時間単価が2倍以上になる、生産性アップの切り札。次世代「羽エクステ」がもたらす価値| 寺本俊介さん×島川令さんインタビュー
労働集約型の仕事である美容師にとって、売上や生産性の向上は永遠のテーマ。そんななか注目を集めているのが「羽エクステ」です。
「羽エクステ」はこれまで主流だった「シールエクステ」に比べて約6倍という高単価ながら、施術時間は1.5~2時間程度と時間生産性の高さが魅力。さらに自然な仕上がりの実現や再利用ができることにより、リピート率も上げることができる技術です。
とはいえ近年では、「羽エクステ」に安易に手を出した美容師が技術、知識不足により正しくないつけ方をしてしまったり、安価な毛質の「羽エクステ」をつけてしまったりすることでお客様の信頼を損なうケースも少なくありません。正しい知識と技術を身につける重要性が高まっています。
今回は、エクステの販売や開発にも携わるL. OSAKA 心斎橋の寺本俊介さんと、大阪で「エクステ専門店R」を運営し、「羽エクステ」の導入によって時間生産性を倍以上に高めた島川令さんにインタビュー。
「羽エクステ」の魅力、そしてお客様との信頼を築きながら生産性を上げる方法、その考え方や身につけるべき力について、詳しく伺いました。

株式会社L
寺本俊介さん
ブリーチ・エクステ特化サロンやメンズサロン・郊外密着型サロンなど幅広く展開するほか、エクステメーカーとしてオリジナル商品「エルエクステ」を日本全国、海外で販売。 美容師目線のエクステは現場の声を反映し作られている。エクステのセミナーや研修を国内外含めて100回以上開催しており、島川さんと並んでエクステ講師の第一人者。羽エクステをはじめ「染めるエクステ」文化を発信中。
株式会社RSK
島川 令さん
「エクステ専門店R」の経営者であり、「羽エクステ」の施術数が1,000人を超える現役プレイヤー。また講師として国内外での技術指導にも注力。「エクステで人生が変わる」をコンセプトに、技術とマインドを伝えている。
高単価で時間生産性を上げられる「羽エクステ」とは

―― 本日はよろしくお願いいたします。まずは「羽エクステ」とはどのような技術なのか教えてください。
寺本:現在、日本で主流となっているのはシールでエクステを髪に貼り付ける「シールエクステ」ですが、「羽エクステ」は先端が輪状になっていて、専用の器具を使い編み込むように装着する仕組みになっています。
編み目が目立ちにくく、異物感が少ない。地毛への馴染みがよいのが特徴です。
また、「シールエクステ」は一度外すと再利用できませんが、「羽エクステ」はサロンでリペアを行うことで繰り返し使えます。その使用に耐えられるよう、毛質にもこだわって作られているのも大きな特徴です。
――「羽エクステ」を学ぶことは、美容師にとってどんなメリットがあるのでしょうか。
島川:高単価と高生産性の両立を叶えることができます。「羽エクステ」の価格は10万円ほどで、シールエクステの約5~6倍。にもかかわらず施術時間は1.5〜2時間ほどなので、時間単価が非常に高いのが大きな魅力です。
――寺本さんの視点ではいかがですか。
寺本:経営者目線で見ても、時間生産性が非常に高く、サロンの売上の柱になり得る技術です。私はシールエクステの販売にも携わってきましたが、かつてブームになったシールエクステは現在、価格が下がってしまっています。
一方で高品質な羽エクステは高価格なうえ、技術者がまだ少なく、差別化にもつながります。正しい技術を身につけることで、時間生産性を大きく高めることができるのです。
――島川さんは「羽エクステ」の技術を身につけたことで、どのような変化がありましたか。
島川:以前、「シールエクステ」を扱っていたときは私個人の月の売上が300万円ほどでした。羽エクステ導入後は勤務日数を半分に減らしましたが、個人売上は約400万円に増加。時間単価を計算すると倍以上になっています。
美容師の仕事は労働集約型ですが、空いた時間でセミナー講師としての活動や発信にも力を入れられるようになり、美容師としての可能性が大きく広がったと感じています。
――効率と収益、どちらも向上したのですね。
島川:はい。さらにお客様のリピートが増え、新規集客に追われなくなったことも大きいです。「羽エクステ」は、装着部分が髪の伸びとともに下がるため、約2カ月ごとに上部へのつけ直し(リペア)が必要になります。
つまり、初回の施術を担当するということは、「羽エクステ」がきれいに維持できる約1年の間、継続的にお客様との関係性を築けるということです。
お客様は初回に決して安くはない「羽エクステ」を購入されるため、これを無駄にしたくないという思いも働き、定期的に通ってくださいます。結果として私のお店のリピート率は40%から60%に向上しました。
正しい技術×発信力で、選ばれる美容師に

