オーダーメイドの施術を提供!『BEKKU hair salon HIROO』の人気の秘密に迫る
ファミリーのお客さまから厚い信頼を集めているヘアサロン『BEKKU hair salon HIROO』。数あるサロンのなかから選ばれている理由は、細やかなサービスと高い組織力にあると言います。スピーディーなチームプレイを生んでいる秘密について聞くと「スタッフは家族というサロン理念があるからですね」と、話してくれた店長の古川さん。他にも『BEKKU hair salon HIROO』が人気店に成長した陰には、パーソナライズな施術で満足度を高めるメニュー作りや、毎月テーマを変えてブログを発信する取り組みがありました。
後編では、発信や今後の目標に迫ります。
お客さまの状態に合わせたパーソナライズなメニューを提供
————とくに力を入れているメニューはありますか?
「どの世代の方々も艶髪を求めていらっしゃいますから『トリートメント』には、とくに力を入れていて、サービスのこだわりは『パーソナライズな施術の提供』です。
お客さまの髪の状態に合わせて商材を組み合わせて施術をしています。わかりやすく説明すると、しっとり、さらっと、ふんわりなど、求めているニーズに合わせてシャンプーを使い分けています。コースは、約10分のクイックヘアケア、約25分のハイクラスヘアケア、約30分のスペシャルヘアケアの3つです。
また、ホームページには、施術中の写真付きで工程を紹介しており、このページを見て興味を持ってくださる方も多くいらっしゃいます。コース名と商材の紹介だけでは、お客さまはどんなサービスを受けられるのかわかりませんからね。しっかりと伝えると安心してオーダーしていただけると思います」
集客の幅を広げる発信を目指して
————発信はどのようなツールを活用しているのでしょうか?
「これまでずっと続けてきた発信はブログで、『梅雨前はクセ毛』など毎月テーマを決めて投稿しています。季節ごとにお客さまの知りたい情報は変わりますから、その時のニーズに合った発信は大切ですね。
投稿内容は、お悩み解決のハウツーをはじめ、年代別のヘアスタイル、おすすめの商材、趣味なども投稿していて発信ペースは毎日です。
担当を決めてそれぞれがテーマに沿ったテキストを作っており、『ビフォーアフターの写真を載せたら閲覧数が伸びた』など、気が付いたポイントの共有も心掛けています。また、最近はブログだけではなくて、SNSにも力を入れ始めました」
————SNSにも力を入れ始めた理由を教えてください。
「若者世代にもご来店いただきたいと思ったからです。現在、メインの客層は30~50代で『この世代はブログをよく読む』と感じています。しかし、SNSはもう少し若い世代が活用しているので『集客の幅が広がるだろう』と。
取り組んでいるSNSは、インスタグラム、ツイッター、フェイスブックで現在は試行錯誤をしながら地道にファンを広げる段階です。インスタグラムはショートボブで統一をしており『洗いざらしでシルエットがまとまる』というサブテーマも決めています。
ショートボブを前面に打ち出した理由は、もともとサロンがこのスタイルが強かったからです。また『簡単に家でキマル』という強みをプラスしたほうが、より効果的だと思いサブテーマを添えました。少しずつインスタグラム経由の来店が増えてきましたね。
ユーチューブは最近始めたばっかりで、今はスタッフ全員で撮影と編集を勉強している段階です。まだまだこれからですね(笑)」
時代の流れを見ながら、さらなる拡大を視野に
————最後に今後の目標を教えてください。
「店舗展開も視野に入れていて、目標は10店舗です。そのため、2~3年に1店舗ずつの新店出店を目指しています。
エリアは、遠方のお客さまもいらっしゃるので恵比寿から離れてもよいかもしれません。少し離れた場所に出店して、予約が入ったらスタッフが移動するスタイルも考えています。
現在はシェアサロンなどが増えているので、僕たちも時代に合わせて柔軟に対応していきたいですね」
安定した成果を上げる極意
お客さまのお悩み解決でリピーターをつかんでいる『BEKKU hair salon HIROO』。安定した成果を上げる極意をまとめると、下記の3つでした。
1.パーソナライズなメニューで満足度を高める
2.ブログは毎月テーマを変えて発信する
3.SNSの活用で、若い世代も集客
お客さまとの交流も大切にしている『BEKKU hair salon HIROO』。これまでには、閉店後にアーティストの常連の方を呼んで一緒に音楽を楽しむイベントを開催したことがあるそうです。居心地のよい空気感に触れたい方、地域密着型のサロン作りに興味がある方はサロンに足を運んでみてはいかがでしょうか。
▽前編はこちら▽
ファミリーの心をつかむ!『BEKKU hair salon HIROO』のサロン作りに迫る>>