サロンで役立つ!誰かに話したくなる! とっても気になる『ツボの雑学』

どこかしら不調を抱えていても「このくらいなら病院に行くほどではないかな…」ということも多いものです。そんなときに誰でも簡単にできるツボを知っていると便利ですよね。また、誰もが一度は聞いたことがある面白いツボ、こんなものにも効果があるの?というツボをご紹介します!

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なぜツボは効くのか?ツボの注意点も

誰かに話したくなるツボの雑学

私たちの身体には、内臓や器官をつなぎ、各々の働きを伝える通り道が、網の目のようにはりめぐらされています。東洋医学では、この道を「経絡」と言います。その経絡のポイントを「ツボ」といいます。ツボを押すことで経路の流れが整い、体調が整うと考えられています。ツボ押しは1回に10分、1日に1~2回程度が適当とされます。長く押し続けたり、強く押しすぎると、かえって筋肉や神経を痛めたりすることもあります。

女性の悩みナンバー1!?「生理痛に効くツボ」

誰かに話したくなるツボの雑学

毎月やってくる憂鬱な生理。特に生理痛がひどい人には辛いものです。ツボで痛みが少しでもやわらげば嬉しいですね! 生理痛に効くと言われるツボはいくつかありますが、ここでは簡単にできるふたつをご紹介します。

  1. へそから指約2本下… 生理痛の緩和や生理不順・便秘・下痢の改善など。
  2. 手の親指と人差し指の骨が交わる部分よりも、やや人差し指よりのくぼみ…万能のツボと言われています。特に生理痛・頭痛・歯痛・肩こりなどの緩和など。

ツボ押しは、生理の始まる一週間前から始めるといいと言われています。カイロなどでお腹を温めながら行うとより効果的です。

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つらい肩こりに効くツボ

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施術中のマッサージで気づくことも多い肩こり。肩こりに効くツボをお客様にお教えすることができれば、喜ばれること間違いなしです。こちらもいくつかありますが、簡単なものをひとつ。後頭部の髪の生え際あたり、首の後ろにある太い筋肉のすぐ外側にあるとされるツボです。これは左右どちらにもあります。肩こりには温めることもいいので、ツボを押すときは手の温かみが伝わるようにすることもポイントですね。

最も有名なおもしろツボ?「下痢ツボ」には根拠があった!?

誰かに話したくなるツボの雑学

学生時代、頭頂部のつむじを押して「下痢ツボ」と言って遊んだことがある人も多いのでは? 実は、その「下痢ツボ」は「百会(ひゃくえ)」というツボなんです。ただし、このツボ、「長く下痢が続くもの」に効果があるとされています。つまり、下痢ツボを押すと「下痢になる」のではなくて「下痢を止めてくれる」効果が期待できるものということだったんですね。「でも、下痢ツボを押して下痢になったことがある!」という方もいるかもしれません。これは医学的な根拠はなく、「つむじを押すと下痢になる」という思い込みがもとで下痢になってしまったと考えられるそうです。そんな意外な「下痢ツボ」、ぜひ、下痢でお困りのときはお試しください!

そんなものにも効くの!? 「しゃっくりに効くツボ」

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しゃっくりを止めるのに、「驚かせる」とか「ゆっくり水を飲む」とか、根拠はどこにあるの? という方法までいろいろ試した経験はありませんか? そして、結局、何が効いたのかわからないうちに自然と止まっていた…というのはよくあることではないでしょうか。待てば自然と止まるだろうけど、大事な場面ではいつまでもしゃっくりが出るのは困りもの。そんなときにおすすめのツボが、天突(てんとつ)です。左右の鎖骨の中心部のくぼみが「天突」。身体の奥にむかって、やさしく指圧します。喉はデリケートな部分なので、気をつけましょう。この「天突」は、しゃっくり以外にも、喉の痛みや、つらい咳をやわらげる効果があると言われています。

ワラにもすがりたい!「ハゲに効くツボ」

誰かに話したくなるツボの雑学

頭の血流を良くすることで髪の毛にも良い効果があると言われています。実は、「下痢ツボ」でご紹介した「百会」は薄毛にも効果があるツボ。基本的には、ブラッシングのときにトントンと刺激を与えるやりかたです。また、シャンプーをするときのように、手で押さえつけながら、頭皮を前後に動かすのも頭皮を柔らかくするのでおすすめです。ただ、残念ながらツボだけで薄毛を解消するのは難しいため、ハゲ・薄毛・抜け毛の原因だと言われている、生活習慣や食生活の改善も同時に行いましょう!

寒くなる季節に知っておきたい「免疫力を高めるツボ」

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免疫力が低下すると風邪やインフルエンザにかかりやすくなるもの。食生活や生活習慣を整えるとともに、ツボで体の調子を上げていきましょう。

  1. 鎖骨と胸骨の角にあるくぼみ…免疫反応をコントロールするTリンパ球を育てる。
  2. へそから指6本分真上。へそからみぞおちまでの中間くらいの位置…免疫機能の低下に深く関係する内臓の健康を守ってくれる。
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いかがでしたか? ひとつのツボに対して、効果が出るとされる症状がいくつかあることがほとんどです。ツボを押すときには、症状を意識して行うとより効果が期待できそうです。ツボは体中にあり、「そんな症状にも良いの?」というものもたくさん。ツボを通して自分の体と向き合い、体の声を聞くことで体調を整えましょう。

取材・執筆 おてんきママ

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