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介護・看護・リハビリ 2022-07-30

介護職の志望動機とは? 考え方のコツを解説|思い浮かばない時の考え方と例文を紹介

就職や転職する際に必要となる志望動機。介護職に関わらずすべての分野において、履歴書や面接で必須となる項目です。
しかし、志望動機の内容に頭を悩ます人もいるのではないでしょうか。ここでは、志望動機の考え方から履歴書の書き方、面接でのコツをくわしくご紹介します。

目次
  1. 介護職の志望動機とは? 考え方のコツを紹介
  2. 履歴書にはどう書く? 押さえておきたい3つのポイント
  3. こんな志望動機はNG! 気をつけたい注意点を紹介
  4. 介護業界への志望動機が思いつかないときは?
  5. 履歴書への書き方も重要! 例文でポイントを学ぼう
  6. 押さえておきたい面接のコツ|志望動機はどう伝える?
  7. 自分らしい志望動機で採用担当者によい印象を与えよう!

介護職の志望動機とは? 考え方のコツを紹介


志望動機は、自身の強みを志望先の介護事業所へ伝える方法のひとつです。採用担当者に、「ぜひ入社してもらいたい」と感じてもらうようにしなければなりません。

そのためには、まずは志望動機の考え方について知っておくことが大切です。ここでは、考え方のコツをご紹介します。

志望動機はなぜ聞かれるの?

なぜ志望動機が聞かれるのかというと、介護業界に限らず、多くの企業の採用担当者は働きたいと強く思っている人を採用したいと考えています。

志望動機は熱意や意欲を判断できるひとつの指標となる大事な要素のため、面接では必ずとっていいほど聞かれる質問です。

1. 介護職を志した理由|なぜ介護の仕事がしたいのか

志望動機では、なぜ介護の仕事をしたいのか、介護職を志した理由が聞かれます。介護職に興味を持ち志したきっかけを述べることで、介護に対するスタンスや仕事への向き合い方が伝わるからです。

介護職を志した理由を考えることで、自分自身の介護への向き合い方が改めて明確になるでしょう。

2. その施設・事業所を選んだ理由|なぜそこで働きたいのか

志望動機では、なぜその職場で働きたいのか、その施設や事業所を選んだ理由を考えることが大切です。

志望する施設の特徴を整理すると志望動機がさらに明確となり、採用担当者に伝えやすくなるので、施設独自の特徴は必ず把握しておきましょう。ありきたりな志望動機にならないように、オリジナルのエピソードを加えるもおすすめです。

3. 職場に対してできる貢献|自分になにができるのか

志望動機では、職場に対してできる貢献についても考えなければなりません。これまでの経験やスキルにどんなものがあるか、見直してみましょう。そのうえで、実際に就職した際に職場にどのように貢献できるのか想像してみます。

施設にとっては志望者の熱意も大切ですが、実際に就職した際にどのように活躍するか、どう貢献してくれるのかというところがより大切なポイントとなるため、自分になにができるのかを考えアピールしましょう。

4. 介護職に活かせる特性|自分の強みをどう活かせるのか

志望動機では、介護の仕事に自分の強みをどう活かせるのかについて考える必要があります。基本的に介護職は一般の会社員とは異なり、やや特殊な環境下での業務が多いのが特徴です。

入浴介助や排泄介助など、肉体的にも精神的にも負担を感じる業務が少なくはありません。そのような業務のなかで、自分の強みをどう活かせるのかを考えていくことが大切です。

5. 将来のビジョン|介護職として働きながらどうなりたいか

志望動機では、介護職として働きながら最終的な目標はどこにあるのかなどの将来のビジョンも明確にしておきましょう。

給与や待遇面などを理由にした自分本位の志望動機では、採用担当者によい印象を与えません。自分が将来どのような業務をしたいのか、どのような役割を担っていきたいのかなど、介護職として将来どのようになりたいかを考えておきましょう。

履歴書にはどう書く? 押さえておきたい3つのポイント


志望動機を履歴書に書く場合は、どのように書けばいいのでしょうか。ここでは、志望動機を履歴書に書くうえで押さえておきたいポイントをご紹介します。

1. 実体験や具体的なエピソードを交えて書く

志望動機は、自分の実体験や具体的なエピソードを交えて書くことが大切です。ありきたりで誰もが書きそうな内容では、採用担当者の印象に残りません。

実体験やエピソードを交えることで、具体性が出て、個性のある内容となります。介護に関わる実体験などはどんどんアピールしましょう。

2. 転職の場合|ポジティブな理由にする

志望動機を履歴書に書く際、転職の場合はポジティブで前向きな表現になるように気をつけて書くようにしましょう。

前職を退職した理由がいかなるものであっても、ネガティブな内容をそのまま書かないように注意することが大切です。次項で、具体的な例をご紹介しますので、参考にしてみるとよいでしょう。