――島川さんは「羽エクステ」の技術を、どのように身につけられたのでしょうか。
島川:「羽エクステ」はもともと中国で生まれた技術で、私はその第一人者が来日した際に直接指導を受けました。
その後も自主練習を重ね、定期的に動画を送ってフィードバックをもらうなど技術を磨いてきて、今があります。
現在の私の施術数は1,000人を超えており、これまでの経験でお客様の毛質や頭皮の状態、デザイン、ライフスタイル、お客様の悩みに合わせた最適な提案を瞬時に行えるようになってきました。これが今の私の強みです。
――習得には継続が欠かせないのですね。寺本さんはどのようにお考えですか。
寺本:「羽エクステ」は独自の技術が必要で、反復練習が欠かせません。一度覚えれば作業自体はシンプルですが、エクステが解けないように、それでいて髪への負担がないようにするには、日々の鍛錬によって精度を高めていく必要があります。
最近は「羽エクステ」の知名度だけで安易に手を出す人も増え、動画を見ただけで施術をしてしまい、間違った取り付け方をしてトラブルになるケースも多いんです。実際、そうした「お直し」で来店されるお客様も少なくありません。
――どんなトラブルが起こるのですか。
寺本:装着が甘く根元からずり落ちてしまったり、逆に強く結びすぎていてリペアに時間がかかってしまったり。ですから、自己流で練習するのではなく、定期的に第一人者のもとで正しい技術を学ぶことはとても重要です。
せっかく自分の武器となりうる技術なのに、誤った方法ではお客様の信頼を損ないますし、「羽エクステ」そのものの価値を下げてしまう可能性もあります。
――最後に、美容師が「羽エクステ」を学ぶうえで意識すべきことを教えてください。
島川:今後、「羽エクステ」の技術を身につける美容師は確実に増えます。だからこそ、単に「付けられる」だけではなく、正しい知識を持ち、継続して発信していく「発信力」を持つことがとても大切です。
「この人につけてもらいたい」と思ってもらうには、技術力だけでなく、情報のアップデートやブランディングも欠かせません。私のセミナーではこういった発信力やマインドについてもお伝えしています。
技術と発信力、その両輪で自分の価値を高めていくことが、これからの美容師の強みになるはずです。
寺本:本物の情報を手に入れることが大切だと感じます。僕は本場、中国で身につけたノウハウや技術を、日本人の骨格、髪質、ライフスタイルに合わせて昇華させてきました。
海外の情報は言葉の壁があり、真偽の判断が難しいですが、僕は中国語を学んできたのでその判断ができます。正しい情報を元に、正しい努力を重ね、知識や技術を身につけてほしいと思います。
「羽エクステ」の技術を身につけるべき3つの理由
1.高単価 × 高生産性を両立できる仕組み
2.お客様の満足度を上げる高クオリティを実現
3.希少価値の高い技術を発信し、影響力を広げられる
寺本さん、島川さんの技術を直接学べるチャンス!
今回お話を伺った寺本さん、島川さんの羽エクステのテクニック。その技術や発信力、必要なマインドなどを余すところなく学べるオンラインセミナーのHAIRCAMPにて開催が決定!
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【日時】 2025年11月26日(水) 19:00~22:00

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