こだわりが光る! サロン専売プロダクト名鑑 『DeepLayer/ビューティーエクスペリエンス×H』
サロンのこだわりが垣間見える自社開発のプロダクト。配合成分が珍しいもの、パッケージにこだわりがあるもの、開発者の想いが込められているものなど、そのラインアップは実に様々です。
ここでは、プロダクトメーカーとサロンがタッグを組んだ製品や、サロンオリジナルの製品について、開発者にインタビューを実施。毎回様々なサロン専売商品をご紹介します。「自社開発したい!」「他社のこだわりを知りたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。
今回はプロから厚い信頼を寄せられているプロダクトメーカー、ビューティーエクスペリエンスと、20代を中心に幅広い年代に人気のヘアサロンHが共同開発した「DeepLayer」をご紹介します。
「DeepLayer」を共同開発したのは…
H.Company代表 小玉重太さん
1977年大阪府生まれ。大阪と関東のサロンを経て、28歳で独立。現在は東京、名古屋、大阪、札幌など全国に22店舗を展開するヘアサロンの代表を務めている。
「今回のリニューアルで、従来のダメージケア機能をよりパワーアップしました」
—-DeepLayerの特徴を教えてください。
2013年に誕生したこのブランドは、5つのステップでダメージヘアを補修するトリートメントシステムです。
傷んだ髪はダメージを修復すると同時に、ダメージにつながるリスクを取り除くことも重要です。実はシャンプーもそのリスクの一つ。そこでDeepLayerはシャンプーするときの摩擦を極力減らし、洗浄成分そのものに補修効果を持たせています。
流れとしてはまず、美容師がお客さまの髪をチェック。その後、施術内容やダメージレベル、ご希望の仕上がりに合わせて、ステップ1~5の流れに沿って髪の内部から表面まで順番に補修して、健康的で美しい髪を目指します。
—-今回のリニューアルポイントを教えてください。
ブリーチやパーマ、カラーの頻度が高いと、どうしてもダメージヘアが増えます。そこで、従来のダメージシステムトリートメントのケア機能を踏襲しながら、新しく美髪成分の浸透を高めるブースター機能を加えました。ほかにもシステムトリートメントの補修成分と保湿成分を従来品の3倍も配合しています。
ダメージ毛やブリーチ毛は絡まりやすく、きしみやすくなっています。そんな状態であっても、「自分史上最高にまとまる髪」をコンセプトに開発しました。
—-パッケージのデザインも香りもすごくお洒落ですよね。
性別を問わないジェンダーレスな「クラシックペアー&フリージア」の香りを採用しました。フレグランスをまとったようなラグジュアリーな香りが最大の魅力です。髪質を改善することで、なりたい自分を楽しんでいただけたら…と思っています。
—-ホームケア用は2種類ありますが、どう違いますか?
なりたい仕上がりに併せて、お選びいただけるようにしました。根元から毛先までおさまりのいい髪に整える「EXTRA GLOSSY」と、根元はふんわりさせて毛先はなめらかで手触りのいい髪に導く「EXTRA SLEEK」です。
ヘアカラーやパーマなどのダメージを気にすることなく、自分らしいヘアスタイルをお楽しみいただきたいですね。
—-ホームケア用に、もうひとつトリートメントがあります。これはどう使いますか?
サロンでの施術で使う「DeepLayer5」と同じ成分で、3日~1週間おきに、通常のトリートメントの代わりに使用します。DeepLayerのシステムトリートメントの効果を長持ちさせると同時に、カラー後のケアにもお勧めです。
「髪の表面をコートするのでケア効果が長持ちします」
サロン発のオリジナル商品を成功させる3つのポイント
サロン発のオリジナル商品を成功させるポイントをまとめると下記の3つでした。
1.誰が使っても分かりやすく効果をしっかり実感できること
2.髪を傷めるリスクを考え、軽減するための方法を考えること
3.サロンでの施術の効果をより長く保てる処方であること
ハイダメージ毛でもしっかり実感できる、最高にまとまる髪を追求したDeepLayer。今回のリニューアルによって、その効果はさらにバージョンアップしました。たとえ一つのブランドとして完成したものであっても、ニーズに合わせて常に進化し続けるところに開発者としてのこだわりを感じました。