エステティシャンに向いている手とは? 押さえておきたいエステティシャンの身だしなみ

小さい手はテステティシャンに不向きと聞いたことがある方も、いるのではないでしょうか。手の大きさはエステティシャンにとって長所になりますが、それだけで向き不向きが決まるわけではありません。

今回はエステティシャンに向いている手のほか、エステティシャンに向いている人の特徴や押さえておきたい身だしなみなどをご紹介します。

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エステティシャンに向いている手とは?

エステティシャンに向いている手とは、具体的にどのような手なのでしょうか。大きさがひとつの基準といわれていますが、それだけがすべてではないようです。ここでは、エステティシャンに向いている手の特徴を解説します。

小さい手は不利なの?

大きい手にはしっかりと揉めるという長所がありますが、小さい手にも的確にツボを刺激できるという長所があります。

どちらにも違った長所があり、どちらが優れていると感じるかはお客様の好みです。そのため、小さい手が不利とは言い切れません。

力の強さも同様に、ただあればいいというものではなく、長所として的確に活かしていく必要があります。

手の感触や温度にこだわろう

エステティシャンがこだわるべきは、生まれ持った手のサイズではなく、むしろ手の感触や温度です。ガサガサに荒れた手や冷たい手では、お客様に不快感を与えかねません。

逆に、温かい手・すべすべで柔らかな感触の手は、お客様を心地よくリラックスさせられます。冷え性で手が冷たい方は、施術前にお湯などで温めるなど、適温を保つ工夫をしましょう。

ハンドケアは必須! 清潔感も大切に

エステティシャンとして最適な手の状態を保つためには、日頃のこまめなハンドケアが欠かせません。水仕事の際のゴム手袋、ハンドクリームやオイルを用いた保湿などを習慣づけましょう。

切り傷や火傷なども同様に、手の状態を損ないます。普段の生活から、手を傷つけないように注意して過ごしてください。爪の手入れに関しては、のちほどくわしく解説します。

エステティシャンに向いている人とは?

エステティシャンの向き不向きを決めるのは、手の特徴だけではありません。手にコンプレックスを感じている方も、ほかの要素でカバーが可能です。ここでは、エステティシャンに向いている人の特徴を解説します。

1. 人と関わるのが好き・コミュニケーション能力が高い人

エステに訪れるお客様は、美容以外にも癒しを求めています。コミュニケーション能力が高い人は、お客様の悩みをうまく聞き出せるのはもちろん、緊張をといてリラックスさせられるでしょう。

エステティシャンはまた、お客様と接する時間が長く、女性スタッフが多いお仕事です。人と関わるのが好きでなければ、仕事内容や職場の人間関係に、やりがいや楽しみを見出しにくいでしょう。

2. 美意識が高く美容のトレンドに敏感な人

美意識が高く、美容のトレンドに敏感な人は、美容への関心が強いため、つねにアンテナを張っています。

エステに訪れるお客様もまた美容への関心が高い方が多いため、自らの経験を仕事に活かせる場面も少なくありません。たとえば、お客様の悩みに対して深く共感できる、的確に対応できるようになるでしょう。見た目も自然と磨かれるため、お客様から信頼を得やすいのがメリットです。

3. 人を喜ばせるのが好きな人

エステティシャンは、お客様の美容・健康・癒しのために、自らの技術を尽くすお仕事です。人を喜ばせるのが好きな人は、自然とお客様に親身になって共感でき、お客様の成果を自分のことのように喜べるでしょう。

お客様からの信頼や満足が得やすいのはもちろん、エステティシャン自身も、仕事に大きなやりがいや楽しみを見出せます。

4. 体力に自信がある人

エステティシャンの仕事は、お客様の美や健康を向上させることです。エステティシャン自身が疲れた顔をしていては、説得力がありません。

人気のエステサロンは予約も多く、立ちっぱなしであまり休憩がとれないこともありえます。体力に自身がある人でなければ、明るい顔を保ち続けられません。体力への自信もまた、エステティシャンに必要な要素です。

5. 向上心のある人

学校で学ぶ、またはエステサロンで経験を積めば、エステティシャンとして一定の技術は身につけられます。しかし、美容や接客の世界は奥深く、探れば終わりのないものです。

向上心を持ってスキルアップや新しい知識の収集に努めれば、そのぶんエステティシャンとしての実力も向上します。向上心のある人とない人とでは、最終的に大きな差が生まれてしまうでしょう。

