常にお客様目線で寄り添う介護を『はなことば相模原』
閑静な住宅街に佇む『はなことば相模原』は、開放感のある食堂やお客様の好みに応じて自由に家具をレイアウトできる居室など、入居する方がくつろいで暮らせる介護付きホームです。万全な介護・医療対応はもちろん、季節ごとの行事やレクリエーションなど、住む方に寄り添ったサービスが、利用されるお客様やご家族からの信頼を集めています。
大変できつい仕事というイメージがある介護の仕事ですが、『はなことば相模原』には温かい笑顔があふれていました。まるで一つの家族のような『はなことば相模原』で介護士をされている、角田大輔さん・由衣さんご夫妻に、介護の仕事のやりがいや魅力について話を伺います。
介護士を目指したのは必然的だったかもしれません
介護士は人の役に立てて、ずっと働ける仕事
―以前はサービス業をされていたそうですが、なぜ介護士になろうと思ったのか教えてください。
(角田:大)僕が介護士になろうと思ったきっかけは両親です。高齢になった二人を見て、親世代に恩返しをしたいと思いました。大変で忙しそうだけど、やりがいがありそうだなと思い、志しました。
(角田:由)手に職をつけたいと思っていた私に、友人から介護士の資格を「一緒に取ろうよ」と誘われたのがきっかけでした。長く続けられる仕事を探していたので、タイミングが良かったと思います。
お客様の生活のお手伝いからスタッフの育成研修まで
奥が深い介護士の仕事内容
―日々の業務を教えてください。
(角田:大)フロアごとの担当制になっていて、食事や排泄、身体介助など、お客様の生活のお手伝いが主な業務です。僕は主任でもあるので、スタッフのシフト管理や看護師など他職種との連携、スタッフの育成研修も行なっています。
疲れもたちまちふき飛ぶ、「ありがとう」は魔法のことば
好きだからこそ言える介護士になって大変なこと、よかったこと
―どんな時にやりがいを感じますか?
(角田:大)お客様が喜んでいるお顔を見たときです。食事や排泄の介助は確かに大変だけど「ありがとう」と言われると疲れもふき飛びますね。こちらは当たり前にしていることなのに、それを喜んでもらえる。小さいことでも「頑張ってよかった」と思える仕事だと思います。
―介護の仕事は一般的に「大変」「キツイ」とイメージされることが多いですが、いかがですか?
(角田:大)お客様の日常生活をサポートするためには、体力が必要になります。夜勤もあり、精神的に疲れてしまうこともありますね。また、外食ツアーなどのイベントを計画しましたが、実行してみると大変なことも多々ありました(笑)。
―ストレスも溜まりやすいお仕事だと思いますが、解消法などありますか?
(角田:大)僕はストレスが溜まったら、人に聞いてもらいますね。聞いてもらったら、もうそれで終わり。その後は引きずらないようにしています。
(角田:由)私は自然とオンオフモードが切り替わるタイプなので、あまりストレスを感じないです。経験を積んできたからこそ、嫌なことや大変なことがあっても「仕事だから」と割り切ることができるのかもしれません。
お客様からの言葉が励みに
介護士として大事にしていること
―介護士をしていて忘れられないエピソードなどありましたら教えてください。
(角田:大)僕が看取らせていただいたお客様のご家族からの言葉です。「ここが最期でよかった。他の入居されている方々も、私たち家族のような素敵な気持ちになるよう、頑張ってくださいね」と言われて。僕たちスタッフもご家族に見守られているのだな、と思いました。
(角田:由)私はあるとき突然、お客様に「あんた、頑張っているね」と言われたことでしょうか。日々の業務のなかで、嬉しい言葉をかけていただくことが多く、働いている私たちの方がよく励ましてもらっています。お客様と一緒にいると、腰が少しくらい痛くても頑張れますね。
―介護士として心がけていることを教えてください。
(角田:大)お客様の表情を常に見ることです。「何か困っていることはないか?」「具合は悪くないか?」など、お客様の異変に気づくことができる観察力を大切にしています。
(角田:由)私は常に笑顔でいることです。前職がサービス業で、どんな時でも笑顔でいることを叩き込まれました。それが今の仕事にも活かされていますね。あと、お客様目線でいること。何をするにも常にお客様の立場に立って考えることを意識しています。
介護士の仕事は、人の役に立ち、やりがいを感じると話す角田さんご夫妻。次回は『はなことば相模原』の施設の特徴や気になる勤務体系、そして昨今の介護業界について伺います。
>>新しい風を取り入れ進化し続ける介護付きホーム『はなことば相模原』Vol.2