「敷居が高い」一流ホテルのスパなら、自分がもっと成長できる「クレドインターナショナル」出口寧々さま
日本の美容業界を支える企業の魅力を紹介する本企画。今回登場いただくのは、2004年に創業し、ホテルに宿泊するお客様にスパを提供する事業で、拡大を続けている「クレドインターナショナル」です。ホテル提携施設数は、全国に24都市、2,000軒にも上り、国内最大級の規模を誇ります。
また2024年には世界中から優秀なスパを選出する「2024ワールド ラグジュアリー スパ アワード (World Luxury Spa Awards)」を「クレドインターナショナル」が運営するホテルスパの6店舗が受賞するなど、世界的な評価も高い企業です。
前編では2022年に入社し、現在は「庵スパ東京ステーションホテル」の店長を務める出口寧々さんに、企業の成り立ちやその特徴を伺いました。
後編では出口さんに、入社のきっかけや、仕事のやりがいについて伺います。ホテルスパというと敷居が高く感じますが、出口さんはそういった環境に身を置いたほうが自分を成長させられると考えたそう。新しく学ぶこと、お客様に喜んでもらうことが大好きな出口さんには、「クレドインターナショナル」はぴったり合っていたようです。
お話を伺ったのは・・・
株式会社クレドインターナショナル
庵スパ東京ステーションホテル店長
出口寧々さん

美容専門学校卒業後の2022年に、「クレドインターナショナル」に新卒採用で入社。庵スパヒルトン東京お台場の配属になり、経験を積む。その後、庵スパ東京ステーションホテルに異動。お客様、スタッフからの信頼を集め、23歳という若さで最年少店長に抜擢される。
人をリラックスさせられる仕事内容に惹かれて

――出口さんがセラピストになろうと思った理由は?
最初の入り口はちょっと不純な動機なのですが、仲の良い友人が美容専門学校に入ることになったので、同じ学校に進みたいという気持ちからでした。友人はブライダル系、私は美容を全般的に学びたかったので、トータルビューティー学科に入り、エステ、メイク、ネイルの3つについて学びました。そしてエステの授業を受けたときに、こんなに楽しい職業があるんだと思ったことが、セラピストに進むきっかけになったんです。
――どんなところが楽しいと思ったのですか?
お客様の体に直接触れて、リラックスしていただけるという点です。エステは、リズムをとりながら、ゆったりとしたストロークで手技を行い、お客様にリラックスしていただくのですが、自分とエステを受けていただく方が一体になったような不思議な感覚がありました。こういった感覚になる仕事はほかにはあまりないと思い、惹かれたんです。
――エステの楽しさを知ったのに、リラクゼーションの道に進んだ理由は?
痩せるなど結果を出すのがメインのエステに対し、リラクゼーションはお客様との一期一会を大切にリラックスしていただくのがメインになるので、リラクゼーションの方が自分の性格に合っていると思ったんです。
また「クレドインターナショナル」がホテルスパを提供していると聞き、その点にも惹かれました。私の母が料亭で働いていたこともあって、ホスピタリティの高い仕事に対する憧れがとても強かったんです。
敷居の高い、一流のホテルで働くことができれば技術力も接客力も上がると思いましたし、自分がとても成長できると考えました。また海外のお客様も多いと聞き、語学の勉強にもなるし、海外の文化を知り、視野も広がっていくと思ったんです。
60分3万3,600円。繰り返し考えた、自分の施術にその価値があるか