3. 応募する施設・事業所に合った内容にする|自己PR

志望動機の内容は、応募する施設・事業所に合ったものにしましょう。志望する施設や事業所については前もってしっかり調べておき、そこで求められるものを把握しておくことが大切です。

そして、実際に自分になにができるか書くようにしましょう。ほかの施設と比較してみて、その施設の特徴を探すのもひとつの方法です。

こんな志望動機はNG! 気をつけたい注意点を紹介


志望動機は、採用の結果を左右することになる大事な項目です。ここでは、志望動機のNG例や注意点をご紹介します。

1. なにを言いたいのかわからない|具体的に・要点をまとめよう

なにを言いたいのかわからない志望動機はNGです。抽象的でありきたり、どの施設にも該当しそうな内容は魅力的とはいえません。

具体的なエピソードを交えたり、要点をまとめたりすることが大切です。採用担当者によっては何百人もの履歴書を見なければならないため、わかりにくい志望動機では敬遠され、内容が伝わりません。

2. 平凡過ぎる|自分ならではの内容にしよう

平凡すぎる内容もNGです。志望動機の使いまわしは避け、自分ならではの志望動機を練る必要があります。

志望する施設について深く調べたり、自身のこれまでの経歴などを洗い出したりして、個性のある内容にしましょう。

3. マイナスな印象を与えてしまう|ネガティブ要素は取り除こう

マイナスな印象を与えてしまうこともNGです。とくに転職の場合は、前職を退職した理由に注意が必要となります。

たとえば、人間関係や待遇面などネガティブな要素をそのまま伝えてしまうことは避けましょう。また、待遇がいいから応募したなど自分本位の志望理由も書くべきではありません。

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介護業界への志望動機が思いつかないときは?


求人に応募する際、志望動機が思いつかずに困っている人もいるでしょう。志望動機を書く際には、自分自身や企業について研究や分析をおこなうと、自分の考えや思いを言葉にしやすくなります。

ここでは、介護職での志望動機が思いつかない場合の具体的な対処法を確認しておきましょう。

1. 自己分析をしてみよう|介護職に就きたい理由を掘り下げる

志望動機が思いつかないときには改めて自己分析をおこない、介護職を志望する理由に立ち返ってみましょう。これまでの経験で得た学びや気持ちなどを振り返り、言語化することを繰り返します。

自己分析をとおして、自分の思考の癖や長所や短所をはっきりさせましょう。介護職に就きたいと思ったきっかけを整理し、今後の展望や目標を言葉にしてみることで、志望動機を明確にしやすくなります。

2. 企業研究に時間を費やそう|公表されている情報以外もチェック

志望動機が思いつかない場合は、志望する候補の企業についての情報をホームページや新聞、パンフレットなどで集めて研究してみましょう。

企業が大事にする理念をはじめ、情報を集めることで企業の魅力や就職してやりたいこと、希望、自分自身の方向性を明確にできる可能性があります。また、実際に応募したい施設や事業所に見学に行ってみるのもよいでしょう。

3. その職場でなければならない理由を練り直そう

志望動機が思いつかない場合、その企業でならなければならない理由が明確になっていない可能性があります。企業研究や自己分析をとおして、改めてなぜその職場がよいのか、その職場でなければならない理由を追求してみましょう。

介護の分野において、企業がどのようなところに力を入れているのかなど、独自性や他社にない魅力をピックアップできると志望動機を明確に表現しやすくなります。

履歴書への書き方も重要! 例文でポイントを学ぼう


ここでは、介護職に応募するための履歴書の書き方で参考にできる例文を解説します。未経験、転職、ブランクの場合にわけてご紹介するので、履歴書の書き方で迷っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

【状況別】志望動機例文

未経験、転職、ブランクありで復職予定など、状況によって志望動機の書き方が異なります。ここでは、それぞれの場合における志望動機の書き方について具体的な例文を確認しておきましょう。

未経験者の場合

家族の介護をきっかけに、介護職に興味を抱きました。利用者さんが大切にすることを重んじる貴社の理念に共感し、このたび応募させていただきました。

旅館でのアルバイト経験があり、接客スキルやマナー、行儀作法には自信があります。就職後はこれまでの経験を利用者のケアにも活かしていきたいです。介護の資格にも挑戦し、よりよい介護サービスの提供に努めていきたいと考えております。

転職の場合

これまで入所者が多い施設で長く勤務してまいりましたが、利用者ひとりひとりにじっくりと関われる場所で働きたいと考え貴社に応募させていただきました。貴社はスタッフのスキルアップ支援として研修や講習受講のサポート体制も整っており、働きながらしっかりとスキルを高められると考えております。

長年老人保健施設に勤め、さまざまなリクリエーションのサポートにも携わってまいりました。貴社に就職の際には、利用者がリフレッシュできるイベントやリクリエーションの支援もおこないたいと考えております。より質の高いケアを利用者に提供できるよう努力してまいります。