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押さえておきたいエステティシャンとしての身だしなみ

エステティシャンは、お客様の美容や健康の向上を目指す接客業です。お客様に安心して施術を受けていただくためには、清潔感と美しさを兼ね備えていなければなりません。

ハンドケア以外にも、髪・制服・爪・メイク・香りなどに気を配りましょう。ここでは、押さえおきたいエステティシャンの身だしなみを解説します。

1. 髪型・髪の色

髪型は清潔感のある、スッキリとタイトなものを選びましょう。施術の邪魔にならないよう、ロングヘアはアップスタイルにし、ショートヘアはワックスやピンを使ってまとめます。前髪は横に流したり、ピンで留めたりして、顔にかからないようにしてください。

髪の色も必要以上に明るいものは、お客様によく思われない可能性があります。清潔感を損なわないよう、清楚で落ち着いた色を選びましょう。

エステティシャンの髪型や髪色のおすすめは?夜会巻きの作り方と前髪おすすめアレンジも紹介 

2. 制服

制服の皺やシミは、清潔感を大きく損ないます。ふだんから制服の状態をチェックし、ていねいに洗濯・アイロンがけをおこないましょう。

エステティシャンは仕事柄、勤務中に汗をかいたり、オイルやクリームがついたりすることも少なくありません。制服は替えを用意しておき、汗や汚れに気がついた時点で、こまめに取り替えるのがおすすめです。

エステティシャンの制服選び、押さえておきたいポイントやNGの服を解説|制服の種類や通販サイトも紹介

3. 爪

手入れの行き届いてない爪は、お客様に痛みや不快感を与えてしまいます。最悪の場合、お客様にケガをさせることにもなりかねません。

長い爪や派手なネイルは避け、爪の先の白い部分が見えない程度に、短く整えておきましょう。かたい角質や甘皮を取り除き、やすりなどで角を取り丸みを持たせれば、より一層安全性が高まります。

エステティシャンになるとネイルできないって本当?知っておくべきネイルマナーとは

4. メイク

エステサロンを訪れるお客様のなかには、美肌をお求めの方も少なくありません。お客様を美肌に導くエステティシャンは、美しく健康的な見た目をたもつ必要があります。

派手なメイクは避けるべきですが、すっぴんもふさわしくありません。清潔感を重視して、肌が綺麗に見えるナチュラルメイクを目指しましょう。崩れにくい化粧品を選べば、施術を重ねても理想的な状態を保てます。

5. 香り

エステティシャンはお客様の近距離で、実際に身体に触れるお仕事です。不快感を与えないよう、香りにも気を配りましょう。

汗や口の臭いに気をつけるのはもちろん、個性的な香り・きつい香りも避ける必要があります。好みがわかれやすい個性的な香水・柔軟剤は避け、清潔感のあるさっぱりしたものを、控えめにつけるようにしてください。

スキルアップでよりお客様に頼られるエステティシャンに!

エステティシャンとして働くだけなら、資格は必要ありません。しかし、資格を取得すれば、そのぶん知識や経験が磨かれます。

よりお客様に頼られるエステティシャンを目指すなら、積極的に資格の取得に挑戦してみましょう。ここでは、エステティシャンのスキルアップに役立つ資格例をご紹介します。

エステティシャンの資格にはどんな種類があるの? 実務経験を活かせる資格取得の流れを紹介

日本エステティック協会|AJESTHE認定エステティシャン

エステティシャンとしての知識や技術を、関連業界に広く示せる国内資格がAJESTHE認定エステティシャンです。認定校でのコース修了または1年以上の実務経験、エステティシャンセンター試験の合格を経て、協会の正会員になれば取得できます。

初心者向けの資格ですが、さらに上級者向けの資格も多数あります。取得後は、AJESTHE認定上級エステティシャン・AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザーなどの上位資格を目指すのもおすすめです。

CIDESCO-NIPPON|ビューティーセラピーディプロマ

エステティシャンとしての知識や技術を、国際的に証明できる国際資格がビューティーセラピーディプロマです。600時間以上の基礎教育・3年以上の実務経験・書類審査の通過を経て、60時間以上の指定講習・各2回の筆記・実技試験をクリアすれば取得できます。

国際的な団体による難易度の高い資格であるため、キャリアアップしたい方や世界進出を目指す方におすすめ。エステの技術はもちろん、その後の生活習慣もアドバイスできる、幅広い知識が身につきます。

スキルを磨いてお客様に求められるエステティシャンになろう

エステティシャンには大きな手が向いているといわれますが、それがすべてではありません。むしろお客様の印象は、手の感触や温度のほうにこそ大きく左右されます。普段から入念にハンドケアをおこない、冷え性の方は施術前によく手を温めるようにしてください。

また、エステティシャンには知識や技術、清潔感のある美しい見た目が求められます。資格を取得し、身だしなみに気をつけ、よりお客様に求められるエステティシャンを目指しましょう。

引用元
京都ビューティ専門学校:エステティシャンとして心がけたい身だしなみ
日本エステティック協会:AJESTHE認定エステティシャン
CIDESCO-NIPPON:ビューティーセラピーディプロマ

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