「我以外皆師」の精神で強い組織を作る『Maison Beauty Face TOKYO』のコミュニケーション術に迫る

全国に79店舗を展開する『Beauty Face』。競争の激しいエステ業界のなかで女性のためのシェービング・エステ専門サロンを打ち出し、差別化を図ることに成功。そんな『Beauty Face』の大きな強みは、スタッフとのコミュニケーションにあるといいます。

今回は、どのようにしてスタッフと円滑なコミュニケーションを行っているのか、前編に引き続き『Maison Beauty Face TOKYO』店長の山崎登志子さんにお話しを伺いました。

定期的なコミュニケーションの機会をとり、スタッフの個性や思いを知る

————強い組織を作るために、『Beauty Face』ではどのようなことを行っていますか?

「大切にしているのはスタッフ同士のコミュニケーションを密にとることです。月に1回の個別の面談や、6カ月に1回、店舗ごとに『飲みニケーション』という名の懇親会を開き、スタッフ1人ひとりときちんと向き合う時間を作っています。『飲みニケーション』の費用は会社持ちで、必ず開催している社内行事です。

私とスタッフは親子ほど年齢が離れているので、肩の力を抜いて会話をできる場を作ることで、それぞれのスタッフの個性や思いがわかりマネジメントにも役立っています」

————日常の業務のなかで、スタッフのコミュニケーションを向上するために取り組んでいることはありますか?

「サンクスカードを導入しています。これはスタッフ同士が感謝したい時に、スタッフルームに用意されたボックスにカードを書いて入れておく仕組みです。シフトなどでなかなか会って話す機会がない時や、業務が忙しいなかでも『こんなことが助かった』と伝え合うことで、お店の雰囲気の改善につながっています。感謝をされる経験を重ねることで、『誰かのために仕事をするのは、こんなにもやりがいにつながるのか』と実感できる効果もありますね。」

年齢やキャリアに関係なくお互いを尊重

————ほかにもコミュニケーションが図れていることで、プラスになったことはありますか?

「お客さまからご指摘を受けた時にも、上の役職の人間がトップダウンで対応を決めるのではなく、スタッフ間で話し合いをして、それぞれが改善方法を考える主体的な行動ができていると思います。

以前お客さまから『メイクブースの横に人通りがあって落ち着かない』とご指摘をいただいたことがありました。しかし、消防法の関係でどうしても通路との間をふさぐことができませんでした。そこでスタッフで案を出し合い最終的にはカーテンを使い目隠しを作ったところ、お客さまがよろこんでくださりスタッフの自信にもつながりました。

お客さまからご指摘をいただけるというのは、ここが好きで通いたいという思いがあるからこそだと思いますので、本当にありがたいことです。すべてが完全に改善できるわけではありませんが、言いにくいことを言ってくださったお客さまのためにも少しでも改善できるよう努力しています」

————スタッフとの関わりで気をつけているのはどんなことでしょうか?

「年齢やキャリアに関係なく、周りにいるスタッフから学ぶ姿勢を大切にしています。これは会社の理念にもなっている『我以外皆師』という言葉にも表れていて、『自分以外はすべて師であり学ぶべきところがある』という意味です。

私自身、店長という役職がありますが弱気になってしまいスタッフに励まされ支えられることがたくさんあります。この理念は会社全体に浸透しており、それを一番体現しているのが社長です。近寄りがたさが一切なく、常に周りにいるスタッフからも学ぼうとしていて心から尊敬しています」

————山崎さんが人材育成のポイントにしていることがあれば教えてください。

「『人はそれぞれ違う』という当たり前のことを、常に意識しています。スタッフを育てることは育児と一緒で、セオリー通りに接したから全員に効果があるというものではありません。きちんと言葉にしたほうが響くスタッフもいれば、自分で気がついてもらうほうが効果的なスタッフもいます。その見極めがとても大切ですね」

シェービングを通して女性を美しく

————研修制度が充実しているとお聞きしましたが、どのような研修があるのですか?

「マネジメント研修、マナー研修、店長研修、会社方針を社長から直々に聞くような研修もあります。研修と懇親は必ずワンセットになっていて、研修ではしっかり学び、その後はざっくばらんにみんなで話すという機会を設けていますね。懇親会の席で他店のスタッフと話し、こんなメニューがよろこばれたなど事例を共有してもらえることも多く刺激になっています」

————最後に今後の目標を教えてください。

「ここにきて本当によかったと思ってもらえるような、お店作りを続けていきたいです。美容効果はもちろんのこと、癒しのひと時も提供しお客さまによろこんでいただけるように、さらにがんばっていこうと思っています。『Beauty Face』としては、シェービングをもっと社会に広げ、お客さまの美しさのお手伝いをしていくことが目標です」

強い組織を作るスタッフコミュニケーション術の極意

風通しのいい社風で、スタッフが安心して働ける環境が整っている『Beauty Face』。スタッフコミュニケーション術の極意をまとめると以下の3つでした。

1.1カ月に1回の面談、6カ月に1回の懇親会で親睦を図る

2.「我以外皆師」の精神で年齢、キャリアに関係なくお互いを尊重し支え合う

3.サンクスカードを使って、忙しい時でも感謝とともにコミュニケーションを図る

ブログを使った発信にも力を入れており、季節に合わせた話題について記事を書いていると語ってくれた山崎さん。心の底から癒される高い技術力に触れたい方、シェービングの魅力に触れたい方は、ぜひ足を運んでみてください。

▽前編はこちら▽
ハートをつかむ接客は、確かな信頼関係と丁寧な施術から生まれる。『Maison Beauty Face TOKYO』の売上アップ術に迫る>>

Salon Data

Maison Beauty Face TOKYO

住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店 9F
TEL:03-3215-9076
URL :http://www.beauty-face.jp/

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