ヨガインストラクターのオーディションは何をするの? オーディションの流れと内容を解説します

ヨガオーディションという言葉は、一般の方の話ではなかなか聞くことがない言葉かもしれませんが、ヨガインストラクターとして就職する方の中では一般的に聞く言葉です。

ヨガインストラクターとして生徒にヨガを教えるためには、自身の向上心がとても大切になってきます。

ヨガを通して生徒を健康に導く、ヨガインストラクター自身も自分を磨くという心得を持ってオーディションに挑むことが大切です。

このようなヨガインストラクターのオーディションですが、どのようなことをするのか?どのような内容なのか?など気になる点がいくつかあると思いますのでご紹介します。

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ヨガインストラクターのオーディションとは?

ヨガインストラクターがスタジオなどで勤務する場合、フリーランスとして契約をする時など、オーディションと呼ばれる採用試験が行われることがあります。

一般職でいうところの、就職試験と捉えればイメージが湧きやすいかも知れません。その際、そのスタジオによって履歴書などが必要になる場合もあります。

オーディションの方法はスタジオによって異なり、応募者全員でまとめてする場合(集団オーディション)と、個別で一人一人する場合(個人オーディション)があるようです。

オーディションまでの流れ

ヨガインストラクター協会や、ヨガインストラクターの派遣会社、フィットネスクラブなど、さまざまなところで募集をしていますが、どのようなオーディションを開催しているのか気になりますよね。

一般的な求人サイトはもちろんのこと、ヨガ、フィットネスの専門求人サイトも存在しているので、そのようなサイトを利用して求人を探すのが効率的ではないでしょうか。

1.募集要項・応募資格をチェック

スクールやスタジオで正社員として勤務をするのか、フリーランスの講師として時間で勤務するのか、勤務時間は一日何時間なのかなど、勤務時間の部分も気になりますよね。

年間の休みはどれぐらいなのか、交通費や住宅手当や時間外手当などの待遇はどのようになっているのかなど募集要項・応募資格のチェックは必須です。

ヨガインストラクターの新卒採用、中途採用、そしてフリーランスの業務委託などの募集を行っているスタジオAMI-DAを例にあげると、新卒採用・中途採用は未経験からのスタートで応募がOKなのですが、フリーランスのインストラクターのみ有償レッスンの経験者の募集でオーディションでの審査をしています。

2.オーディションにエントリー

募集要項・応募資格をチェックして自分の希望する内容のスクールやスタジオを見つけたら、まずはエントリーしましょう。

エントリー方法は、電話での問い合わせ、webでの問い合わせなどがあります。
電話での応募の場合は電話対応、履歴書など書類の書き方などで人間性や一般常識がチェックされるので慎重に行いましょう。

書類選考でチェックされるのは経歴になりますが、インストラクターになるための意気込みなどを書くことで好印象を与えることができます。オーディション用の写真も携帯電話の写真などではなく、レッスン用のウエアを着用しカメラマンが撮影した写真を添付すると好印象なのでおススメです。

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オーディションではどんなことをする?

エントリー後に書類審査が行われ、書類審査を通過した方がオーディションに挑むことが出来ます。それではオーディションの流れを2通りご紹介します。

集団オーディション

ごく一般的なスタイルは、他のオーディション参加者を生徒に見立ててオーディション時間内に模擬レッスンをし、審査する方法です。他の参加者に的確なアジャストを行いましょう。

集団面接をするスタジオもあるので、応募する時はしっかりと応募要項をチェックすることが大切です。

集団オーディションの場合は、他の人の模擬レッスンを生徒として受けている時の姿勢などもしっかりと見られることもあるので、自分の持ち時間外も試験時間と変わらない姿勢で挑みましょう。時間的には約10分程度の時間で行うところが多いです。

個人オーディション

審査員が生徒役になって模擬レッスンをし、それを審査される場合と、ヨガだけ見られる場合がありますが大半が前者になります。生徒役をしてくれる審査員に対して的確なアジャストを行いましょう。

個人オーディションは集団オーディションに比べて審査員との距離がとても近くなります。緊張の度合いも高くなるでしょうが、自身を精一杯表現出来るチャンスです。

時間的には集団オーディションと同様約10分程度のところが多いです。

実技選考

スタジオやスクールでインストラクションやポージングなどをします。

どのようなポーズを行うかは、そのスタジオごとに違ってきますが、自由に決めてよいところが多いのでわかりやすく的確なポーズを鏡などに写しながら練習しておくと良いでしょう。

服装なども決まってはいないことが多いですが、ヨガインストラクターとして正しく筋肉が使えているか、間接や骨を使えているかを審査出来るようにボディラインのわかる服装を指定される場合もあります。ヨガウェアとしてレギンスを着用するのが無難ですね。

面接

面接官と、一対一で面接をします。スタジオによっては、面接時間に筆記試験をするところもあるようです。

集団オーディションに比べて個人オーディションの面接は、かなり詳細まで聞かれることも多いのですが、質問に対して正直に誠実に一つ一つ答えていきましょう。

オーディション対策は必要?

