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コラム・特集 2018-04-08

体調不良を撃退! 体の内からキレイになる東洋的アプローチ #2

仕事をしている女性で、何だかの体のお悩みを抱えている人は多いものです。肩こり・首こり・生理痛・便秘・冷え性などは代表的なお悩みといえるでしょう。これらの症状は、病院に行くほどでもないので、なんとなくそのままにしている人も少なくありません。けれども、放置しておくと病気になってしまうこともあります。また、毎日気分がすぐれないので、美容面でも悪影響を及ぼすことに。どんなにオシャレなファッションとヘアスタイルで装っても、顔色が悪い・肌が荒れている・目が濁っていて輝きがない……などの不健康な状態では「キレイ」とはいえません。健康的な美しさを手に入れるためにも、きちんと自分の不調に向き合ってみましょう。

女性に多い体調不良は東洋医学の得意分野

体調不良を撃退!東洋的アプローチ

仕事をしている女性に多い体のお悩みには以下のような症状があります。

  • 便秘
  • 冷え症
  • 生理痛
  • 頭痛
  • 肩こり、腕こり、腰痛
  • 耳鳴り、めまい
  • 貧血

また、それ以外にも「説明のできない不調」で悩んでいる女性も少なくありません。

  • 朝起きられない
  • すぐに疲れる
  • 長時間寝ても疲れが取れない
  • 夜眠れないのに昼間眠くなる
  • 暑くないのに緊張すると汗をかく
  • すぐイライラする

このような病気とはいえない不調に悩まされ、働く意欲が衰えてしまう人もいます。これらは「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と呼ばれ、病院で診察や検査を受けても原因が特定できないことも多い症状です。自律神経の乱れによることも多く、症状がひどい場合は精神安定剤や鎮痛剤などを処方されることもあります。

東洋医学では、不定愁訴の改善は得意分野だといわれています。ひとりひとりの体質や経絡の「気」「血」「水」の流れをみて、その人にあった治療をほどこし、体全体の治癒能力を高めます。たとば、本人に自覚はないけれども、体全体が内臓レベルで冷えていて、それが原因で経絡の流れが滞り、耳鳴りやしびれを引き起こす……ということがあります。その場合は、「冷え」を取り除き、体に熱を戻すことによって症状を改善に導きます。

経絡と内臓の関係とは?

体調不良を撃退!東洋的アプローチ

経絡は「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」ともつながっているといわれています。五臓六腑とは、肝臓・心臓・脾臓(ひぞう)・肺臓・腎臓の五つの「臓」と、胃・小腸・大腸・肝・膀胱(ぼうこう)・三焦(さんしょう)※の六つの「腑」を指します。経絡上には、これらのツボがあります。経絡治療では、胃が痛いと訴える患者さんの胃を直接押したり刺激したりはしません。胃に関連性のある経絡上のツボを刺激することによって、「気」「血」「水」の流れを整え、免疫力や治癒能力をアップして病気を改善に導くのです。

※三焦…東洋医学の概念で、特定の器官を指すのではなく、摂取した食べ物や飲み物から得た気・血・水を全身に行き渡らせ水分代謝をスムーズに行う「働き」のことを指す。

体に悪影響を及ぼし不調を招く3つの原因

東洋医学では、体に悪影響を及ぼすものに大きく3つあると考えます。

  • 季節の自然現象による「外因」
  • 精神的なものが影響する「内因」
  • 個人の不摂生による「不内外因」

特に、大きな影響力がある「外因」は「六淫の邪気(とくいんのじゃき)」と呼ばれ、暑さ・寒さ・乾燥・湿気・太陽光線による日焼け・気温の変化を指します。「内因」は「内傷(ないしょう)」と呼ばれ、喜び・怒り・憂い・思う・悲しむ・驚く・恐れるという七つの感情を指し、さらに「不内外因」とは、健康的な食事を意識せず自分の好みだけの偏った食生活を続けて行くことを指し、健康面にも美容面にも悪影響を及ぼします。

食事内容と健康・美容の関係性

「不内外因」といわれる不摂生は、五臓六腑に悪影響を与え、「気・血・水」にも影響します。「不内外因」は「飲食不摂」とも呼ばれ、6種類に分かれます。

  • 過飢…食べ物や飲み物が不足して気・血・水が作れないために体力や抵抗力が衰える
  • 過飽…食べ過ぎで消化不良を起こし、胃腸機能が損なわれる
  • 飲食不潔…腐ったり傷んだものを食べて下痢や嘔吐、腹痛を起こす
  • 過食生冷…冷たい食べ物や飲み物を食べ過ぎて体内に冷えを生じ、過剰な水分が増え下痢を起こす
  • 過食辛辣…辛いものを食べ過ぎて体内が乾き、うるおいを失った状態。胃腸に熱がこもるので痔の原因になる
  • 過食肥甘厚味…脂っこいもの、甘いもの、味の濃いものは胃腸に熱と湿を作り、下痢・むくみ・腫瘍などを引き起こす

腹八分目に気をつけて、栄養バランスを考えることで「気・血・水」の流れが滞ることを避けることができるのです。
自分の不調をじっくりと観察してみてください。たとえば、冬の寒い日に薄着をして体を冷やし(外因)、つねに怒りを抱え込みストレスをため(内因)、ストレス解消!を言い訳に大量のスイーツを食べる(不内外因)……というようなことをしていませんか?外因・内因・不内外因の3つが揃って今の体調不良を引き起こしているのです。
「簡単セルフケア!体の内からキレイになる東洋的アプローチ#3」では、自分の不調の原因を見つめ直し、自分でも自宅でできる改善方法などをご紹介します。

文/sapuri

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