ヘルスケア&介護・看護・リハビリ業界の応援メディア
介護・看護・リハビリ 2020-04-18

居宅介護支援事業所で働くケアマネジャーについて

介護の中心的存在であるケアマネジャー。その仕事内容に興味がある人は多いはずです。今回はそのなかでも居宅介護支援事業所にて活躍するケアマネジャーの仕事内容や、こうした施設におけるケアマネジャーの役割についてご紹介したいと思います。将来ケアマネジャーを目指したいと考えている人に、ぜひ読んでいただきたいと思います。

居宅介護支援事業所ってどんなところ?

居宅介護支援事業所とは、ここには要介護の認定を受けた利用者が質のいい介護サービスを受けることができるようにサポートを行うケアマネジャーがいる場所のことです。こうした居宅介護支援事業所は全国各地にあります。

要介護を受けた利用者は、まずこの居宅介護支援事業所に連絡を行うこととなります。そして、その後ケアマネジャーが利用者宅を訪問することで利用者の身体的・精神的な状態を把握し、適切な介護サービスの種類や回数を話し合ったうえで介護サービスが開始される仕組みです。

居宅介護支援事業所の業務としては、要介護認定や介護保険に関わる手続きの代行や、介護サービスの利用に必要なケアプランの作成、そしてデイサービスや訪問看護といった介護サービスを提供している事業者との調整役、そして在宅介護に関する相談受付などがあります。そして、これら居宅介護支援事業所に関わる業務は、すべてケアマネジャーが中心となって行われています。

居宅介護支援事業所におけるケアマネジャーの仕事内容とは?

居宅介護支援事業所では、ケアマネジャー1人が担当できる利用者は35人以下と法律によって決まっており、普通は1人のケアマネジャーが1人の利用者を担当するかたちとなります。ケアマネジャーの仕事は多岐に渡りますが、まずは利用者のもとへ行って、介護サービスの相談に耳を傾けたり要望に対して対応をしたりするといったことから始まります。また、休日や夜間には緊急専用電話を複数のケアマネジャーが順番に携帯し、利用者の急な対応にも応えられるようにしておかなくてはいけません。

その他、日常業務に加えて実務従事者基礎研修、更新研修、専門研修といった研修に参加し、専門性をより高めておくことも求められます。居宅介護支援事業所のケアマネジャーの仕事といえば、介護の現場とはまた違った事務職のイメージが強いのですが、実際は軽いフットワークが求められる仕事内容となっているのです。

居宅介護支援事業所に勤務するケアマネジャーの1日

では、居宅介護支援事業所で働くケアマネジャーは、どんな1日を過ごしているのでしょうか。

ある日の1日の行動をお話しましょう。
まず、出社時間は9時となっています。出社をしたら朝礼の代わりに申し送り簿の確認をし、必要であれば前日の夜間から出社前までの問い合わせに対する対応を行います。そして午前中の間に2件の利用者宅を訪問し、利用者のサービス内容の確認や翌月のサービス計画表を配布します。

昼休憩の後、利用者、訪問看護ステーションの管理者、他の介護サービス事業所の担当者と、サービス担当者会議を行い、現在のサービスに対する意見を聞き、要望に応えるサービス提供の話し合いを行います。その後、会議内容をもとに来月のサービス計画表を作成し、電話対応を行い、夜間の緊急対応に備えて携帯電話を所持したまま帰宅します。帰宅時間はおおよそ18時半頃となり、これで1日の業務が終了するかたちとなります。

以上、居宅介護支援事業所で働くケアマネジャーの仕事内容やある1日の流れについてお話しました。一般の高齢者は介護サービスの知識をほぼ持ち合わせていないため、利用者の立場にたて毎月サービス計画表を作成し、またその計画表通りにサービスが行われているかの確認も行います。ただ計画表を作成するだけではなく、利用者の意見や要望を聞くということも重要な仕事の1つなのです。

この記事が気に入ったら
いいね!してね

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事