――入社時には集団研修があったとのことですが、とくに印象深かったことは?
お客様からお金をちょうだいして接客をすることの厳しさを、しっかりと教えていただきました。私たちが提供するスパは、基本的に60分3万3,600円の金額設定になっているのですが、自分がお客の立場になったと仮定して、今の私の技術にその金額を支払えるのかという視点を常に持つように求められたんです。この視点は、今でも定期的に立ち返るようにしています。
――これまでに施術したなかで、とくに仕事のやりがいを感じたエピソードはありますか?
やりがいは日々感じており、記憶に残っているお客様もたくさんいらっしゃるのですが、とくに印象的だったのは、ヒルトン東京お台場店に所属していたときに担当した海外のお客様です。
施術後のアフターカウンセリングで少しお話しするタイミングがあったので、「いかがでしたか」とお聞きしたら「日本に来てから少し落ち込んだ時期があったので、施術を受けてすごくリフレッシュできて、またがんばろうと思える活力が湧いてきた」と言っていただきました。
私も英語がまだ不慣れなので、お互い翻訳機能を使いながらのお話しだったのですが、涙がでるほどうれしかった瞬間でした。セラピストの仕事はただ体をマッサージするだけでなく、心に寄り添う仕事だと思っていて、その醍醐味を感じた瞬間でもありましたね。
――お客様と近い距離でするお仕事だと思うので、自分のコンディションを整えるのが大変なのではないかと思うのですが、その点はいかがでしょう?
そうですね。プロのセラピストとしてお客様に安定したサービスを提供することが求められてはいるのですが、やはり人間なので、家庭で何かあったとか、悲しいことがあったときなどに心が揺れてしまうこともあると思うんです。
でも、「クレドインターナショナル」の場合、スタッフ同士の仲がとてもいいので、そのちょっとした異変に気づいてお互いをフォローし合う空気があります。たとえば今私が店長をしているお店では、「ちょっと顔色が良くないけど大丈夫?」、「このチョコを食べて元気を出して」というような声かけをし合うことが多いんです。
私もそういう空気に何度も救われてきました。ひとりで完璧に仕事をすることが難しくても、仲間同士で助け合って仕事ができる環境があるのは、とてもありがたいと思っています。
お客様を第一に考えられる、「縁の下の力持ち」に向いている仕事

――「クレドインターナショナル」で働くのは、こんな人におすすめ、というような要素はありますか?
お客様を第一に考えている会社なので、その点に共感できる方、お客様を大好きになれる方は活躍しやすいのかなと思います。お客様が笑顔で、リラックスした時間を過ごしていただけるような心配りができる方、ほかの人が気付かないような細かいところまで見られる方はとくに合っているのかなと。あとは縁の下の力持ちに徹することができる方。お客様が主役で、そのお客様を支えられる存在になれるかどうかも大切な視点ではないかと思っています。
現状でそういったことを完璧にする自信がないとしても、「そうなりたい」という思いさえあれば、学べる環境は整っているので、未経験の方やあまり経験がない方でも安心して働けると思います。
また海外のお客様が多いので、語学力を活かして仕事をしたい方、語学をもっと学びたい方にもおすすめの仕事です。ちなみに語学の点で働くことに不安を感じる方もいるかもしれませんが、ご案内に使う言葉はマニュアルで覚えられるのと、各店舗に英語の話せるスタッフが必ず在籍しているので、その点は心配されなくても大丈夫だと思います。
セラピストの仕事は、技術力がついていけば、毎回のようにお客様に喜んでいただける仕事です。興味のある方はぜひ挑戦してもらえたらと思います。
仕事の楽しさ、やりがいをキラキラとした表情でお話ししてくれた出口さん。ホテルスパという仕事は求められることも高くはなりますが、それを乗り越えたからこそ、23歳という若さで店長にも任命され、さらに楽しく仕事をしている様子が伺えました。出口さん、そして「クレドインターナショナル」の躍進は続いていきそうです。
Check it
リジョブ掲載中の求人はこちら!
▶︎株式会社クレドインターナショナルの求人をCheck!
株式会社クレドインターナショナル
住所:東京都新宿区西新宿1-13-12 西新宿昭和ビル10F
TEL:03-6258-0675
-min.png?q=1)


-min.jpg?q=1)
-min.png?q=1)
