こだわりが光る! サロン専売ヘアケア名鑑『HONEY HAIR OIL/HONEY』
サロンのこだわりが垣間見える自社開発のヘアケア剤。配合成分が珍しいもの、パッケージにこだわりがあるもの、開発者の想いが込められているものなど、そのラインアップは実に様々です。
ここでは、各サロンで開発されたヘアケア剤について、開発者にインタビューを実施。毎回様々なヘアサロンの専売商品をご紹介します。「自社開発したい!」「他社のこだわりを知りたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。
今回は居心地のいい空間作りファンが多いヘアサロン、HONEYが開発した「HONEY HAIR OIL」をご紹介します。
「HONEY HAIR OIL」を開発したのは…
HONEY オーナー/デザイナー 吉田遼平さん
エビスビューティカレッジ卒業後、GARDEN入社。2014年に独立し、6名の有志たちと表参道にヘアサロンHONEYを設立。
「既存の甘い香りとは違う、温かみのある心地いい香りにこだわりました」
—-商品開発に携わったきっかけを教えてください。
表参道にオープンしたサロンの近隣に、偶然にも開発メーカーさんがあったんです。表参道店の外観やホームページの企業理念などを気に入ってくださり、一緒に製品を開発することになりました。
—-『HONEY HAIR OIL』の特徴を教えてください。
いちばんのポイントは、ヴァーベナとサンダルウッドをメインにした爽やかな香りですね。甘さが立ちすぎるオイルとの差別化を図りました。
あとはパッケージデザインや配色、サイズ感、コストパフォーマンスなどすべてにおいて「こんなオイルがあったらいいな」と思えるポイントを盛り込みました。
—-それだけこだわりポイントが多いと、完成させる開発の苦労が絶えなかったのでは?
香りの調合には苦労しました。調合を繰り返しすぎて、もはや微妙な差が分からなくなってしまって…。スタッフやメーカーの担当者さんの声を考慮しつつ、最後は直感で決めました。
—-このヘアオイルはどんな髪質の方にオススメですか?
髪の広がりやパサつきが気になる方に、ぜひ使っていただきたいですね。濡れた髪のようなスタイリングにしたいけれど、ベタベタするのはイヤ…という方にもぴったりです。
このオイルはアウトバストリートメントとして使えばまとまりのある髪になるし、スタイリング剤としても重宝するはず。
持ち運びしやすいサイズのボトルで、手に取りやすいポンプタイプを採用しました。使い切りサイズなので「ちょっと試したい」という方も手に取りやすいと思います。
—-ヘアオイルの他にもシャンプーとコンディショナーの評判も上々とか?
シャンプーに炭酸を配合した『SPARKLING SHAMPOO』とアミノ酸にこだわった『アミノシャンプー』と『アミノコンディショナー』ですね。特に炭酸シャンプーには自信があります。清涼感がバランスよく、頭皮の臭いが気になる人や、スッキリ感が欲しい方にオススメです。
「泡立ちがいいだけではなく、泡の質にもとことんこだわりました!」
「あくまでも消耗品ということを念頭にコストパフォーマンスを重視しました。やさしい内容成分なので仕上がりもしっとり!」
サロン発のオリジナル商品を成功させる3つのポイント
オリジナル商品の開発を成功させる秘訣をまとめると…
1.既存品の長所と短所を分析し、差別化を図ること
2.ターゲットとなるユーザーの使用シーンを想定したデザインであること
3.サロンの雰囲気がパッケージからも伝わるデザインであること
ヘアサロンというより、まるで気心の知れた友人宅のリビングのような雰囲気のHONEY。オリジナル商品の『HONEY HAIR OIL』や『HONEYサロン SPARKLING SHAMPOO』のパッケージからも、サロンの洗練された雰囲気が伝わります。