まわりからの『結婚プレッシャー』に打ち勝つ方法!!
スタイリストとしての経験もそれなりに積み、サロンの仕事も楽しく充実した毎日を過ごせる年齢になると、親や身近な人たちなどからかけられるのが「結婚プレッシャー」。顔を合わせるたびに「結婚を考えている相手はいないの?」「このままじゃ婚期を逃すよ?」などの言葉をまるで挨拶のように投げられると、悪気はないと分かっていてもやっぱりいい気分にはなれません。そんなまわりからの「結婚プレッシャー」に打ち勝つ方法についてご紹介しましょう。
まず自分にとって「結婚」とはなんなのか見つめ直す
結婚を意識し始める年齢は人それぞれに違いますが、平均的には25歳前後が初めの結婚ラッシュと言われています。この時期に周りが次々と結婚し始めると「そろそろ自分も婚活を……」と意識し始める人もいますが、だからと言って焦って結婚する必要もありません。
サロンで仕事をしているスタイリストにとって25歳という年齢は経験も積んで仕事が楽しくなってきた頃で、もっと技術を磨いてトップスタイリストを目指したいという想いも強く持ち始める頃です。そんな仕事に対する意識をもっと上げて行きたいと考えている時期に、「結婚」までも意識してしまうと、どちらも中途半端な結果になってしまうだけです。
自分にとって「結婚」することにどんな意味があるのかを見つめ直し、今は仕事と結婚のどちらを優先させるべきなのかを考えてみるといいでしょう。そうすればまわりからの「結婚プレッシャー」もそれほど苦痛に思わなくなるはずです。
固定観念に捕らわれずまわりの声は客観的に受け止める
「結婚適齢期」という言葉が存在していたのは、もはや遠い過去のお話しです。20代後半にもなると既に「行き遅れ」のらく印を押されていた時代もありましたが、多様化が進んでいる現代では結婚に対する考えも実も多種多様になってきています。
結婚しない人は行き遅れている人ではなく、結婚することよりも夢中になれる他の何かを持っている人と考えることもできます。昔からの固定観念に捕らわれているまわりの声に翻弄されるのではなく、客観的に受け止めることで自分自身の価値観に合っているのかを再確認することができます。
親とは適度な距離をとり仕事の順調さをアピールする
「結婚プレッシャー」をかけてくる人々の中でも、特に強い押しでやってくるのが自分の親です。普段は離れて暮らしていてもお正月やお盆など、帰省するたびに「結婚はまだか?」といった質問をされてうんざり……。そんな経験をしている方も多いでしょう。
これが実家暮らしとなると毎日のように結婚についてのプレッシャーをかけられることになるので、親とは適度な距離をとるようにして回避するようにしましょう。仕事が順調で忙しくしていると自然と家にいる時間も少なくなりますが、仕事で忙しいのか遊びで忙しいのか……と疑われていることもあります。
今は仕事が順調で毎日たくさんのお客さまにオーダーいただいているということをアピールして、結婚よりも仕事の方が大切な時期なんだということを理解してもらうようにしましょう。
焦って結婚したら失敗した……という体験者の話を聞かせる
同年代の友人や知人、同僚などで、初めの結婚ラッシュの波に乗り遅れまいと、焦って結婚をしたら結局は失敗した……という体験者の話をそれとなく聞かせてみることも一つの方法です。
相手の性格や家族のことをまだよく理解しないうちに勢いで結婚してしまい、時間が経つにつれて冷静になり現実が見えてきた。だから自分はそうならないためにも、もう少し仕事を頑張ってから結婚を考えたい。そんな話を神妙な面持ちで話してみれば、まわりの人たちからの「結婚プレッシャー」も少しは治まってくるはずです。