決められない人、急増? お客様から同僚まで優柔不断対処法

何をするにしても、「どれにしようか、どうしようか、なにがいいか…」などといつまでも悩んでしまって決められない優柔不断な人。周りを見回したら1人はいるものです。サロンで働くみなさんなら、お客様が優柔不断でなかなか決められなくて困った、という経験も一度ならずあることでしょう。そんな優柔不断な人には、上手に対処するコツがあります。

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優柔不断な人とは?

何かにつけて、決断するのが苦手な人は、慎重な人といえます。自分で何かを決めて、失敗するのが怖いのです。これは、選択肢のすべてが良い、または悪いように思える状態でもあり、すべてを解析して選びたいと思っている完璧主義の一面もあります。
また、どの選択肢もあきらめたくなく、いいとこ取りしたいという、欲張りな部分もあるでしょう。
ただ、決して悪気があってなかなか決断しないわけではありません。そのことを踏まえた上で、対処しましょう。

優柔不断な人に接する心構え

優柔不断対処法

なかなか決められず、決めるのに時間がかかる優柔不断な人は、多かれ少なかれ、そのことに対して申し訳ないと思っています。
だから、あせらせたらいけません。せかすような真似も厳禁です。
特に、お客様が相手の場合は、こちらものんびり、辛抱強く、相手が決断するのを待ちましょう。優柔不断なお客様だと思ったら、心の中で深呼吸して、ゆったり構えます。
決してイライラしたらいけません。それは必ず相手にも伝わります。そうなると、次回につながらなくなってしまう可能性もあります。

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選択肢を少なくしてあげよう

優柔不断対処法

優柔不断な人は、選択肢が多ければ多いほど、選ぶという作業に呆然としてしまう場合があります。
だから、選択肢を少なくしてあげることも効果的です。付き合いの長い同僚などなら、相手の好みを把握しているので、相手が好きそうな選択肢を2つか3つ程度並べてあげます。初めてお客様だった場合なら、その日のファッションを見たり、いくつか質問したりして、好みを探り、選択肢を少なくしていきます。選択肢が少なくなれば、優柔不断な人も比較的選びやすくなります。

時間がたっぷりあると選びにくくなる

優柔不断な人は、選ぶ時間があればあるほど、決断できなくなってしまいがちです。
だから、時間を区切ってあげるのも対処法といえます。このとき、決してせかしてはいけません。最初に、何時まで、または何日までに決めてね、などと指定しておくことも効果的です。
しかし、お客様が相手の場合は、のんびり辛抱強く待つしかありません。こちらで時間指定しにくいものです。その上で、お客様自身がなかなか決められないことに焦ったり苛立ったりしている様子が見えたら、その時は少しリードしてあげましょう。

リードも大切

優柔不断な人も、好きで優柔不断でいるわけでも、なかなか決めないわけでもありません。
だから、決められないことに、自分自身が焦ったり苛立ったりすることもあります。そのような場合は、少しこちらでリードしてあげましょう。付き合いの長い同僚などの場合は、時間がない場合など特に「じゃあ、こっちね」とこちらで決めてしまっても良いでしょう。
ただ、いつもこちらで決めてしまうと、「どうしていつも・・」と不満がたまってしまいます。時間がないとき以外は、相手の意向も汲んだ上のリードを心がけましょう。
お客様が相手の場合は、リードするといっても、お客様自身が選んだと思わせなければなりません。「勝手に決められた」という印象を植え付けてはいけません。相手の性格や生活パターンなどを質問しつつ、「それなら、こちらでもいいかもしれませんね」「個人的にはこちらが好みですが、こちらも素敵ですね」などと、結果どれを選ばれても批判がましくならないよう伏線を引いた上でリードし、あくまで、お客様自身に決めてもらうことがポイントです。
優柔不断な人は、どこにでもいるので、決して特別だと思わないようにしましょう。面倒くさいから、全部こちらで決めてしまえ、というスタンスもよくありません。悪気があって、なかなか決められないわけではないので、特別に時間がない場合などをのぞいては、決してせかすことなく、ゆったりと余裕を持って対処しましょう。

文/sapuri

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