なんだか働きたくない!もう疲れた!という時のストレスケア法

休日はゆっくり休んだのに疲れがとれない、たっぷり寝たのに眠い……そんなことが多く「仕事にいきたくないなあ」と感じたことはありませんか。
それは、身体が疲れているだけではなく神経も疲れているかもしれません。職場でストレスをかかえる日が続くと、最初に神経が疲れ、それが身体にいろいろな症状を引き起こすことがあるのです。「なんだか仕事をしたくない」「疲れてやる気がでない」という時には、まず神経の疲れを治すのが先です。上手なストレスケアの方法をご紹介しましょう。


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ストレスと自律神経の関係


内臓の活動・細胞の代謝・体温調節など、生命を維持するために欠かせない体の動きを24時間調整しているのが自律神経です。そして、自律神経には昼間や活動時に活発になる「交感神経」と、夜や眠る時に活発になる「副交感神経」の2種類があります。通常は両方のバランスが上手く保たれて自然に切り替わるようになっているのです。ところが、仕事や人間関係のストレスがたまると交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、さまざまな体調不良を引き起こします。


自律神経の乱れから引き起こされる身体の不調


ストレスケア法



自立神経の乱れにより引き起こされる症状には以下のようなものがあります。


  • 頭痛に悩まされている

  • 肩こりがひどい

  • 朝からだるくて、仕事のやる気が起こらない

  • 身体は疲れているのに眠れない

  • 食欲がない

  • 手足が冷えている

  • 息切れや動悸がある


上記のような症状が多いときには、自立神経が乱れている可能性があります。

自律神経の働きが乱れると、緊張をもたらす「交感神経」が優位になり、夜になっても「副交感神経」に切り替わらないため、心身ともに休まらないのが原因です。仕事への意欲をアップし、オフィスポリティックスで悩まないような精神状態にするには自立神経の働きを整えることが大切です。

また、身体の調子が悪いなと感じたら、放置せずに病院に行くのもおすすめです。最近では、ストレスからくる不調の相談で心療内科やストレス内科などを積極的に利用する人も増えてきました。独りで悩むよりも、専門家に相談したほうが解決策が見つかるものです。


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自立神経の働きを整える食べ物


ストレスケア法



自律神経の働きをスムーズにするためには、ビタミンやカルシウムなど、栄養素をたっぷり含む食材を積極的に食べましょう。


  • ビタミンB群…レバー・豚肉・うなぎ・さば・いわし

  • ビタミンC…ピーマン・ほうれん草・ブロッコリー・三つ葉

  • カルシウム…煮干し・干しえび・ひじき・ペルメザンッチーズ・ごま・牛乳



また、日々積極的に食べたいのは…


  • 発酵食品…納豆・味噌・キムチ・ヌカ漬け・ヨーグルト

  • 食物繊維が多い食品…きのこ・回そう・ごぼう・玄米・全粒粉・そば

  • 酸味のある食品…押す・レモン・梅干し

  • 温かい水分…しょうが湯・黒豆茶・ウーロン茶など



普段、外食ばかりの人は、意識的に上記のような栄養素を摂取できるお店を選びましょう。洋食やファストフードよりも、栄養のバランスがいい和定食のほうがおすすめです。


夜は意識的にリラックスムードに


ストレスケア法




  • 夜は完全に「リラックスする時間」として、仕事を持ち帰るのはやめる

  • 緊張感を高める映画やゲームなどは見ない

  • ぬるめで照明を落としたお風呂にゆっくりと浸かる

  • 部屋の照明は光が柔らかい間接照明にする

  • ヒーリング系の音楽をかける

  • カモミール・オレンジフラワー・セントジョンズウォートなどリラックス効果のあるハーブティーをゆっくり飲む

  • ベッド・枕・パジャマなどの寝具は、肌触りがよく心地のよい製品を選ぶ




最終的には転職・独立も考慮!


ストレスケア法



自分でいろいろな努力をしても、どうしても解決できない人間関係の悩みがある場合は、無理に頑張らずに転職するのもひとつの手段です。精神的に追いつめられて辛い毎日を我慢して送らず、さっさと見切りを付けて次の職場を見つけたほうがいいこともあります。会社によっては異動願いを出すのもいいでしょう。他人に振り回されるのではなく、自分で決めて自分で行動することで自信がつくこともあるのです。

特に、セクハラやパワハラがある環境には、我慢してまでいる必要はありません。けれども、いきなり辞めるのではなく会社にいながらにして下地やコネクションを作り、転職に備えての下準備をすすめましょう。スクールに通って資格を取得する人もいます。友人や知人などにも頼んで、職場を探すのもいいでしょう。なかには、転職や独立の準備を進めているうちに、「いつでも辞められる」と自信がつき、オフィスポリティックス問題がまったく気にならなくなった……という人もいるのです。「この職場しかない」と思わず、自由に自分に合った方法を考えてみてください。


文/sapuri


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