実技オーデションでは自己の模擬レッスンを披露することになるので、客観的に見てどうなのか?という点を考えなければなりません。

インストラクター未経験の方であれば尚更、自分流のレッスンを確立出来ていないでしょうから、そういった面も含めて対策を取ることをおすすめします。

また、事前にスタジオの下見をして施設の雰囲気を見ておくことや、ホームページでスタジオの関連事業などをチェックしておくことも大切です。

ヨガ動画で研究

動画投稿サイトには、多くの動画が投稿されています。

ヨガインストラクターの方も、さまざまな動画を投稿しているので、どのようなレッスンをしているのか研究しつつ、レッスンをしながら話す言葉などを参考に自分流を作り出しましょう。

自分の声を録音したり、レッスンを録画する

スマホのボイスメモなどを使って、自分の声を客観的に聞いてみてるのも一つの手です。

聞き取りやすいか、しっかりと意味が通じポーズを取ることが出来るかを確認したり、録画した自分のレッスンを見て姿勢が悪くなっていないか、笑顔でポーズが取れているか、などを確認しましょう。

色んな先生のレッスンに参加する

人気のある先生のレッスンに参加して、どのようなところに人気の秘訣があるのかを確認してみましょう。

その先生ごとに違うレッスン内容や、話し方などを調査すると何かしらの発見があるでしょうし、良い勉強になるはずです。

オーディションの合否を分けるポイントは?

経験やスキルはないよりはもちろんあった方が良いに決まっていますが、それよりもまずは、「自分を磨きあげていきたい」「このスタジオでどのようなヨガレッスンをしたいのか」などヨガに対する本気の熱意が大切です。

ヨガインストラクターとして正しいヨガの知識を持っているか、ポーズを取る時の説明が的確かどうかも重要なポイントです。

自分が生徒だったら、どのようなレッスンを受けたいかという逆の立場に立ってレッスンを作り上げていくことも大切です。

そして、もう一つのポイントとして「アジャストが的確に出来るかどうか」という点があげられます。

アジャストが強くて痛かったりすると、安心感を与えるはずのアジャストがヨガへの恐怖心を植え付ける原因になりかねません。

アジャストとは?

簡単に言うと、その時に行っている「ポーズのエネルギーの流れる方向をあえて変えること」で、アジャストは、身体にかかる負担を軽減したり、ケガを予防することに繋がるとても大切な行為です。

間違ってはいけない解釈として、ポーズの姿勢を「直す」「正す」目的ではないということ。そして、もっとも大事なことは「相手の表情を見ながら行う」ことです。

オーディションはどれくらい実施されてる?

ヨガインストラクターのオーディションは全国各地のヨガスタジオやヨガスクール、ヨガ協会などで実施されています。

正社員、パート、アルバイトなど雇用形態や勤務時間なども記載されているので、豊富な求人から探すことが出来ます。

まずは希望の勤務地を決めてから検索をし、オーディションの詳細はスタジオや協会で違ってくるので、しっかりと問い合わせをしてからエントリーしましょう。

オーディションでチャンスが広がる! まずは自分の働きたいスタジオを探そう

ヨガインストラクターはオーディションでヨガの実践、模擬レッスン、面接を突破して初めてヨガインストラクターとして働くことが出来ます。

生徒の前で注目を浴びながらレッスンをしているインストラクターは、生徒にヨガを教えるためのオーディションを受けてしっかりと合格を認められた信頼のおける方だということです。

オーディションとなるとドキドキする気持ちもありますが、ヨガインストラクターになりたい気持ちがある方なのであれば、先生役になってレッスンをしてみるオーディションは良い経験になるでしょう。

明るく元気なことはもちろんのこと、相手にわかりやすい説明や的確に物事を伝えることをしっかりと身につけてオーディションに挑みましょう!

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