高い技術力を学びたい学生の応募多数! 期待に応えてカリキュラムの洗い出しを実践【「LONESS」代表 片山良平さん】#1

美容師を目指す学生、新天地を目指すスタイリストさんにとって、避けては通れない就職活動。採用を勝ち取るためには、どんな準備が必要? 心がまえは? そんな疑問を、実際のサロン採用担当者にインタビュー!

今回は、お客様も働くスタッフも「自分らしく」いられるサロン「LONESS」にフォーカス。お話を伺ったのは、「LONESS」代表の片山良平さん。4回にわたり「LONESS」の採用事情に迫ります!

第1回目は、採用事情について。ここ最近の採用フローや志望する学生の傾向、代表として気をつけていることについてお聞きします。

お話しを伺ったのは…

「LONESS」代表 片山良平さん

地元・愛知県にある名古屋美容専門学校に進学。卒業後イギリスに留学。ヴィダルサスーンのスクールシップに参加した経験も。卒業後は都内有名サロンにて約10年間勤務し、クリエイティブディレクターとしても活躍。独立後は「LONESS」を立ち上げ、今年で美容師歴は20年目。現在は、代表取締役を務めながらスタイリストとして活躍中。

サロン全体でリクルートチームとなって採用に向き合う

――まず、募集期間と試験フローについてお聞かせください。

書類選考を通過した方は一次面接に進んでいただき、次にサロンワークと最終面接を行う流れ。だいたい、夏休み前後の6〜7月頃に決着がつくイメージです。

――特に重要視しているフローは?

人柄を重視しているので、面接ですね。履歴書を見たときから「どんな質問をしようかな」といろいろ考えています。

――採用に携わっているのは片山様以外に?

基本的には、書類選考は全員が目を通しています。面接は幹部以外のスタイリスト全員が参加し、サロンワークはアシスタント全員が見ています。最終面接は僕を含めた幹部の人間で行っています。

やはり長い時間を過ごすのは、僕よりもスタイリストやアシスタントだと思うので、参加してもらっています。信頼できるスタッフばかりですから、年によっては僕の予定がどうしても合わず、他のメンバーにおまかせした年もありました。そのくらい、サロン全員が一丸となって採用に向き合っています。

スタイリストとして活躍したい人向けのカリキュラムが人気

――「LONESS」志望する学生の傾向を教えてください。

将来を見据えて、しっかり技術を習得したいと考えている学生が多い印象です。

自分がどういうスタイリストになりたいのか、どう活躍したいのかがわかっている学生が多く、その目標を叶えるために「LONESS」を志望してもらっているようです。

――学生に向けて、どんなことに取り組んでいますか?

⁡全国の美容学校を対象に、美容学生が集まる就職フェアなどのイベントに積極的に参加しています。サロン内で就活チームを作り、いつでも同じ熱量で美容学生とより親密なセッションを行えるように意識しています。

⁡特に、LONESSではカリキュラムや撮影についての質問が多いので、リクルート用のSNSアカウントを活用して、実際の勉強会や撮影現場の様子、スタッフの雰囲気などを発信し、LONESS入社後のイメージをしてもらえるように心がけています。

代表として学生と接する際に大事にしていること

――採用するにあたって、気をつけていることをお聞かせください。

試験では本人の素の部分が見たいので、フラットな目線を持ち、向き合うように気をつけています。例えば、見学に来てもらったときには優しい口調を意識したり、面接では詰まってしまったりしても声かけをして、本人のポテンシャルが発揮できる状態にサポートをしています。

緊張しているから落とすことはもちろんありませんし、マイナスな状態をプラマイゼロに持っていく手助けができていれば良いと考えています。

取材・文/東 菜々


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