学校生活はけしてラクじゃない!? 日々研鑽のリアルとは何か?早稲田美容専門学校 #3

おしゃれとセンスを求める若者から注目を集め、最旬のヘアスタイルを提供し続けている人気サロンの数々。

そうしたサロンを支えるカリスマスタイリストを生み出してきた『早稲田美容専門学校』を、全6回に分けて徹底的にリポート!

特筆すべき授業内容や、後進たちのがんばる姿をお届けします。

国家資格試験合格のために、朝から晩まで練習づくめの2年次!

生徒さん達
右から中條里咲さん、猪野健太さん、髙﨑葵さん。ともに美容科の2年に在籍。来春からの就職先が内定し、あとは国家試験に挑むのみ!

美容師国家試験の実技試験が行われる1月に向けて、2年次の学生たちは練習に余念がありません。そのため、アルバイトをする時間を削り、毎日のように学校に居残って、カットやワインディングを繰り返す日々。
まずはWASEBIの2年次のみなさんに、生活の様子を聞いてみました。

猪野「とにかく忙しい毎日です。専門学校は2年間しかないので、授業が毎日たくさんあるのですが、国家資格試験を控えた今は忙しさに拍車がかかっています。WASEBIは放課後にも学べる機会を設けてくれているので、積極的に参加するようにしています。100%インプットして、100%アウトプットできるように……難しいですが、それを目標に励んでいます。」

授業の様子

髙﨑「ホンネを言えば、もうちょっとアルバイトをしないと、生活がキビシーって思うんですけどね。でも試験を控えた今はもう、生活のメインはひたすら勉強あるのみ。『1日1頭』を目指して早起きして学校に向かい、休み時間は返上してひたすらカット練習。放課後も学校に居残りをして、ワインディングなど実技試験に向けて勉強しています」

中條「専門学校って……入学する前までは、もっとラクなイメージがあったんですよね。でも実際は……大間違いで(笑)。授業は朝から夜までビッチリだし、宿題はないけれど、国家試験対策のために遊んでいるヒマはナシ。でも、そんな生活が続けられるのは、美容師になりたいっていう夢を持っている学生が集まっているからだと思います」

猪野「確かに。毎日明るく楽しく元気に学校に通っていられるのって、多くの仲間がいるからだよね。課題が上手にできなかったり、勉強がわからなかったり、そうやって苦労していることも多いけど、一緒に悩んで学べる友達がいるから、乗り切ってこられたから」

授業の様子
後輩とのふれあいも、学校生活の楽しいところ。2年という短い間に、あらゆることを吸収します

中條「ほんと、たわいもない話をしているのが楽しいんですよ。美容の世界って『アート』のひとつなので、コレが正しいっていう正解がないじゃないですか。私とは違った考えや感性を持つ人が多いので、毎日刺激を受けています。コンテストや、発表会のたびに、クラスメイトや先生たちといろんな話をして……雑談の中から、発想を生み出してます!」

髙﨑「友達同士でヘアアレンジしあったり、作品を作ってスタイルブックを作ったり。そうした実地的な練習ができるのも、専門性が高い学校の良さですよね。みんなが同じ方向を向いているからこそ、高めあえる環境が生まれるというか」

髙﨑葵さん,中條里咲さん
友達同士でスタイリングの練習をすることも。仲間とのふれあいが、感性を磨く原動力に!

猪野「うん。一緒に高めあえるからこそ、苦手なことも頑張ろうって気持ちが沸くし、友達から遅れないように努力しようって思える気がする」

中條「みんなで挑めば……国家資格試験も、きっと大丈夫!!」

1年次の学生だって、努力努力の毎日なんです!!

鈴木毅樹さん,加藤実咲さん
美容科1年に在籍する、鈴木毅樹さんと、加藤実咲さん。来年度の国家資格試験を見据えて、毎日の予習復習に余念がありません

続いてお話をお聞きするのは1年次に在籍するおふたり。国家資格試験に合格することはもちろん、憧れのサロンへの就職を目指し、毎日が修行の日々だといいます。

鈴木「WASEBIに入ってから、自分自信の考え方が変わりました。とくに生活の中では、他人を観察することを意識するようになりました。クラスメイトのちょっとした変化や、何が可愛いと思われていて、どこからが可愛くないのか、そうした人の感情や感性に敏感になったように思います。自分のセンスを磨けるのは自分だけなので、常にいろいろな方向にアンテナを張り巡らせていきたいですね」

加藤「私は、2年次の先輩たちと同様に、出来るだけ早く学校に行き、放課後も出来るだけ遅くまで居残りをして練習するようにしています。コンテストが近いと仕込みがあったりして学校にいる時間が長くなるのですが、何もない時でも居残りをして、ワインディングの練習をしています。授業で学んだことをきちんと身に着けたいと思っているので!」

鈴木「やればやるほど上達する。それが分かってきたところなので何をしていても面白いんですよ!! シャンプーの授業もそう。相手が望む力加減が、最近、だんだんと分かってきたんです。人によってそうした加減を変えたり湯温を変えたりして、より心地よさを感じてほしいと思っているんですが、練習を重ねているうちに、少しずつですが理解できるようになってきました」

加藤「勉強をすることがこんなに楽しいことだったなんて、今まで思いもしなかった! というのが正直な感想です。来年はコンテスト等で評価がいただけるように、欲張りに頑張っていきたいですね」

――第4回では引き続き5人の学生のみなさんに、憧れている先輩美容師についておたずねします!

今は優れた先達たちの背中を追いかける日々。 いつか、追い抜くことを夢見て!早稲田美容専門学校#4 >>

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