再就職の場合

結婚、妊娠、出産を機に勤めていた施設を退職いたしました。介護施設で無資格で働いておりまして、退職後も介護現場に復帰したいとの思いが強く、子育てをしながら介護初任者研修の資格を取得いたしました。

貴社は介護度の高い利用者も多くいるとのことで、利用者の快適な暮らしをサポートできるよう、得た学びを活かしたいと考えております。

【施設別】志望動機例文

応募する施設の特徴を理解し、履歴書の内容に盛り込むことがポイントです。ここでは老人ホーム系、グループホーム系、訪問介護系にわけて、志望動機の例文をくわしく解説します。

老人ホーム系の場合

利用者の笑顔を大切にする貴社の理念に共感し、応募させていただきました。老人ホームとしてサービスを提供している貴社では、車いすの利用者も多いとのことですが、わたくしは長年スポーツで培ってきた体力に自信があります。

前職は利用者数の多いデイサービスで利用者ひとりひとりとじっくり関わることがなかなかできませんでした。貴社に就職後は利用者ひとりひとりとの関わりを大切にし、ケアに活かしていきたいと考えております。

グループホーム系の場合

介護付き有料老人ホームで働いておりましたが、認知症の利用者もおり、ケアや関わり方の壁にぶつかってしまったことがありました。そこで認知症のケアをしっかり学びたいと思い、グループホームである貴社に応募させていただきました。

前職で培った介護の知識やスキルを活かしながら、利用者との関わりをとおして、認知症ケアのスペシャリストを目指したいと考えております。

訪問介護系の場合

家での介護が必要となった方がどのような暮らしをしているのか、家での暮らしのためにどのような介護が必要とされているのかなど、訪問介護への流れや介護職の役割を学びたいと考え、訪問介護に力を入れている貴社に応募させていただきました。

老人保健施設で身体機能を回復でき、あるいは悪化せずに機能を維持できた利用者と多く関わってきました。訪問介護で利用者の身体機能をできるだけ損なわず、安全で快適な暮らしを続けていけるような関わりをおこなってまいりたいと考えております。

押さえておきたい面接のコツ|志望動機はどう伝える?


志望動機は、履歴書だけではなく面接でも尋ねられます。ここでは、面接で気をつけたい点と志望動機を伝える際のコツを確認しておきましょう。

押さえておきたい面接のコツ

面接に臨む前に、押さえておきたいコツが2つあります。それは基本的なマナーを遵守することと、履歴書の内容を覚えておくことです。

この2つのコツを押さえておくことで、面接をスムーズに受けられるでしょう。具体的にどんなものがあるのかをご紹介します。

基本的なマナーを忘れずに|失礼がないように行動を

面接の時間に遅刻をしない、身だしなみに気をつけるなど、社会人として守るべき基本的なルールは守りましょう。

万が一面接の時間に遅れてしまう場合は、遅れるとわかった時点で電話連絡をするなどの対応を取ることが大切です。

履歴書の内容を覚えておく

履歴書に書いた内容は、覚えたうえで面接に臨みましょう。面接では緊張してしまい、普段どおりに思っていることをうまくアピールできないこともあります。

履歴書の内容を覚えておくと緊張が和らぐこともあるので、事前に準備しておくことが大切です。

志望動機を伝えるときのコツ

面接で志望動機を伝える際には最初に結論を伝えること、わかりやすく具体的に伝えることが大切です。ここでは、志望動機を伝えるときのコツをご紹介します。

伝えたいことを冒頭に持ってくる

伝えたいことをきちんと伝えるためには、その内容を冒頭に持ってくることが大切です。いきなり介護職を目指すきっかけやこれまでの経歴など具体的なことを伝えてしまうと、うまく伝わりません。

しかし、最初にまとまった志望動機を伝えることでそこから話を繋げられるため、その後の話の内容もわかりやすくなるでしょう。

わかりやすく具体的に伝える|数字を使おう

冒頭に要点を述べたあとは、わかりやすく具体的に伝えることも大切です。具体的な内容を伝えることで、採用担当者に施設で働くイメージを持ってもらいやすくなります。

また、数字を使うことでより具体的になるでしょう。たとえば、介護業界での経験年数を伝える際に、「5年間特別養護老人ホームで働いていました」と伝えることで具体的にイメージできるほか、より正確な情報を伝えられます。

自分らしい志望動機で採用担当者によい印象を与えよう!


面接前の履歴書の準備では、志望動機を文章にするのがむずかしいと感じることも多いでしょう。志望動機が思いつかない場合には自分自身や企業の分析をおこない、自分の強みや企業の魅力を具体的にすることで、自分らしい志望動機を書きやすくなるはずです。

自分らしい志望動機で採用担当者に長所や強み、目標や展望をしっかりとアピールしてみましょう。

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