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コラム・特集 2016-07-31

この夏の必須アイテム! 夏トークが盛り上がる! 浴衣についての豆知識

夏の風物詩、お祭りや花火大会に欠かせない“浴衣”ですが、近年はおしゃれ着としての人気も高まっています。そこで、ついつい人に教えたくなってしまう、知っていそうで知らない、浴衣についてのちょっとした豆知識をご紹介します。

浴衣は本来バスローブだった!?

浴衣の始まりは平安時代にさかのぼります。当初は複数の人と入浴する際に裸を隠す目的の衣類であったそう。時が経つにつれ、安土桃山時代にはバスローブのように湯上がりに着て肌の水分を吸い取らせる目的で使用されるようになり、江戸時代に入ると庶民が好んで愛用する衣類となりました。

本来は湯上がり着、及び寝間着のため、浴衣を着用した姿で多くの人がいるところへの外出は控えられていましたが、江戸時代から夏祭りなど身近で気取らない場所であればいい、という認識が浸透しました。

実は意味が込められている“浴衣言葉”

浴衣についての豆知識

多種多様の柄が魅力の浴衣ですが、昔から人々は“文様”にさまざまな意味を込めてきました。とくに古くから使われている古典柄には意味が込められているものがたくさんあります。その一部をご紹介します。

●牡丹(ぼたん)柄&芍薬(しゃくやく)柄…幸福
「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」と言われるように、牡丹や芍薬は女性の美しさを象徴する花です。また、小さい丸いつぼみから大輪の花を咲かせることから、人生花開く=幸福の意味が込められています。

●水仙柄…知性美
水仙は、その清楚で気品の高い佇まいから、知性をまとった美しさの象徴とされてきました。清らかで凛とした雰囲気を醸すので、身につけるだけで自然と背筋が伸びます。

●蝶柄…長寿、長続き
卵から幼虫、幼虫からさなぎ、さなぎから蝶に変化するところから、変化、復活=不老不死の意味合いがあります。恋愛面では、「ずっと続く」という願いが込められているそうです。

●ツバメ柄…恋を運ぶ、家庭円満
鳥は古来、幸せを運ぶ象徴とされています。中でもツバメは恋を運ぶといわれているため、恋愛運をもたらしてくれるそう。また、夫婦で子育てする珍しい鳥なので、家庭円満という意味もあります。

●トンボ柄…必勝
力強く動き、決して後ろ向きには飛ばないところから、縁起のいいものとして古くから武士に“勝ち虫”と呼ばれ好まれていたそう。今では、受験生にトンボ柄の贈り物をすることもあるので、何か勝負事を控えている方にオススメです。

この他にも、意味が込められた柄が複数あります。
浴衣も、シチュエーションや気分に合わせていろいろ選んでみるのも楽しいかもしれません。

着崩れしない為に心がけたい女性としての5つのたしなみ

浴衣についての豆知識

浴衣は、歩いているときや、ちょっとした動作で着崩れてしまうもの。着崩れにくくする着付けのコツや、動くときに着崩れないようにするポイントをお教えします。

〈着付けのとき気をつけること〉
1.和装下着を身につける
湯上がりにくつろぐ際や、寝間着として浴衣を着用するときはあまり気にする必要はありませんが、街着として身につけるときは和装下着を身につけることで、着崩れしにくく形もきれいに見せることができます。
また、和装はずんどうの体型に近づけた方が、一段ときれいに、着崩れにくく仕上がります。そのため、胸を抑える和装下着は必須なのです。

2.ウエストにタオルを仕込む
前述したように、浴衣をきれいに着こなせるずんどう体型に近づけるためには、ウエストとバストの差をできるだけ平坦にすることが大切です。特に、ウエストが細い人、お腹が出ている人、バストが大きい人、ヒップが大きい人は必ずウエストを補整するようにしてください。
程よい厚さに畳んだタオルを、横から見たときに身体が凹んでいるところに入れます。暑くなるかと思われるかもしれませんが、汗を吸い取ってくれるので汗シミを防いでくれる効果も期待できます。

3.帯を強く締めすぎない
帯やヒモの締めすぎには要注意! 崩れることを懸念してキツく締めてしまう人が多いですが、締めすぎると却って窮屈になってしまい、動作によって着崩れてしまいます。
また、帯をぎゅっと強く締めているのは見た目にも美しくありません。表に出ないヒモを強めに締め、帯はゆったり締めるほうがスッキリ見えるのです。

〈動作で気をつけること〉
4.正しい歩き方をマスターする
大股で歩いたり走ったりすると、浴衣はすぐに着崩れてしまいますし、見た目にも美しくありません。浴衣を着たときの正しい歩き方は、脚を真っ直ぐ前に出すように歩き、つま先から地面に着くようにします。そのときに、膝を曲げないよう注意することが大切です。

5.椅子には浅めに座る
浅めに腰掛けることで、自然に背筋がピンと伸びますし、衿もとの崩れの防止にもなります。背もたれに寄りかかると、帯がつぶれてしまうので気をつけましょう。また、座る際はおしりのシワを防ぐために座るときにももの辺りを両手でつまみ、少したくし上げるようにするのがポイントです。

夏ならではの浴衣の着こなしを楽しんで

浴衣についての豆知識

いかがでしたか? 飲食施設やテーマパークでは浴衣を着ていくと割引が受けられたりと、どんどん身近な存在になっていく浴衣。これからは着る人がもっと増えていきそうです。夏のお客さまとのトークに、ぜひ役立ててみてください。

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