働らく上で知っておきたい保険の知識。「定期保険」を理解する!

生命保険はやっぱり入っていた方がいいと思い、なんとなく加入している人たちもいるのではないでしょうか。生活を守るものが生命保険だと多くの人たちが知っています。生命保険に入ることに何ら間違いがある訳ではありません。しかし、数十年の間、保険料を支払い続ける方にもリスクはあります。もっと生命保険について理解度を深めて、必要なものにだけ加入する姿勢が大事です。

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■生命保険がなぜ必要なのか考える

確かに、一般的には生命保険は必要と言われています。 もちろん、生命保険を必要としている人たちも多くおり、人生において今後何が起こるか分からないため、万が一のための備えをしているのです。自分が万が一年若くして死んでしまった場合、残された家族のことも考えていかなければならないのです。

日本の社会保障制度というものもありますが、多くの人たちがそれ以上の備えについて考えています。逆に、生命保険が必要でないというのはどのような人たちかといえば、ザックリと貯蓄がたくさんある人たちであり、生命保険以外の保障で対応できてしまう人たちです。

生命保険がなぜ必要なのか考える

■生命保険の種類分けする定期保険とは

生命保険を大きく分類すれば3種類、それは「定期保険」「養老保険」「終身保険」。

まずここでは定期保険について勉強を。定期保険は、保障が一定の期間のみ有効であり、基本「掛捨(かけすて)」で、いくぶん保険料を安く済ませることが出来ます。保険期間の自動更新、他の種類の保険への変換など、「自在性」のある保険としてとらえることができます。「掛捨」とは保険など途中で掛け金を中止するなどしたため、払い込んだお金が無駄になってしまう方法を言いますが、割安な保険料で、より大きな保障が確保することができます。

契約をしている期間、死亡することがあれば、保険金をもらうことができます。しかし、ほとんどの人たちが、一定期間を無事に過ごし保険金をもらうことができません。そのとき、支払いし続けていた保険料は戻ってこないというのが、「掛捨」です。一定期間のあいだだけ、大きな保障をして欲しいという場合には、定期保険はピッタリの方法です。

例えば、30歳男性が3000万円、10年間の定期保険に加入した場合では、月々支払いをしなければならない保険料はおそらく4,000円前後となり、10年の間支払い続けるとして、48万ほどの額になります。一方では「終身保険」というものがあり、3000万円の保険の場合、月々の保険料は、抑えようと思っても、5万円程度にもなってしまいます。

「掛捨」の保険ということにはやっぱりお金が戻ってこないから嫌だという声がたくさんあがってしまうようです。ただし、定期保険でも、加入してお金が戻ってくるタイプのものも中にはあります。2~3年ごとに「お祝い金」を受け取れるタイプのものなどがそれに該当します。2~3年の間無事に過ごすことができれば、「お祝い金」としてバックされます。ただしお祝い金と言えば、何か得したような感じもしてしまうのですが、そのためのお金が単に保険料に上乗せされているだけです。得をしている気分になって、その分単に保険料が高くなっているだけです。

たった一人で生活をしている人たちは、このような保険に加入する必要はないのかもしれません。しかし、子供さんが誕生すればやはりこのような保険は必須と考える人たちが大勢います。万が一、親が死んでしまった場合、子供さんの生活はどうなってしまうのでしょうか。教育資金についても考えていかなければならないのですが、遺族年金ではなかなか満足はできません。子供さんが独立するまでなど、一定期間(10年~20年くらい)だけ大きな保障が欲しい場合に役立つのが「定期保険」です。その時、貯蓄が一杯あればいいのですが、若い夫婦になかなかそれを期待することができません。

そのような時必要としているのは、何千万円というお金です。定期保険に加入することで、3000万円ほどの大きなお金が、月々数千円程度で保障されるのです。

生命保険の種類分けする定期保険とは

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■収入保障保険も定期保険のひとつ

最近はやりの保険が「収入保障保険」です。定期保険の一つなのですが、どのように使い分けをすれば良いのでしょうか。定期保険と収入保障保険には保障内容に違いがあります。

定期保険は安いというお話しをして来ましたが、もっと安いのが、収入保障保険です。定期保険の保険金受け取り額は、高いまま一定ですが、収入保障保険の場合は、はじめは高いけれど、年々減少していく特徴があります。

多くもらえる定期保険が良いと簡単に考えてしまうのかもしれませんが、子供さんが就職するまでという考えに立てば、それまでの間生活費が確保できれば良い訳ですから、収入保障保険の方には無駄のない考え方があります。ただし定期保険が一括で保険金をもらえるのに対し、収入保障保険は「年金」で保険金を受け取ることになります。 年金とは毎月お金をもらうことができるシステムです。

文/sapuri

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