためには、高い技術を維持する努力や新しい技術を学ぶ向上心が欠かせません。
向上心が持てない人だと、お客様を喜ばせるためとはいえ、練習や研修に対して苦痛に感じる可能性があります。
サロンを訪ねるお客様の気持ちを第一に考え、そのうえで自分なりに努力する気持ちが持てない人には向いていないといえるでしょう。
3. 同じ作業を続けることに苦痛を感じる人
アイラッシュサロンでは、1日に何人ものお客様に対して同じような施術をおこなわなければなりません。そのため、同じ作業を繰り返すことに苦痛を感じる人には不向きといえるでしょう。
一度でも仕事に対して苦痛を感じると、施術がおろそかになり、完成後のクオリティが低下したり、ケガをさせたりするといったトラブルを招く可能性があります。
たとえ同じ作業の繰り返しだとしても、常に前向きな姿勢で取り組めなければ、難しさを感じるかもしれません。
4. 長時間同じ姿勢でいることが難しい人
業務中はお客様の目元に顔を近づけて施術することが基本です。つねに座った状態で、何人ものお客様に同じような施術を行う特徴から、長時間同じ姿勢でいることが難しい人にも不向きといえます。
とくに、座り続けることで肩や腰が痛む人や、集中力を維持することが難しいといった人は、施術のクオリティが低下する恐れやケガにつながる危険性もあるので、避けた方がよいでしょう。
5. コミュニケーションを取ることが苦手な人
施術前のカウンセリングをはじめ、施術中もつねにお客様と1対1で会話をするのがアイリストの仕事です。
基本的な会話はもちろん、どのような目元を希望しているのか、お客様の理想を聞き出す姿勢も欠かせません。
そのようなことから、コミュニケーションに苦手意識がある人には、アイリストに難しさを感じる可能性があります。
アイリストに向いている人の7つの特徴
アイリストを目指すうえで、適性について知りたいという人もいるでしょう。
ここでは、アイリストに向いている人の特徴について詳しく解説します。また向いてない人でも、アイリストを目指していくうえで大切なポイントについてもみていきましょう。
1. 美容やファッションなどの流行に敏感な人
まつ毛パーマやまつエクの施術を受けに訪れる女性は、美容やファッションなどのトレンドに敏感な人も多いです。アイリストは目元を華やかに魅せるプロとして、最先端の流行をつねにキャッチし、施術や接客に生かすことが大切。
美容に興味がある人、ファッションが大好きで流行りに敏感な人は、この仕事に向いているでしょう。
2. 負けず嫌いで粘り強く努力ができる人
目元を美しく魅せるプロであるアイリストの仕事は、自分の手による作業が施術のクオリティに直結するものです。負けず嫌いな性格で、つねに高みを目指して目標に向かってコツコツと練習できる人は、施術のクオリティを高めるために努力できるので、アイリストの仕事に向いているといえます。
また負けず嫌いな人は、空いた時間にもスキルアップのための学習を欠かさず、人一倍努力を重ねます。
3. 追求心がある人
働くうえで必要な知識や技術を吸収しようという意欲の高い人は、施術のクオリティ向上に向けて努力を続けることができます。
また、まつエクやまつ毛パーマなどの施術は、そのときどきで流行やトレンドが変化し続けるものです。知識や技術の習得に意欲的な人は最新の情報をキャッチするのも早く、この仕事に向いているでしょう。
4. 集中力がある人
ひとつのことに集中して取り組むことができる人は、長時間の施術も苦になりません。アイリストの仕事には、お客様の目もとに触れる、こまやかな作業となるため集中しておこなえる力が求められます。
また一日に何人もの施術に対応するときでも、持ち前の集中力を発揮することができるはずです。集中することで、同じ作業でも短い時間で効率よく終わらせられるでしょう。
5. こまかい作業が好きな人
お客様の目もとに装着するまつエクや、薬液を用いてまつ毛をカールさせるまつ毛パーマなど、アイリストの施術はつねに緻密でこまかな作業となります。お客様の目元へ施術をおこなうため、正確性も求められる仕事です。
もともと裁縫や手芸などこまかな作業が好きで得意とする人は、仕事においても手先を器用に動かし、緻密な作業もこなせるでしょう。
6. 話すことが好きな人
アイリストの仕事では、施術前にお客様がどのような悩みや要望を持っているのかを把握するために、カウンセリングをおこないます。また、施術中にもお客様と会話をする場面もあるでしょう。
接客の良し悪しで、お客様が「また来よう」と思ってくれるかどうかが決まるといっても過言ではありません。もともと人と話すことが好きな人、接客が苦にならない人は向いているといえます。
7. 喜んでもらうことが好きな人
アイリストとして、施術をおこないお客様の目元が華やかになり、よろこぶ姿をみてやりがいを感じる人も多いはずです。
お客様のためによりよいサービスを提供したいという思いや、お客様が喜ぶ姿、感謝する姿が働くうえでの原動力になるという人も多いのではないでしょうか。もともと人が笑顔になる姿、喜ぶ姿をみることにやりがいを感じる人に向いています。
アイリストを目指すには「美容師免許」が不可欠!
