通ったから分かる学校の「魅力」。そこから見えてくる将来の目標!マリールイズ美容専門学校 #4
日本初の美容専門学校として、大正14年に開かれたのが「巴里院講習所」。創設者であり、経営者であり、自ら教鞭をとり学生たちに教えたのは、当時、世界文化の中心であるパリから帰国したマリールイズ女史でした。日本に最先端の美容を伝え、日本の美容業界が花開くきっかけを作った女史の想いと知識、技術を現代につなげるのが、四谷三丁目に校舎を構える【マリールイズ美容専門学校】です。
その魅力を、全6回に分けて、あますところなく徹底リポート! 特筆すべき授業内容や、後進たちのがんばる姿をお届けします!
第4回目となる今回は、マリールイズ美容専門学校に通うふたりの学生さんから、実際にマリールイズに通ってみて感じた魅力と、将来の目標についてお話いただきます!
日本の伝統と西洋の文化、異なる2つを同時に学べる!
――マリールイズに通ってみて……ぶっちゃけたところ、どうですか?
黒井「最初はもう、本当にわからないことだらけだったので大変だったよね」
近山「そうそう。たとえば着物にしても、実際自分で着たことがあるのは浴衣くらいだったので、ひとつひとつの道具の名称を覚えるだけで精一杯!」
黒井「着付けの授業を初めて受けたときは……本当に本当に大変だったよね」
近山「先生がまず、ゼロの状態から着付けをするところを見せてくれて……そのあと、自分たちでやってみるんですけど、もう、最初から分からないことばかりで」
黒井「いかに早く手を上げて先生を呼ぶかで、学生たちの競争みたいになってましたから」
近山「マリールイズは少人数制なので、そこはすごく良いなぁって思いました。たとえばさきほど話した着付けの授業は、学生8人に対して先生が3名もついてくれるんです。ほぼマンツーマン状態で教えてもらえるので、分からないことを分からないままにせずに済みました」
――とくにおもしろかった授業、記憶に残っている授業は?
近山「ブライダル全般ですね! とくに、花嫁を実際に作り上げる授業が面白かったです。ドレスを選んで、ヘアを作って、メイクをして……自分自身で何かをやり遂げることは、高校時代まではなかなか経験できないことだったので、専門学校の授業ってなんて面白いんだろう!って思いました」
黒井「和装の授業も、大変だけど面白かったよね。『水化粧』とか、最初聞いたときは『え!? それなに!?』状態で……。ホホ紅をさした上に水で溶いた白粉を刷毛で塗っていく化粧法のことなのですが、この水化粧が、白無垢には本当に映えるんですよ」
近山「和装婚礼のメイクは、可能な限り左右対称にしなければならないので、そこはかなり細かく指導されましたよ」
黒井「人の顔は左右対象じゃないので、そこを補正するためにテクニックが必要なんですよね。とくに結婚式は写真で残るし、大勢の人が見るものなので、注意してもしたりないってことも教えてもらいましたね」
近山「“新日本髪”の授業も大変だったけど面白かったですね」
黒井「留め袖の着付けも楽しかった❤ 自分で浴衣や訪問着程度なら着られるようになったのは、収穫ですね~♪」
――おふたりの、将来の目標は?
近山「私は明治記念館、黒井さんは目黒雅叙園、どちらもマリールイズ美容専門学校の母体である『マリールイズ』に、就職が決まっているんです。来年からは、たくさんの花嫁さんのキレイを手助けできると思うと……今からとても楽しみです」
黒井「学校でかなり実践的なことを学んではいますが、私たちには経験と知識がまだまだ足りません。なので、目標というか……まずは、現場で必要なことをひたすら覚えたいと思っています。インターンシップに行ったとき、先輩たちが花嫁さんから、ヘアメイク以外にも結婚式の段取りやしきたりのようなことを聞かれていて、マリールイズの先輩はきちんとそれに答えていたのが印象的だったんです。ただ美容の知識を持っているだけでは、一人前のブライダルアーティストになれないことがわかりました!」
近山「いつの日か、ひとりの花嫁さんをすべてプロデュースをしてみたいですね。ドレス選びにアクセサリー選び、ヘアメイクまで、すべてを手掛けられるプロになりたいと思います」
黒井「私の夢はもうちょっと大きくて、実は、結婚式そのもののプロデュースをしてみたいと思っているですよ。花嫁さんだけじゃなく、会場の装飾とか、すべてを自分ひとりで手掛けてみたいと思っています。そこまで至るのは容易ではないと思いますが、マリールイズで学んだことを少しでも活かせたらうれしいですね」
――次回は、マリールイズ美容専門学校の、キャリア支援や、卒業生の活躍についてお届けします。
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