アイリストを目指す場合は、国家資格である美容師免許を取得する必要があります。正確には2008年までは美容師免許がなくてもなれる職種でしたが、同年3月から必須となりました。
その理由は、無資格でも施術を許可していたことで、施術を受けた人によるトラブルの報告が増えたためです。
厚生労働省はまつエクのような技術は美容行為に該当すると考え、2008年3月、美容師免許の取得を義務化しました。
美容師免許については、すでに別の仕事をしている人も、働きながらでも取得することができます。
美容師免許取得までの期間などについてはモアリジョブの記事でまとめているので、詳細を知りたい人はぜひこの機会にご覧ください。
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引用元
厚生労働省|まつ毛エクステンションによる危害防止の徹底について
厚生労働省|まつ毛エクステンションの危害
アイリストの仕事にやりがいを感じる6つのシーン
お客様の目元を華やかに演出するのがプロのアイリストです。お客様に施術やサービスを提供することを通して、やりがいを見出せる機会も多いでしょう。やりがいを感じることができればモチベーションアップにもつながります。
ここでは仕事をするうえで、どんなときにやりがいを感じるかについて詳しく解説します。アイリストのお仕事を目指している人は、ぜひ参考にしてみてください。
1. お客様が喜んでくれるとき・うれしい反応を実感できるとき
お客様が喜んでくれるときや、「施術をやってよかった」という声を聞くことができたとき、アイリストの仕事にやりがいを感じる人もいるでしょう。お客様の反応が自信にもつながり、モチベーションアップやスキルアップのきっかけにもなるはずです。
2. 一大イベントのお手伝いができたとき
結婚式や成人式など、一生に一度の晴れ舞台をまつ毛パーマやまつエクをして迎えたいというお客様もいます。まつエクやまつ毛パーマのデザインをどのようなものにするのかなど、お客様と相談しながら決め、アイリストとして実際に施術をおこないます。
このような一大イベントに携わり、花嫁や新成人をより美しく演出できるというところにやりがいを感じるという人もいるでしょう。
3. うれしい口コミをもらえたとき
施術をおこなったのちに、お客様から「目元が華やかになりました。また来店したいです。」など、うれしい口コミをもらったときに、やりがいを感じる人も多いでしょう。このような口コミがあると励みになり、仕事のモチベーションアップにもつながります。
また、うれしい口コミをとおして、お客様がどのように感じてくれているのかがわかるので、その後仕事をしていくうえでの参考にもできるでしょう。
4. お客様がリピーターになってくれたとき
一度来てくれたお客様が再び来店してリピーターになってくれたときや、自分の名前を指名してくれたときなどに、アイリストとしての仕事にやりがいを感じられます。
自分の技術や接客などを信頼してくれている、またお願いしたいと思ってくれているということのあらわれなので、やる気アップにもつながるでしょう。
5. 職場でがんばりを認められたとき
仕事をするなかで来店するお客様やリピーターが増え、自分の実力を職場が認めてくれて評価してくれたときに、やりがいを感じる人もいるでしょう。努力している姿は、周囲のスタッフに対してもよい影響を与えることにもつながります。
またよい評価を受けて、手当や賞与をもらえる場合や、上の役職にキャリアアップをするケースも見受けられます。
6. 努力が収入に反映されたとき
アイリストとして高い技術を維持し続けるため、さらにはお客様に満足してもらうためといったさまざまな目的から、着実に積み重ねた努力や経験。
それらひとつひとつがインセンティブや賞与といった収入に反映されやすいのも、アイリストの特徴です。
収入に反映されたということは、サロンの上司などから努力を評価されたと考えられます。収入アップによって何時間、何百時間と積み重ねた努力や経験が無駄ではなく、きちんと評価されていると思える部分も、アイリストならではのやりがいを実感できるシーンといえるでしょう。
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不器用でも大丈夫! 練習を積んでアイリストとして活躍しよう
アイリストは不器用な人でも目指すことのできる職種です。ただし、不器用さや集中力のなさなど、向いていない人の特徴に心当たりがある人は、改善するための努力が必要になるでしょう。
「お客様を自分の技術で理想の姿に近づける」といった前向きな気持ちがあれば、自分の短所をカバーしながら成長することができるはずです。
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